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アリス・フォーンさんの他のお店の口コミ
店名 |
ヴェール エ ブラン(Vert et Blanc)
|
---|---|
ジャンル | ビストロ、ジェラート・アイスクリーム、ワインバー |
予約・ お問い合わせ |
03-3753-3439 |
予約可否 |
予約可 お店が小さいため、ご予約いただけますと幸いです |
住所 | |
交通手段 |
池上駅(北口)から2~3分 池上駅から245m |
営業時間 |
|
予算 |
¥5,000~¥5,999 ¥1,000~¥1,999 |
予算(口コミ集計) |
¥6,000~¥7,999
~¥999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 電子マネー不可 |
サービス料・ チャージ |
サービス料・チャージ料なし (カード利用時のサービス手数料5%) |
席数 |
16席 (カウンター4席、テーブル12席) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙
外の椅子でOK |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間、カウンター席あり |
ドリンク | ワインあり、ワインにこだわる |
---|---|
料理 | 野菜料理にこだわる、魚料理にこだわる |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 隠れ家レストラン、一軒家レストラン |
サービス | お祝い・サプライズ可、ソムリエがいる、テイクアウト |
ホームページ | |
公式アカウント | |
オープン日 |
2009年1月7日 |
備考 |
【ホームページ】 |
お店のPR |
東京都大田区池上本門寺通りのカジュアルフレンチンレストラン
<気軽で、居心地の良い 落ち着けるアットホームな美味しいビストロ>をコンセプトに帝国ホテルで10年勤めたオーナーシェフ・ソムリエが 2009年1月7日に念願のお店~ヴェールエブラン~をOPEN。 緑の看板と白いお店が目印です。自然派のワイン、市場で仕入れる新鮮な魚介類、旬な野菜やフルーツ、契約農家から届くマッシュルーム、西洋野菜 <心体に優しいビストロ料理>一人のお客様もワインバー的にも楽しめるお店です! |
初投稿者 |
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池上、数年に1度来るか来ないかの街である。
所用で来たが昼時になのでランチの店を探す。
フランス語で緑と白という店名のフレンチに行くことにする。
店に着くと自転車が停まっている。
地元の主婦の使っている店の様だ。
それなら悪くないだろう。
ドアを開け足を踏み入れる。
小体な店だ。
カウンター5席、4人掛けテーブルx2、2人掛けテーブルx1。
カウンターの上には色々置かれ雰囲気がある。
当然カウンター席を希望する。
ランチメニューは以下の5種類と多くない。
ポテトグラタン¥1,080
キハタのソテー¥1,550
イベリコ豚のソテー1,650
鴨のコンフィ¥2,150
牛サーロインステーキ¥2,150
キハタが魅力的だが、店外のメニュー看板に、この日は既に品切れと書いてあった。
最近胃の調子が今一つで、コンフィや牛サーロインも重たく思える。
胃の調子が本調子でないならフレンチの店なぞ入らなければ良いのだが…
こと食べることになると、自己抑制がこの歳になっても出来ない。
喜ぶべきことやら恥ずかしむべきことやら。
結局消去法でイベリコ豚の肩ロースのソテーを貰うことにする。
サラダとパンが付いている。
+¥200で飲み物が付けられるのでアイスティーを所望する。
先ずは定石通りサラダが出てくる。
普通のグリーンサラダだ。
が、緑とオレンジの鮮やかさに目が吸い寄せられる。
浮き立つような鮮やかさなのだ。
「フレンチは矢張り違うわな」
と思わず呟く。フレンチ好きの贔屓の引き倒しの感は否めないが。
食べてみると、単なるグリーンサラダなのだが、一層瑞々しく思える。
視覚によって脳の味覚が錯覚を起こしているのかもしれないが、錯覚だろうと美味しく思えれば良いではないか。
サラダを食べ終わった少し後、メインの料理が出て来た。いいタイミングだ。
カウンター越しにシェフが
「単なるロースではなくざぶとんなんです」
と言い添えた。
メニューを渡す時に言ってくれれば、選択に迷わなかったのに…
これは豚だけど部位の名称は牛と一緒だろう。
希少部位だということは理解している、と相槌を送る。
皿の上の肉の置き方がユニークだ。
肉厚の切り身を南北というか、上下に置いているのだ。
サービス担当の女性のミスではないだろう。
ディジョンマスタードとバターのソースがたっぷりと敷かれている。
ではいただこう。
肉を切り分け口に入れる。
うん、何だこの食感。
しっかりとした肉の食感の中に、
柔らかさとしなやかさが同居している。
こんな噛み心地は覚えがない。
しなやかな筋肉が口の中で躍動する様なのだ。
希少な経験だろう。
食感には火入れも貢献しているに違いない。
弱めにしているのだろうと何度も確かめるが、
きちんと火は入っている。
豚だからそれでいいのだが。
ざぶとんと言うから脂が強いかと思ったが、
脂はしつこくない。
肉そのものも締まっていて、
肉の繊維一本一本に味が行き渡っている。
如何にも肉を喰らっている気分になる。
これまで食べた豚とは明らかに食感と味が異なっている。
このイベリコ豚はドングリを食べている最高級品ではないだろうが、
きっと豚舎から出されよく歩き回っているのだろう。
如何にも健康な豚の肉の様に感じる。
生命を食べる有難味を実感する。
塩と胡椒の利かせ方もピッタリだ。
バターベースのディジョン粒マスタードソースもよくあっている。
これは、これは、本日のランチは当たりだ。
それも大当たり!
ガルニも、ズッキーニ、赤、黄ピーマン、ヤングコーン、
そして北海道産のホワイトアスパラだ。
サラダとパンが付いてこの値段で利益がでるのだろうか?
池上だから店賃が安いのだろう。
それしか考えられない。
敢えて厳しいことを言えば、野菜はもう少ししゃきっとソテーして欲しいが。
そうすれば完璧な一皿になる。
旨いので自然ナイフとフォークが動く。
肉の量も十分で、私には少し多いくらいだ。
これは満足度が高いランチだ。
シェフは最初10年ほど帝国ホテルで働いていたそうだ。
それで基本がしっかりとしているのだろう。
その後街場のフレンチで修行しこの店を開いたとのこと。
我が地元とは云わぬが、浜田山辺りに出店したら流行ること間違いない。
当に近隣にあってほしい類いの店である。
偶然とはいえ本当にいい店に当った。