季節の焼き菓子をいただきました : パティスリー ペルス ネージュ

ぐりーんうぉーく多摩からの帰り道、久しぶりに寄りました。
そろそろ栗のパイが並ぶ季節
焼き菓子を買いましょう
むらさきぽてと
マロンパイ
濃厚バターマフィン
ガレット

旧店舗の時代から通っている　ペルスネージュさん
コロナ禍であってもずっとお菓子に向き合ってこられたご店主さま
ケースに並んだケーキたちがそれを物語っています。
バターやクリーム、小麦粉など軒並み値上げの中、こうした個人店のパティスリーの皆様も大変な思いで営んでいらっしゃることと思います。
ご店主さまとお話ししていると、昔から変わらないお菓子への温かい想いが伝わってきます。
ひとつひとつ丁寧なお品は焼き菓子にも。

むらさきぽてとはパープルスイートロードという紫芋を使用して作られています。
黄色いさつまいもより甘さは少ないですが、紫芋の中では糖度が高い品種。
皮だけでなく、お芋そのものが美しい紫色でアントシアニンが豊富。
これを選んで作られているなんて目にも良いし、さすがです。
御店一押しの『窯だしぽてと』ももちろん美味しいけれど、ワタシはこれ、気に入りました。
濃厚バターマフィンはバターを惜しげもなく使っていらっしゃる、小ぶりながらもリッチなバターケーキ。しっとり、まったりとした味わいの中にブルーベリーとカシスをしのばせて爽やかな酸味も楽しめます。
マロンパイは季節限定の焼き菓子
渋皮栗を1粒、まるごと包んだ可愛いパイ。
紅茶によく合います。
栗そのものの甘さを大切にしたレシピなのでしょう、甘さを抑えてお造りになっていらっしゃるのがとても好感が持て、ワタシは大好きです。
ガレットはお店の定番焼き菓子の１つ。
他店のガレットブルトンヌよりややソフトですがフレッシュバターとアーモンドプードルの香りが良いです。ほろりと手で割れる優しいガレット。

時々、思い出したように行きたくなるペルスネージュさん
また寄らせていただきます。
ごちそうさまでした。

友人にこちらのお菓子を差し上げたいと思い、久しぶりに再訪しました。
多摩境に通っている時クルマや自転車でお店の前を通っていたのですが、このごろは頻度も減ってしまいました。
ずっと来たいなと思いつつ、今回お友達に差し上げるならとお店のことを思い出しました。
扉を開けるとバターと甘い香りが漂い、優しくお迎えくださるご店主様にとてもホッとします。
アーモンドのパウンドケーキと窯出しポテトの詰合せを選びました。
自宅用にも窯出しポテトと焼き菓子の抹茶のマルグリット、ガレット、クッキーのパリジャンを。

有名洋菓子店のような華やかさはないかもしれませんが、端正な美しさを持ったペルスネージュさんのお菓子たち。
そのどれもに心のこもった丁寧さが垣間見え、ご店主様の想いがお菓子のひとつひとつに込められているような気がします。
パウンドケーキは大きすぎず、少人数のお友達のご家庭にもピッタリ。
お2人でお茶の時間に楽しんでいただけたら良いなと思います。
窯出しポテトは昔から好きなお菓子です。
紅あずまを使用して作られたいわゆるスイートポテトのお菓子なのですが、よくある他店の商品のように光沢のあるまったり滑らかな食感ではなく、お芋のボソッとした食味が楽しめる仕上がりです。
母も時々食べていましたが、ティースプーンですくって上手に食べていたのを思い出します。
わたしも家で食べながらそれを思い出し、ちょっと寂しくなりました。
ガレットは硬すぎず、バターとアーモンドの風味がいいですね。
パリジャンはアイスボックスクッキーのようなタイプ、サクッとしていて適度な歯ごたえもあります。バターの香りがして、これはティータイムにうってつけ。
気が付くとまた手が伸びて、2日でなくなってしまいました。
抹茶のマルグリットはメレンゲのお菓子。
抹茶の香りは少なめですが、お口の中で優しくとける味わい。たまには良いものです。
この日も店内でコーヒーをいただき、有難うございました。
また寄らせていただきます。
ごちそうさまでした。

ツール・ド・グルメ(自転車で見つける・食べに行く)　今回は初訪から20年以上のペルス・ネージュさん。
食べログに参加以前の多摩市馬引沢にある時から、何度もおじゃましています。
馬引沢のお店が移転した当時は、他に近くのケーキ店がなく寂しいものでした。
鶴牧の新しいお店には駐車場がなく、なかなか行くことができないでいたのはそんな理由もありました。
お天気の良いこの日、午後にペダルを漕いで訪れることができました。
いつでも優しい応対でお迎えいただけるシェフにお久しぶりにお会いできうれしかったです。
定番のケーキをプティガトーとおっしゃる珠玉のケーキたち。
一つ一つのケーキに真心が感じられ、丁寧で誠実な面立ちをしています。
本当に久しぶりで迷いましたが、ここはやはりバタークリームケーキをいただきましょう。
名前を失念しました(次回確認してきます！)が
落ち着いたピンクの薔薇がたおやかで美しいバタークリームのケーキ
アップルパイ
焼菓子より
ダックワーズ、バームシュニッテン、オレンジ、ガレットを購入。
薔薇のバタークリームケーキはバターの持つ本来の風味があり、口の中でゆっくり溶けてゆくのを楽しみました。
そして何より、この薔薇のたおやかな美しさに魅せられました。
本物の花に負けぬ優しい色合い、花びらの表情などがわたしの気持ちをリラックスさせてくれました。
スポンジはバタークリームに負けない程度のしっかりさがあり、フランボワーズの甘酸っぱい味わいが素敵でした。
アップルパイは網掛けのパイ生地の上にあんずのような酸味のあるジャムのようなものが塗ってある、昔ながらのフォルム。
りんごはシナモンの風味が爽やかで紅茶によく合いました。
焼菓子はどれもわたし好みで美味しかったです。
お使い物にしてもきっと喜ばれそう。
ケーキ類を包装していただいている間、「コーヒーサービスしておりますがいかがですか？」と勧めて下さるのでいただきました。馬引沢の頃の懐かしいお話などお聞きしたりしました。
駅から離れ、住宅地にあるお店はもう周辺の雰囲気にもすっかり馴染んでいらっしゃいました。
自転車なので保冷バッグと保冷剤を持参して行きましたが、振動に注意し道を選んでゆっくり走行すれば何とかなりそう。
また買いに行こうと思うので、これからもずっとよろしくお願いします。
ごちそうさまでした。