無料会員登録/ログイン
閉じる
気になるお店はこちらで保存ができます
空席確認・ネット予約
閉じる
リクエスト予約希望条件をお店に申し込み、お店からの確定の連絡をもって、予約が成立します。
1 予約の申し込み
ご希望の条件を当サイトよりご入力ください。
2 お店からのメール
ご予約が承れるか、お店からの返信メールが届きます。
3 お店へ来店
予約が確定した場合、そのままお店へお越しください。
電話なら予約できることがあります
閉じる
04998-2-3552
最新の情報は直接店舗へお問い合わせください。
父島のいごごち良さそのままに
夕食をどこで食べるか大村の飲食店が集まる裏通りを散歩していて、奥まったところにいい感じの入口を発見、居酒屋まんたさん。
時間も遅く腹も空いていたので迷わず入って一人だと告げるとカウンターに案内される。
メニューの今日のおすすめを見ると知らない名前の魚が多い。
知っているのは、アオリイカ、5月一杯がシーズンで、生も冷凍も切れてしまったので終わりとのこと。
先日島寿司さんで食べたので尾長鯛は知っている、いわしのたたきは小笠原産ではないとのこと。
で、お店の女の子が勧めてくれた沖アカバのポン酢と、知っている尾長鯛の刺身を注文し、飲物は生パッションフルーツ入りパッションフルーツサワー700円を注文。
メニューに有るアイッパラという魚がどんな魚か訊いてみたらマグロとカツオの間の味で一般にはスマだという。
スマはよく「ヤイト」と呼ばれる鰹の仲間でえらの後ろや腹に黒い点が一~三個あるのが特徴だ。
黒い点がお灸の痕に見えるのでヤイトなのだが、小笠原では腹にEYEがあるのでアイッパラというそうだ。
昨日の水揚げと言っていたので明日が刺身の食べ頃だろう。
そこで今日はアイッパラのカマ焼きを食べることにしてこれも注文する。
普通カウンターの向いは板前さんが調理している場合が多いが、ここの場合は女の子が飲物を作るバー的な場所になっていて、地元の常連客がたわいないおしゃべりをしている。
そこへ座ったら明らかな観光客でも分け隔てなく話かけてくれるのが小笠原のいいところだ。
食べ始めてから写真を撮り忘れていたのに気が付いたので、刺身の皿が食べかけで申し訳ないが、尾長鯛は一切れが大きくボリューム感たっぷりでまだ少し硬直が残っている。
沖アカバは薄くひいた白身に少し弾力がありポン酢といい相性だ。
女の子が一般名はアカハタだというのだがスマホで調べたらアカハタモドキという別の魚だった、が、旧築地市場では区別せず同じ扱いだったというのであながち間違ってもいない。
アイッパラのカマ焼きは少し鱗が残っていたので食べにくかったが、味は最高だ。
飾りに付いている枝葉は亜熱帯農業センターで見た台湾もみじだが、ここではハゴロモという通称らしい。
スマという魚は鰹ほど群れないので一度に少ししか獲れない、店で見つけたらすぐ食べるのが正解だ。
明日はアイッパラの刺身を食べに来ると言ったら、早目に来ないと売り切れるとアドバイスされた。
よくみたらカウンターの後ろにも手書きでアイッパラ入荷と書いてある。
私も好きだが地元のお客さんにも大人気の魚らしい。
で、御会計は3000円強といったところ、いたってリーズナブルだ。
と言う訳で翌日の夜も18時頃居酒屋まんたの暖簾をくぐる。
昨日は21時過ぎていたので店内は比較的すいていたが、今日はタイミングがピークタイムで次々とお客さんが入ってくる。
座敷席には地元官公庁の送別会とおぼしき人達もいて、地元のお客さんが多い印象ではある。
で、今日はアイッパラ刺身、メバチマグロ刺身と尾長鯛の兜煮に、昨日と同じ生パッションフルーツサワーを注文。
ちなみに生パッションフルーツサワーは、パッションフルーツコンクのサワーに生の果実をチョイ足しした物、全部生だと値段も跳ね上がるし酸味が強すぎる。
お目当てのアイッパラは血合いがついたままだがまったく臭みがない。
昨日の尾長鯛刺と同じで一切れのサイズが大きいのだが、昨日でなく今日まで待ったことで適度にこなれて身が柔らかくなっている。
美味いのですぐに売り切れるというのが良く判る。
一方メバチマグロはメジサイズの赤身かもしれない。さっぱりした食感でネットリ感が無いが、これはこれで小笠原っぽい。
忙しい時間帯のせいか尾長鯛兜煮に時間が掛かっているので、生パッションフルーツサワーを2杯飲んで、母島ラムのゴールドをロックで一口飲んだらやっと出来てきた。
元の魚が大型なので二つ割りにした兜も特大サイズだ、時間が掛かったのは大きいからだと言われたが、確かにこれは2~3人でつつきながら食べるのが正解だろう。
味は正統派の煮付け、日本酒の肴にも御飯のおかずにも丁度いい甘辛さ。
目ん玉の周りから掘り起こし食べ進めていく、出来立ての白身は柔らかく身ほぐれもいい。
集中してやっと半分食べたところでラムを一口やったら、南島とホエールウォッチングで一日船に揺られていたせいか、アルコールが急に廻って椅子に座った上体がふらついて船にまだ乗っているような感じになった。
氷水をジョッキで2杯飲んでしばらくそのまま休ませて貰ったらだいぶ回復したが、もう食べられないので持ち帰り用のパックを貰って残った兜煮を皿から移す。
これだけ飲み食いして今日の分が5000円ちょっと、リーズナブルな価格も有難い。
酔いを醒ましながら歩いて10分程の宿に帰り、持ち帰ったパックを泊り客用の冷蔵庫に入れて明日の昼食にすることにしたがこれは失敗だった。
翌朝、宿の朝食後に冷蔵庫から出したら身が硬く締まって汁は煮凝り状態、炎天下持ち歩くと食べた時に危険だと思い朝食後だが食べてしまうことにした。
やはり温かい柔らかな状態とは違い、身も汁も固まっているので食べにくい。
冷蔵庫に入れずに昨日の夜中のうちに食べ切ってしまうべきだった。
ちなみに令和元年6月は水曜休みだったが7月は日曜休みにするらしい。おがさわら丸のスケジュールで変動するようなので要確認。
口コミが参考になったらフォローしよう
うすばはぎ
利用規約に違反している口コミは、右のリンクから報告することができます。問題のある口コミを連絡する
うすばはぎさんの他のお店の口コミ
店舗情報の編集
閉じる
「みんなで作るグルメサイト」という性質上、店舗情報の正確性は保証されませんので、必ず事前にご確認の上ご利用ください。 詳しくはこちら
店名 |
居酒屋まんた
|
---|---|
ジャンル | 居酒屋、海鮮、うどん |
予約・ お問い合わせ |
04998-2-3552 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算 |
¥4,000~¥4,999 |
予算(口コミ集計) |
|
支払い方法 |
電子マネー不可 |
個室 |
無 |
---|---|
禁煙・喫煙 |
全席喫煙可
2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法)が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | 席が広い、カウンター席あり、座敷あり |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、カクテルあり |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
食べログの会員になるとレストラン情報を編集する事ができます!この機会に是非ご登録ください!
この店舗の関係者の方へ
食べログ店舗会員(無料)になると、自分のお店の情報を編集することができます。
店舗会員(無料)になって、お客様に直接メッセージを伝えてみませんか? 詳しくはこちら
店舗会員になると、無駄な広告費をかけずに効果的なPRができます。詳しくはこちら
紙ではできない予約管理を。いますぐ無料ではじめよう。詳しくはこちら
既に会員登録が完了している方はこちらからログインできます。ログインはこちらから
7月に続いて2回目の父島訪問、今回も夜は宿でなく外でとります。
昔は大きなお寿司屋さんだったのが閉店して暫く空き物件だったのを「まんた」さんが居抜きで借りて開業されたそうです。
オープニングスタッフのMIUちゃんは厨房の錆びたシンクを磨き上げるのが大変だったと笑っていました。
大家さんは2階が広間の宴会場だったのを改造して賃貸アパートを経営しているようです、住宅事情が厳しい小笠原ではそちらの方が儲かるのでしょう。
今回は滞在初日と3日目の夜に、少し遅めの時間が空いているかと思い8時過ぎと9時過ぎに訪問しました。
初日は丁度すいたころ合いでしたが、3日目は大変忙しかったらしく9時過ぎでも結構混んでいて、カウンターが丁度1席空いたところでした。
ホールは結構な席数をドリンク作成もお会計も含め2人で回しているので大変です。様子を見ながら飲物と料理を注文します。
こちらのお店は地魚の兜煮やかま焼きが食べられるのが、私が気に入っている理由です。
しかも味付けが私の好みにあっていて美味しいのです。
前回は船に揺られて疲れていたところに飲み過ぎたので、今回は飲みをセーブしながら食べる方に専念して大きな兜煮をクリアしました。
1日目が島オクラのカレー味ピクルス、沖アカバとソデイカの刺身、ヒメダイ兜煮。
3日目が島オクラのカレー味ピクルス、メバチマグロとワモンダコの刺身、メカジキの甘酢あんかけ。
因みに2日目は「丸丈」さんでトマトスライス、メジマグロ刺身とアカバ唐揚げ、自家製グアバジュースを頂きました。
台風の影響で島野菜フルーツが壊滅状態で大変だそうです。
どちらのお店にも島民の常連さんがいて、観光ピークシーズンの時とは違う普段の姿を見られました。
また今度来た時もきっとお世話になりますので宜しくお願いします。