中目黒で絶品お鮨を楽しむなら、ココ！ : 鮨 つきうだ

この日は久しぶりにお鮨をいただくことに。予約していったお店は、最寄り駅から7、8分ほどですが、住宅街をぬけていったりするので、Google Mapなどで確認が必要ですが、自信がない方は、タクシーもありかと。

二部制のお店で、時間ジャストに着いたので、中から扉が開くのか数分待ったところ、開かない。どうしたものかと思っていたら、人がきて、中へあっさり入って行ったので続くことに。なんだ、入って良かったのね笑。著名人も訪れるお店のようです。敷居は高いけれど笑、お店の雰囲気はカジュアルで居心地が良いです。

入ってすぐ、靴をぬいで畳に上がります。カウンターがあり、奥に個室もあります。個室は常連客用のようです。

さて、こちらはコースのみなので、基本おまかせなので、ドリンクから選びます。大好きなハイボールと迷って、フェラーリ　ブリュット　オマージュをグラスで。飲みやすくさっぱりとした味わいで、食前酒代わりに。

コースでいろいろ出てきて、途中握りが入るそう。楽しみだよね。

煮だこ、かぶ、バイ貝の煮物。程よい塩梅の優しい味付けで、たこもかぶも柔らかい。

白身魚はすずき。ユニークないただき方で、お酒に梅干しをいれたタレでいただきます。肉厚で、淡白な味のすずきに、このたれがさっぱりと美味しい。

鰹。玉葱醤油で味付けされています。かいわれやみょうがも入って、少し辛みもあり、さっぱりしたお味。

秋刀魚。黄身酢という、卵黄が入った酢なのかな。大根で巻かれて、しゃきしゃきした食感と秋刀魚がよく合います。彩りも綺麗な一品。

次は握りだそうで、日本酒に切り替え。半合にしていただき、北海道のKAMIKAWATAISETSUにしました。北海道にも日本酒の酒蔵があるんですよね。北海道旅行でビールもウィスキーも工場見学に行っているのに、唯一日本酒の酒蔵だけ行けていないんだよね。　

吟風という北海道産お米を使った特別純米。辛口ですが、飲みやすさがあります。お鮨やお魚と合いますね。

握りは手でいただいたり、お箸を使ったり。ちなみに出していただいたおしぼりは、檜の香りがしました。最初の握りは、淡白な味のものから。しゃりが小ぶりですが、コースのメニュー数が多いので、あまりたくさん食べられない方は、しゃりを小さくしてもらっても良いかも。

かんぱち。間に塩昆布が入っていて、のちょうど良い塩気が、淡白の味を引き立ててくれています

真いか。既にちょっと塩がふってたり、いか本来の甘味があり、このねっとりとした食感が美味しい握り。

いかのゲソ。焼いてあり、箸休めにつまみでいけますね。

秋刀魚。こちらは蒲焼きでいいのかな。肝醤油で浸けこんで焼いてあるそうなので、そのままいただきました。香ばしく、ちょっと白飯が食べたくなる美味しさ。これからは、秋刀魚の美味しいシーズンも始まりますね。

お次も半合にしていただき、大好きな黒龍にしました。お～大吟醸。美味しいに決まっている日本酒。

赤身の漬けは美しく光っていました。赤身なのに、ねっとりとした甘さがあり、マグロ好きにはたまらない赤身。

ヒカリモノは、コハダ。以前はヒカリモノが得意ではなかったけれど、食べ慣れると美味しさに目覚めます。酸味がきいて、さっぱりした味わい。

小さな壺が出され、一緒に出てきたのが、鮑！なんと、肝スープにしゃぶしゃぶしていただきます。分厚い鮑に、舌鼓。柔らかく肝スープとの相性抜群。

肝スープが余って、もったいないなあ、飲んじゃいたいからスプーンをいただこうかな、なんて思っていたら、もちろんこんな贅沢なスープをそのままにしておくわけがない。

お米とたくさんのバフンウニが投入され、リゾットに早変わり。お寿司屋さんで、リゾットをいただけるとは想定外でした。肝スープに雲丹が入って、贅沢この上ない一品は、文句無しの美味しさでした。

箸休めの赤かぶのお漬け物。しゃきしゃき食感。

のどくろの手巻き。表面がパリっとして、これも贅沢な手巻き。のどくろの美味しさがダイレクトに味わえます。

大好きな海老は、車海老。赤が美しく、茹でたてなのか、ちょっと身が温かく、海老の旨味が堪能できる一品。

大将に、手を出してといわれて出すと、ムラサキウニの握りをのせていただきました。雲丹の量が半端なく、大量なんてすけど。こんな贅沢な雲丹の握り、あります？？？雲丹のあまりの美味しさに、もう一貫おかわりしたくなりました。

鱧のあんかけは、毛ガニの身入り。ふっくらした柔らかい鱧と、優しいあんかけの味がマッチング。鱧もこれからが美味しい季節ですね。

アジ。全くくさみもなく、食べやすい握り。甘さすら感じる、脂がよくのった握り。焼いていただくことが多いけれど、握りもアリ。

キノコのおひたし。数種類はいっていたかな、キク？食用花も入って、鰹節の風味が良かったです。

大好きな中トロ。見た目に大トロ？とも思ってしまいましたが、とろりととろけるような甘さが絶品！もう一貫いただきたくなる美味しさです。

太刀魚の塩焼きは、栗と銀杏、紅葉が添えられ、暦の上では秋を体現したような一品。香ばしく焼かれた太刀魚は、
淡白な味ですが、塩で味が引き立っていました。

〆の握りは、穴子。お味噌汁も一緒に。少し甘めで、ふっくらした身が美味しかったです。

品数が多く、もうホントにおなかがいっぱい！どれも絶品でした。落ち着いた雰囲気で、ゆっくりと味わいながら、お鮨を堪能できました。

ごちそうさまでした。