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店名 |
龍泉食堂
|
---|---|
ジャンル | ラーメン、食堂、居酒屋 |
お問い合わせ |
055-252-9837 |
予約可否 |
予約不可 |
住所 | |
交通手段 |
JR甲府駅北口 徒歩2分 甲府駅から162m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
¥1,000~¥1,999
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 QRコード決済不可 |
席数 |
15席 (カウンター9席、小上がりテーブル6席) |
---|---|
個室 |
無 |
禁煙・喫煙 |
全席喫煙可
2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法)が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | カウンター席あり、座敷あり、スポーツ観戦可 |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
オープン日 |
1956年 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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目新しい甲府駅の北口を抜け少し歩くと、昭和の形容がしっくりくる建物に辿り着く。
そこは年月が経ち、日に色褪せなければ真紅だった、しかし今ではワインレッドに落ち着いた日除があり、その上に龍泉食堂と刻まれた文字が浮かび上がる一つの店舗がある。
そこから左下に視線を移せば、立体的な立て看板が目に入る。
看板には
【県内の四天王】
の文言が力強くか、いやまたは郷愁か判断がつかない文字で浮かび上がる。
そのレトロなフォントから現代ではない若者が血気盛んに将来を掴み取ろうとしているようにも思える。
主張を強めているのが過去かそれとも現代か。
そうやはり目上に浮かび上がるのは昭和のなのである。
その光景を後に、すだれ状の暖簾を潜る。
店内に入ると目の前に広がるのは、小さな店舗内だが雑然とした中に整然が有る空間。
メーカーからの食材の段ボール、その上に無造作に置かれる国内外のウィスキー。カウンター席とお座敷二席。
カウンター席に着き呼吸を整え、ゆっくり重量のあるリュックを下ろす。
身体の緊張を解いた後に、カウンター席の上に一列にずらりと並ぶメニューの札に右から左にとじっくりと視線を移す。
味噌ラーメン、ラーメン、野菜炒め、冷奴。。
一瞬我を失いそうになる多彩なメニュー。
顎に手を当てながら数十秒思考を続けた。
味噌ラーメンと餃子、ビンビール。
これで悪くないであろうと、カウンターの右奥にお客などいつ来てたのかと佇んでいる親父さんにオーダーをだす。
まずはビンビールがそっとコップと共にカウンター上に置かれる。
札にはビンビールとのみ書かれているが、出て来たのは当たり前のように大瓶のサッポロ黒ラベル。660円。
この当たり前の感覚が嬉しい。
すかさずビールをコップに注ぎまずは疲れた身体に染み渡るように流し込み、身体の隅々に染み渡るのを確認する。
その後はチビチビと惜しむように、また癒すようにビールを唇に浸して餃子を待った。
口寂しさの限界と期待が交差したら瞬間に出てきた餃子。
それを口の中でコラボさせる。
広がる感覚は昭和の店舗と自身が一体化していく至高の時間に。
餃子とビールをテンポに流れるスローテンポと合わせ楽しみながら、視線は壁上のテレビにぼんやり合わせる。
脳内がテレビに映るバラエティ番組の世界か、店にいるのか中間の感覚になった、その後絶妙のタイミングで親父さんが
はい味噌ラーメンとメインの味噌ラーメンをカウンター上に置いた。
味噌ラーメンを出した後は親父さんは黙って座り、テレビに視線を移す。お客が食事と時間を楽しめる空間をさりげなく演出する長年の職人芸であろう。
味噌ラーメンはスパイスの若干効いた、懐かしいが不足のないスープともちもちとした麺が絶妙なバランスのラーメン。
ビール、ラーメンと餃子。食べ終われば【ありがとう】が心眼に浮かび上がるひと時でした。
永遠になくなって欲しくないと思える、昭和の空間と食事が味わえるお店。
ごちそうさま。名店です。