串揚げと日本酒・焼酎 : リトル ラック

7月に訪問した時は「まだ開店して1年たってないんですよ」とのことでした。
それでもすでにしっかりご常連さんは付いている様子。

東伏見で日本酒を飲もうと思うと、駅の反対側の希林かあらきに行っていたんですが、どうやらここも日本酒があるらしいという情報で、ある日の21時頃に初めて潜入。
ご常連さんが集うカウンター席に、たったひとつだけあった空席に座らせていただきました。

早速日本酒メニューを見せてもらうと、この日は山形の日本酒が並んでいます。
「その時によって仕入れは変えるんですけどね」とマスター。
この日は、六歌仙の純米酒（750円税抜き）から。
本数限定の酒で、柔らかい口当たりののど越しの良い日本酒。
もう一杯は、やはり六歌仙の蔵の隠し酒純米吟醸（800円税抜き）。
口当たりはいいのですが、なかなかボディがしっかりしていて米の旨味が味わえます。

この他にも、ばくれんや久保田、八海山などが置いてあるようでした。

日本酒に合わせたのは、とりあえずの枝豆（300円税抜き）。
茹で立てで出してくれました。
豆の甘みがしっかりあるいい枝豆ですね。　だだちゃ豆かな？
もう一品はハムカツ（350円税抜き）。
きめの細かいパン粉で揚げてあります。
わりと厚切りのハムカツが2枚でこの値段はリーズナブルでしょう。

ホッピーセットは税抜き450円。
初回はこの程度で終了。
小さな店なので、他のお客さんともすぐに打ち解けて話せる雰囲気。
体格のいいご主人はなかなか気さくで話しやすいです。

2回目もカウンター席に席を確保。
秀鳳の特別純米からスタート。
すっきりした飲み口とふくよかさを併せ持つ酒。
今回はこの店お得意の串揚げをアテにしようかなと思ったのですが、その種類は30種類ぐらいあります。
注文を受けてから衣をつけて揚げるそうなので、揚げ物を選ぶ時間も兼ねて、飲み物に+300円で注文できる晩酌セットをまずは注文。
4種類の中から2種類が選べる晩酌セットなので、今回はひじき煮とセロリのジンジャーマリネを選択。
さらにミニサラダも付いてきます。
ひじきは芽が小さいもので、もう少し汁気があるとよかったかな。
セロリはさっぱりとした夏向きの一品。
このセットで最初の飲み物一杯は十分賄えます。

串揚げは、しゅうまい、カマンベールチーズ、アスパラ、トマトのベーコン巻、しいたけ、たまねぎをチョイス。
200円の串もありますが、今回の選択は150円のものと100円のものが3本ずつ。
やはり目の細かいパン粉で揚げてあって、油っぽさはあまり感じない揚げ方です。

合わせたのはトマトハイ（400円）。
さらに景虎の梅酒ロック（500円）。
この梅酒けっこう効きますね（笑）

前回訪問時にお話しさせていただいたご常連さんもいらして、会話もスムーズ。
小さな店ですが、店の土俵の中に入れてもらうとなかなか居心地がいいですな。

とこんな店だったので、幹事の当番になった恒例のオフ会の会場としても使わせていただきました。
奥のテーブル席を貸し切り状態にさせていただいて8人でのオフ会。
料理は2,000円のコースをお願いしました。
その内容は、
小鉢（小アミと小海老の佃煮）
シーザーサラダ
海鮮カルパッチョ（魚はタコと鯛かな。サラダ仕立てになっています）
鶏のから揚げ（もうちょっと下味をつけて揚げてあるとよかったかな）
串揚げ7種（豚バラ、トマトベーコン、海老、蓮根、玉ねぎ、うずら、ソーセージ）
ピザ
枝豆（初回の時と同様、甘味があります）
デザートのアイスクリーム（バニラ、マンゴー、ストロベリーの中から選択、バニラが濃くて旨かったです）
というラインナップ。
ホントは枝豆ではなく、ポテトフライがコースの料理だったのですが、マスターが「揚物が多いので代えましょうか」とご配慮いただいて代えてもらいました。
サラダやカルパッチョもあったので、揚げ物ばかりということではなかったのですが、こうした気遣いはうれしいところです。
揚物以外にもいろいろな料理が出るし、2,000円でこの内容はCP高いかと思います。
正直なところ、足りなかったらハムカツでも揚げ餃子でも追加しようかと思っていたのですが、みなさん「お腹いっぱいです」と言っていただいたので、その心配は杞憂に終わりました。

飲み物は、コーン茶ハイ、トマトハイ、生ビールで乾杯した後は、ホッピー、日本酒、ハイボールなど各自好きなものを次々と注文。
「たくさん飲んでいただいてありがとうございます」とお礼を言われるくらい飲んだのですが、支払いの総額は32,000円ほど。
一人4,000円で済みました。
その前に来たときでも、3,000円かからないくらいでしたから、マスターなかなか頑張っているか思います。

ご参加いただいたみなさんどうもありがとうございました。