八王子が誇る川魚専門店の小川の魚を予約して岩魚の刺身と鰻串をいただく : 小川の魚

半年間お世話になった人と小川の魚を予約して訪問しました。すでにコの字カウンターは４席を残すのみで、我々二人でほぼ満席です。

こちらのポイントは２つ！
１つ目は美味しくリーズナブルな鰻串が、しろ焼き、蒲焼、くりから焼き、といただけること。もちろん鰻重もいただけます。

２つ目は日本国内で唯一かと思われる貴重で美味しい岩魚の刺身をいただけることです。生け簀の岩魚は八王子市恩方にある養魚場で飼育されているため大問題の寄生虫の懸念ありません。

さらに天然の味に近づけるため餌には岩魚の食べる昆虫などを混ぜて自然な風味を失わせないというハイレベルなハイテク育ちの岩魚たちです。

久々に訪問しましたが改めて美味しく、乾杯ではサッポロの白濁して18度くらいの旨味抜群の高級クラフトビールもいただきご馳走様でした。

この夜は3人で開店時間の17時に予約してお邪魔しました。既に店内には先客がいて、その後続々と来客ありました。3人なのでテーブル席に案内されました。でもやっぱりコの字カウンターの焼き台や岩魚を捌く厨房が見えるカウンターが良いですね。

最初のオーダーは、鰻串焼と鰻頭焼きそして岩魚の刺身2匹をいただきました。すぐに店員さんが大き目の岩魚があるので一匹で十分ですよと言われたのでそれに従いました。

提供時間が長いのは旨い証拠です。僕は瓶ビールなど各自のドリンクで乾杯してお通しを頂いていると、鰻の頭は5,6匹の鰻の頭が柔らかく焼いてあって香ばしくて苦味もあってしっかりとした地酒か焼酎に合います。蒲焼きも勿論香ばしくて柔らかくて美味しく、ビールと合わせていただきました。

そうしているうちに、鮎のうるかと〇〇サーモンのカマも追加した頃に岩魚の刺身が提供されました。確かにこれまで毎回岩魚の刺身をオーダーしてますが最大の大きさです。ミニミニのシャリが3貫提供され、最初は刺身で、途中に握りでいただきました。

後半で食べ終わった岩魚の骨を素揚げしていただき、最後に鰻の白焼きに相当するくりから焼きを山葵で頂いてご馳走さまでした。

いつもながら満足度の高い川魚専門店の小川の魚です。

この夜の二軒目は小川の魚に行きました。ぶらり途中下車の旅で淳ちゃん寿司とともに紹介されたので、コの字カウンターは一番奥だけ空きでかなり混雑してました。ここの最大の特徴は川魚専門店、養殖岩魚など刺身を安心していただけるところです。

オーダーは、すっきり旨口のちえびじん純米酒 大分700円とかしら焼き300円とくりから420円、そして一押しメニューの岩魚の刺身1000円、地酒と一緒にお通し300円、全て税別、が提供されました。

しばらくして、かしら焼き、少しして岩魚の刺身、後からくりからが提供されました。かしら焼きはそのままと山椒で、もくりからは最初は山葵と後から山椒でいただきました。美味しいです。

岩魚の刺身は最初は塩で、次に小さなすし飯が2貫ついているので、すし飯に山葵と刺身をのせて、醤油でいただきました。これは本当に美味しいです。後から骨の素揚げもいただきました。

米の旨味の一白水成の特別純米 秋田の地酒を追加してご馳走さまでした。

岩魚の刺身を極めた絶品を愉しむために小川の魚に行ってきました。

日曜日の夜7時くらいに久々に飲み友と2人でお邪魔しました。店内はカウンター席もテーブル席もほぼ満席状態でしたがカウンターに空きがありコの字カウンターの角に座りました。

オーダーは宮城の超辛口の純米酒の日高見一合700円と前回感動したイワナの刺身890円です。

すぐに日高見の冷酒は提供されまずは乾杯！しばーし歓談の間に水槽の手前で板さんがイワナを捌き始めました。楽しみです。それから5分くらいして下駄に山盛りになったイワナの刺身が提供されました。淡いピンク色で美しいです。

通常は川魚は寄生虫がいるので生食に適しませんが、こちらのイワナは府中の養殖場の直営店なので安心して生食できるありがたいお店です。近年は餌のペレットも魚の種類ごとに食生活を再現した配合にしているのでびっくりするくらいに天然に近い素晴らしい再現性です。以前の初鮎はマークも香りもコケを食べている天然鮎とそっくりでした。焼鮎が旨いのは当然、刺身でも頂きました。

まずは日高見で口の中を清めてから造りを頂きます。コリコリして淡い甘さと微妙な脂加減が素晴らしいです。瀬戸内の来島海峡の鯛に匹敵する絶品です。二、三枚食べて超辛口の日高見で口を含み淡い甘さを感じながら頂きます。

そして、小さな握り寿司が二貫と皮の唐揚げが提供されました。握り寿司はイワナの刺身を二、三枚載せて握り寿司にして食べます。なんと素晴らしいイワナの握り寿司を一口、そして日高見をぐいっと。この刺身の贅と握り寿司の贅は世界中でここだけでしょう。他では味わえませんね。

そして冷酒も長野の純米吟醸の大信州の香月を追加して再びイワナの刺身を頂きます。若干甘口なのでイワナには日高見の方が良いですね。そして、刺身が残り少なくなり、お頭を引き上げて素揚げにしてくれます。前回は素揚げが他の人のオーダーに紛れて替わりに稚鮎の唐揚げをいただくというラッキーサプライズがありましたが、今回は王道のイワナのほねの素揚げです。軽く塩をつけてお頭まで美味しく頂きます。

ふと隣のお兄さんの手元を眺めるとこんがりと美味しそうな焼きおにぎりを食べています。前回も発見しましたが余力がなかったのですが、今回は追加オーダー、ついでに東村山の純米酒の屋守も追加。最後まで感動しながら美味しく頂きました。

絶品のイワナの刺身と冷酒をご馳走さまでした。


----2016/6
初鮎を刺身と塩焼きで頂きました。旨い冷酒との相性抜群でした。府中で育てた養殖鮎ですが餌に苔を混ぜているので香りも色艶も天然のようで、刺身で食べても安心です。この点が天然を凌駕してますね。鰻の串焼き三種も香ばしくて旨いです。