うなぎ串でお手軽に : Kushida

（海男様オマージュレビュー）
今日は185㎝美太夫を連れて千葉方面のご挨拶です。とにかく外回りで客に顔を売って、若手を育てないと！
この若者…かなりの天然のよゐこ君です。常磐線内でも

若者：〇〇先輩♪ 今日は何処連れてってくれるんすか
私　：う〜ん。。今日は焼き鳥行くか？ ここのところ海鮮ばかり続いてるから
若者： え～、柏で焼き鳥っすかぁ？ここ、いろいろ有名店あるんすよね。北千住とか松戸を通り越してわざわざ焼き鳥はちょっと賛成できないっすね。
私　：で、何食べたいの？
若者：焼き鳥以外なら。ご馳走してくれれば何でもいいっす。

…友達じゃありませんビジネスの関係です！
来年の契約更新、ビジネスパートナーの社長にチクって、年次昇給最低にしちゃおっかなぁ〜
可哀想か？ 仕事は出来るけど。。。

もう一回 冗談でも「タダ酒飲ませろ」要求して来たら昇進停めてやろう。よし！そーしょう。
基本、体もデカイから声もデカイ。電車内では、自分はすでに便利なお財布扱いされてるのが皆に伝わってしまっています。。。
でもやっぱり焼き鳥喰いたい！ひよこさんの美味しさを知って、西口にある本店に行ってみたかったから。

私　：やっぱり焼き鳥にしよう。前に言ってたひよこさん、リトライしよう。
若者：えー、マジっすか。じゃ、構わないすけど仕事終わったらもう一度協議しましょう。

何でお前が仕切ることになってるんだ。わからん、今時の若者の感覚は。
契約更新時、昇給0円決定！　ついでに異動も昇進も必要なし。営業も適性なしって言ってやろう。
だいたい俺様と飲んだり食ったりなんて100年早い。正座して水割りでも作ってろ。
・・・なんて言えない。

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打ち合わせ終わり…何だかんだあって、やや無理矢理連れてきました。柏駅西口。
ところが、前述の焼き鳥某店に行こうとしたらツキの無い事に何と店休日。ならばと気を取り直して別の良店を探す事にしました。

高島屋・岡田病院の北側の辺りは古くからの飲み屋街のようで、いくつかの選択肢があります。どれも良い飲み屋さんの雰囲気を出していますが、今回は当店【くしだ】の鰻専門店の文字を見つけ入店してみることに。こうなりゃ意地だ。絶対焼き串の店に行ってやる。
入店は夕方6時前でしたが、二組ほど常連と思われるお客様が入っていました。それもかなり飲んでいる様子で、ちょっとご機嫌です。入口では壁掛けのテレビが時事のニュースを報じています。従業員さんも親子二人？でやっていて、何だかかなり家庭的な雰囲気です。
これは鰻専門料理店としてではなく、うなぎ串も食べられる串焼屋という事ですね。気軽に飲食を楽しむとしましょう。

とりあえず生ビール（480円）で乾杯です。ドリンクの値段は各種ごとにちょっとバランスが面白くて、熱燗とか焼酎ボトルで飲むと安いのですが、単品で注文を重ねると結構な金額になってしまします。ま、常連になって下さい、ってことでしょうか。

うなぎ料理は色々あって、食事としてうな重（並1900円、上2900円、特上3900円）を注文しても良かったのですが、ここは個別に頼むことにしました。
かば焼き、白焼きは3700円で、ハーフサイズもあります。お、骨せんべいがあるじゃん、スピードメニューでありながらポリポリ美味しいです。
串焼は、たれ、磯部、塩わさび、きも、かぶとの5本盛り合わせで1800円がありましたので2人前を注文しました。たれは普通、磯部はたれ味に海苔を振ったもの、かぶとはうなぎの頭ですね。塩わさびの味付けは書いて字の通りですが、同僚には一番好評でした。本格うなぎという評価は難しいですが、15分程じっくりと時間をかけて焼いていただきましたので、手軽に美味しさを楽しめました。
あと、牛すじ煮込み（480円）が変わっていて、見ての通り塩の味付けでした。余計な味が無いと肉が物凄く旨く感じるんですね。これは2人前頼んでも飽きが来ませんでした。酒もすすむし食べ過ぎ注意です。

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さて、気付くと昇給0円の若者がビールをカパカパ飲んでいます。おいおい、私よりも2杯も早く飲むってどういう事なのかな。

あはは、先輩は来週の契約で命賭けてるから気を張り過ぎなんすよ。少し肩の力を抜いて下さい。
飲み方だって、ビールはいつも2杯までだし、普段なら絶対焼酎にいってるっしょ。この店なら黒霧ってところじゃないすか。

・・・負けた、よく見ているわ。
日によって相手によってわざと散らしている飲み方を、この若者ちゃんと把握してやがる。
しかし言い方が生意気。査定は現状維持、いやマイナスだ。
いままで御社従業員の悪口を言った事のないkuidouraku11様だが、渉外担当失格を申し渡すぞ。来月の会議楽しみにしているんだな。わははは。権力というものの恐ろしさを実感させてやる。

そんなこんなで2時間ほどの痛飲。料金は意外といかず二人で9,000円以内でした。
店を出る前に若者が質問してきます。


若者：ところで二軒目どうします。女の子のいる店、安くさせましょうか？
私　：うぇ？おまｗ？
若者：俺の昔の仲間に、ここで店やってるやついるんすよ。俺も一度行ったことあるから大丈夫っすよ。
私　：え、マジ・・・ですか。
若者：じゃ、LINE送ってみますね・・・。大丈夫、ガラガラだって。さぁ行きますよ。それとビジネスホテルも取っときました。どうせ帰らないんでしょ。

お、おまえ。凄いじゃないか。
査定最高。営業向き。来週の契約取れたら担当やって下さい。
そしたら当店【くしだ】で領収書切ってもらうからｗ


【注意】
このレビューは海男様の記事にインスパイアされて作成したものです。演出上、多少オーバーな表現も含まれています。