アマンテビアンコ(競走馬)

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アマンテビアンコ
アマンテビアンコ
写真一覧
現役 牡3 白毛 2021年1月25日生
調教師宮田敬介(美浦)
馬主有限会社 シルクレーシング
生産者ノーザンファーム
生産地安平町
戦績 5戦[3-1-1-0]
総賞金2,630万円
収得賞金3,850万円
英字表記Amante Bianco
血統 ヘニーヒューズ
血統 ][ 産駒 ]
Hennessy
Meadow Flyer
ユキチャン
血統 ][ 産駒 ]
クロフネ
シラユキヒメ
兄弟 ハイアムズビーチハウナニ
市場価格
前走 2024/04/24 羽田盃 G1
次走予定

アマンテビアンコの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
24/04/24 大井 11 羽田盃 G1 ダ1800 8--------1** 牡3 57.0 川田将雅宮田敬介 531
(--)
1.53.9 -0.2----アンモシエラ
24/02/14 大井 11 雲取賞 G3 ダ1800 16--------2** 牡3 57.0 C.ルメー宮田敬介 535
(--)
1.55.6 0.4----ブルーサン
23/11/25 東京 9 カトレアS OP ダ1600 16364.531** 牡2 56.0 C.ルメー宮田敬介 536
(0)
1.37.5 -0.236.7⑧⑦ジョージテソーロ
23/10/14 東京 9 プラタナス賞 1勝クラス ダ1600 147122.013** 牡2 56.0 C.ルメー宮田敬介 536
(+2)
1.38.1 0.837.5⑧⑦イーグルノワール
23/06/17 東京 6 2歳新馬 ダ1400 168152.011** 牡2 55.0 C.ルメー宮田敬介 534
(--)
1.25.5 -0.336.5⑦⑦ハビレ

アマンテビアンコの関連ニュース

フォンデネージュは今年の羽田盃を制したアマンテビアンコ(父ヘニーヒューズ)の半妹で、近親にはGⅠ3勝のソダシ。自身は鹿毛だが、勢いのある白毛一族の出身だ。ここまで目立った時計は出ていないものの、武井調教師は「切れる脚はありませんが、体力はあります。アマンテビアンコは追い切りであまり動いていなかったので、この馬も実戦向きなら」とレースでの変わり身を期待する。

【ノーザンファーム天栄 GⅠホースが過ごすアツい夏】ドゥレッツァ、チェルヴィニアなど秋へ視界良好! 2024年8月7日(水) 14:30

ノーザンファーム東の前線基地として、多くの馬が調整に利用している福島県のノーザンファーム天栄。イギリス遠征を見据えるドゥレッツァをはじめ、有力馬たちが天栄で夏を過ごしている。暑い季節を乗り越え、さらにアツいシーズンへ―。GⅠホースの今を直撃した。 (取材・山口遥暉)



日の丸を背負い、いざ近代競馬発祥の地イギリスへ。昨年の菊花賞ドゥレッツァは、英GⅠ・インターナショナルS(8月21日、ヨーク、芝2050メートル)へ向けて、ノーザンファーム天栄で国内での最終調整を行い、万全の態勢を整えた。

彫刻のように鍛え上げられた馬体が、真夏の日差しを四方八方にはじき返す。騒がしいセミの大合唱にも動じる様子はない。木實谷雄太場長(44)は目を細める。「天皇賞・春であのような競馬になってしまったので、状態面を心配していましたが、ダメージはなく状態は上向いています。これならGOサインを出せますね」。

5連勝中のクラシックホースとして活躍が期待された上半期だったが、金鯱賞で2着に敗れて快進撃がストップすると、続く天皇賞・春では熱中症の疑いで15着に惨敗。さらにレース後には右第1指骨を剥離骨折していることが判明した。幸い、故障は軽度なもので、5月中には乗り込みを再開できるほどに回復。陣営は強(きょう)靱(じん)な精神力に舌を巻きつつ、次戦の狙いを英国・ヨークに定めた。

木實谷場長はその意図を以下のように説明する。「夏場は日本も暑く、このクラスの馬が出走できるレースは札幌記念ぐらいしかありません。ただ近年は馬場も悪くなりますし、気温が高いということもあってトレーニングをやりながら調整していくことが難しい状況です。その点イギリスなら、いい調教施設があって時期的に気候も穏やか。トレーニング効果やヨーク競馬場のコースレイアウトも踏まえてここを選択しました」。

またインターナショナルSを勝ってジャパンカップに出走すれば、200万米ドルの褒賞金を獲得できる。秋の最大目標を東京2400メートルに据えるドゥレッツアにとって、金銭面からも最上の選択肢といえる。

日本馬によるインターナショナルS挑戦は2005年ゼンノロブロイ(2着)、19年シュヴァルグラン(8着)に次ぐ3頭目。「結果を出せれば、ノーザンファームにとっても選択肢が増えます」と木實谷場長。出国を前に7月31日は天栄の坂路で国内最終追い切りを行い、順調な仕上がりをアピール。8月2日に成田空港から飛び立ち、3日にドイツのフランクフルト空港に到着。そこから馬運車で英ニューマーケットに輸送され、4日に無事到着した。先輩たちが果たせなかった英国中距離界の頂点取りへ、視界は良好だ。

3歳牝馬たちも順調

ここからは春のGⅠで主役を務めた3歳牝馬を4頭をご紹介。桜花賞13着から巻き返し、オークスを制したチェルヴィニア。16年に2着に敗れた母チェッキーノの無念を晴らしてGⅠホースの仲間入りを果たした。「オークス直後は毛を刈ってもすぐに伸びてきましたが、今はキレイな状態を維持できています。背も伸びて毛ヅヤも良くなって安心しています」と木實谷場長。2冠が懸かる秋華賞へ向けて、充実した夏休みを送っている。

桜花賞ステレンボッシュ秋華賞をにらんで英気を養っている。「馬体重は現在480キロほど。毛ヅヤは良好で体調面は維持しています。まだまだ競馬まで期間があるのに、かなり調子が良くて困っています(笑)。いい意味でもう少しボリューム感を出して送れれば理想的ですね」と木實谷場長の声が弾んだ。

昨年のホープフルSを制したレガレイラ。紅一点として臨んだ皐月賞日本ダービーは牡馬の壁にはね返されたが、そのチャレンジスピリットに多くのファンが拍手を送った。「ダービーは走り切れなかったので、ダメージもなく順調に調整できています。去年に比べて胴の伸びも出た印象で、精神的にも大人になってきました。順調に夏を過ごしています」と木實谷場長。次走は自身初の牝馬限定戦・ローズSから始動する。

2歳女王アスコリピチェーノも泰然自若と秋を見据える。1番人気の支持を集めた桜花賞NHKマイルCはともに2着と悔し涙を流した。復帰戦には古馬と顔を合わせる京成杯オータムハンデを選択。木實谷場長は「そこまで大きく変わっていませんが、春先より全体的にボリューム感が出てきました。これから暑くなるので、うまく乗り切ってもらいたいですね」と表情を和らげた。激戦の疲れを癒し、一段と成長を遂げている銀河系軍団。この秋のGⅠシリーズも大活躍間違いなしだ。

復帰を目指すビッグネームも元気な姿を見せてくれた。アマンテビアンコは新設されたダート3冠シリーズの第1弾・羽田盃の勝ち馬。2冠目の東京ダービーを目指した矢先に脚部不安が生じ、現在はノーザンファーム天栄でトレーニングに励んでいる。木實谷場長は「復帰戦は未定ですが、ちょっとずつ運動の量を増やしています。皮膚感が薄くなって、ピンクの地肌も出てきましたよ」と回復具合を明かした。

昨年のエリザベス女王杯を制したブレイディヴェーグ。今年初戦に予定していたドバイターフは右後肢飛節の炎症のために回避となったが、丁寧に立ち上げられたかいもあり、新潟記念での復帰を視野に入れる。「乗り出してからは順調に来ています。今は心肺機能を戻している最中です。1年前に比べてボリューム感が出て、肉体的な成長を感じます」と木實谷。再びターフを沸かせる日を楽しみに待ちたい。

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【レパードS】ミッキーファイト馬体に厚み 暑い中でも調教十分 2024年7月31日(水) 04:59

<美浦トレセン>

ユニコーンS3着のミッキーファイトは坂路を4ハロン70秒1。「しっかり攻めているので、けさはフレッシュさを確認。暑い中でもいい意味で大きくこたえることもなく、こちらがやりたい調教ができています。体重は変わらないですが、何となくいつもより馬体に厚みがあってふっくら見えます。調教でやることをやってのことですし、動きの感じを見ても、成長とみています」と田中博調教師。

ユニコーンS6着のアラレタバシルは坂路で4ハロン65秒3。調教もつけている野中騎手は「体がしっかりしてきたので、今回の放牧明けではたまに普通キャンターで坂路に入れることができているし、前進気勢も出てきました。動きが目立たない馬ですが、先週は攻め駆けする相手によく食い下がっていたし、この馬としてはずいぶん動けるようになっていますね」と好ムードを伝える。

<栗東トレセン>

ブルーサンは、メンバー中、ただ1頭の重賞ウイナー。4走前の大井・雲取賞では、のちの羽田盃勝ち馬アマンテビアンコを下しており、実力は折り紙付きだ。堀毛助手は「日曜(28日)の調教をみても、動き、反応ともに良かったですね。前走と同様の状態を維持できています。前走は、強い勝ち馬に早めにこられたのもありました。同世代なら」とプロキオンS14着からの巻き返しを狙う。

サトノフェニックスは、歩様の乱れによるUAEダービー取り消しからの復帰戦。西園正調教師は「ここまで順調にきています。取り消し後は、しっかり休ませて、思ったより回復も早かったので、ここにしっかりと持ってこられました。和田(竜)騎手も『以前より乗りやすくなっています』と言ってくれているので、心身ともに成長もあるのかな」と充実ぶりを強調する。

バロンドールは、UAEダービー6着。中間は、入念にゲート練習をこなしてきた。松永幹調教師は「前走は、ハナでもと思っていましたがスタートを出なかったので、ああいう(後方からの)競馬になりました。ゲート練習はしっかりやってきました。前走後はここを考えてやってきましたし、舞台も問題ありません」と力を込める。

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【レパードS】伸び盛りのソニックスター トライアルからジャパンダートCへ弾み付ける! 2024年7月30日(火) 04:59

今週の新潟の日曜メインは3歳限定のダート重賞・レパードS。今年から新設されたダート3冠路線の最終戦・ジャパンダートクラシック(10月2日、大井、JpnⅠ、ダ2000メートル)のトライアルだ。ここから大舞台を狙っているのがソニックスター。底を見せていない大器が、全国区に名をとどろかせる。

羽田盃を勝ったアマンテビアンコや、東京ダービーを制したラムジェットに挑戦状を叩きつけるか。ソニックスターについて、楠助手は伸び盛りの近況を伝えた。

「使うごとに競馬が上手になっています。コーナー4つの1800メートルも問題ないと思います」

伯父に米GⅠ馬ビーチパトロールがいる血統馬。昨年9月の阪神新馬戦(ダ1800メートル)を快勝すると、続くカトレアSこそキャリアの浅さが出て11着と惨敗したものの1勝クラス、青竜Sを連勝して、改めて能力の高さをアピールした。

「集中力に課題があって、ソラを使うところがある。だけど、そこを調整しすぎると(気持ちが)ギシギシしてしまいそう。フレッシュさを尊重してやっています」

24日は美浦Wコースで併せ馬。長めから時計を出しつつ、ラスト1ハロン11秒8(7ハロン99秒8)ときっちり伸びて同入した。「今までと違い、気温を考慮した調整なので中身がどうかですが、最後まで集中して走れていました」。1着となればジャパンダートクラシックの優先出走権が手に入る。勝って弾みをつけたい。(吉田桜至郎)

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【プロキオンS】メンバー唯一の3歳馬ブルーサン 54キロ生かして年長馬一蹴だ 2024年7月2日(火) 04:59

今週の小倉の日曜メインはダート重賞のプロキオンS。ただ一頭の3歳馬、ブルーサンに注目だ。初の年長馬相手でも斤量54キロは大きな魅力。同世代での戦いではJpnⅢの雲取賞を勝っていて、底力は十分。持ち味のスピードを武器に、JRA重賞初制覇を狙う。

先週の北九州記念では3歳馬のピューロマジックが年長馬を下して重賞V。この時期、伸び盛りの3歳馬は要注意だ。プロキオンSに登録している3歳馬はブルーサンのみ。全休日の1日、堀毛助手は好気配を伝えた。

「心身ともにリフレッシュしています。1700メートルも守備範囲。自分の形に持ち込んで、気分よくいければ」

2月のJpnⅢ雲取賞で、のちにJpnⅠ羽田盃を勝つアマンテビアンコを下して重賞初V。その羽田盃は8着に敗れたが、ハナに行ききれず「かみ合わなかったですね」と振り返る。前走の鳳雛Sは主導権を握って2着に踏ん張り「力を再認識できました」とうなずく。

全3勝は逃げ切り。今回はヤマニンウルスという強敵はいるものの、同型不在は何よりの好材料だ。さらに斤量54キロで最大4キロ差の恩恵もある。「前に行く馬なので、軽い斤量は追い風になります」と歓迎する。

「厳しい戦いは重々承知です。いい競馬をして秋につなげたいですね」

過去10年でこのレースに出走した3歳馬は2頭だけで、いずれも着外。前例が少ないだけで、ブルーサンなら…。年長馬に思い切りぶつかる。(北池良輔)

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宮田敬介調教師がJRA通算100勝達成 2024年6月8日() 12:08

8日の東京4Rで戸崎圭太騎手騎乗のアドマイヤマツリが1着となり、管理する宮田敬介調教師(美浦)は、現役145人目となるJRA通算100勝を達成した。

宮田敬介調教師は開業6年目の43歳で、これまでに2023年のエリザベス女王杯を制したブレイディヴェーグや、ダート重賞で4勝を挙げたダンシングプリンスなどを管理。今年は白毛馬アマンテビアンコ羽田盃を勝利している。

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アマンテビアンコの関連コラム

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 早いもので、2023年も師走に突入しました。今週以降は12月10日の阪神ジュベナイルフィリーズ(2歳G1・阪神芝1600m外)、12月17日の朝日杯フューチュリティステークス(2歳G1・阪神芝1600m外)、12月28日のホープフルステークス(2歳G1・中山芝2000m内)と、2歳G1が立て続けに施行されます。当然ながら、この前後で「ウマニティPOG 2023」のランキングは大きく変動するはず。今シーズン最初の山場と言えるでしょう。
 ちなみに、今後も入札は毎週行われますが、仮想オーナー募集枠の解放は今週12月4日が最後。主役級と目されているような実績馬や素質馬の獲得を目指すならば、現在行われている第28回入札にすべてを懸けるしかありません。ただし、あえて枠を空けておき、年明け以降に台頭してきた大物を狙うというのもひとつの手。今のうちにシーズン後半の立ち回りをイメージしておきたいところです。
 今回は、12月3日終了時点における各ワールドの上位プレイヤーと、その指名馬をひと通りチェックしてみました。指名戦略の見直しを考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

 なお、2023年の、JRAの、2歳のレースにおける競走馬ごとの本賞金額(12月3日終了時点)トップ20は下記の通りとなっています。

【1位】コラソンビート(ルシェルドールの2021) 6130万円
【2位】シュトラウスブルーメンブラットの2021) 5350万円
【3位】ジャンタルマンタル(インディアマントゥアナの2021) 4520万円
【4位】シンエンペラー(Starlet's Sisterの2021) 4020万円
【4位】ゴンバデカーブース(アッフィラートの2021) 4020万円
【6位】アスクワンタイム(ディープインアスクの2021) 3940万円
【6位】セットアップ(スリーアローの2021) 3940万円
【8位】ゼルトザーム(ロザリウムの2021) 3820万円
【8位】アスコリピチェーノ(アスコルティの2021) 3820万円
【10位】チェルヴィニアチェッキーノの2021) 3740万円
【11位】ドナベティ(ドナルチアの2021) 3680万円
【12位】ナナオ(バイザディンプルの2021) 3640万円
【13位】カルチャーデイ(ラルティスタの2021) 3620万円
【14位】オーキッドロマンス(エキナシアの2021) 3335万円
【15位】シカゴスティング(マルチスクリーンの2021) 3060万円
【16位】コスモディナー(コスモミールの2021) 2960万円
【16位】エトヴプレ(Nahoodhの2021) 2660万円
【18位】シリウスコルト(オールドフレイムの2021) 2630万円
【19位】アマンテビアンコ(ユキチャンの2021) 2590万円
【20位】ルシフェル(アルアリングスターの2021) 2540万円

 複数の産駒がランクインしている種牡馬は、ヘニーヒューズとロードカナロア(各2頭)だけ。どちらの代表産駒も短距離やダートのレースを主戦場としている馬でしたから、来春のクラシック戦線を席巻しそうな種牡馬は今のところ見当たらない――と言って良いでしょう。キングカメハメハディープインパクトの直仔が完全にいなくなった分、指名馬選びの難度は急激に上がっている印象です。

 1頭1オーナー制のスペシャルワールドでトップに立っているのは、3億2712万円を獲得しているバンコクの夜は熱い、昼も暑いさん。ダノンエアズロック(モシーンの2021)が10月21日のアイビーステークス(2歳オープン・東京芝1800m)を、シュトラウスが11月18日の東京スポーツ杯2歳ステークス(2歳G2・東京芝1800m)を制しました。この2頭はいずれも第1回入札で獲得に成功した馬。シュトラウス朝日杯フューチュリティステークスでも人気を集めそうですし、今後もしばらくは首位争いの中心となるのではないでしょうか。
 425万円差の2位につけているのは中(ナカ)さん。こちらはコラソンビートが11月4日の京王杯2歳ステークス(2歳G2・東京芝1400m)を、チェルヴィニアが10月28日のアルテミスステークス(2歳G3・東京芝1600m)を勝っています。ちなみに、コラソンビートを獲得したのはデビュー戦後の第4回入札。そこから3連勝で重賞ウイナーの座に上り詰めたわけですから、お見事というほかありません。

 G1ワールドは2億9318万円を獲得している長澤まさみさんがトップ。出世頭は10月7日のサウジアラビアロイヤルカップ(2歳G3・東京芝1600m)を制したゴンバデカーブースです。既に指名した20頭すべてがデビューを果たしており、うち13頭が勝ち上がっているという層の厚さも見逃せないところ。年末にかけてさらに獲得ポイントを伸ばしてきそうな印象を受けました。

 G2ワールドは2億9067万円を獲得しているHALLさんがトップ。コラソンビートを第1回入札で指名し、獲得賞金が1.5倍となる筆頭オーナーの立場を手に入れています。筆頭オーナーになれるのは、各ワールドで最初の仮想オーナーとなったプレイヤーであり、複数いる場合は落札額が高い順、それも同じ場合は入札時間が早い順で決定。優勝争いにおいては大きなアドバンテージとなりますから、チャンスがあったら積極的に狙っていきましょう。

 G3ワールドは2億4873万円を獲得しているサイレントナイト翔さんがトップ。こちらも筆頭オーナーであるジャンタルマンタルが11月11日のデイリー杯2歳ステークス(2歳G2・京都芝1600m外)を制しました。第2回以降もこまめに入札を続け、少しずつ指名馬のラインナップを増やしている点も特徴的。最終的な結果が楽しみです。

 オープンワールドは1億8883万円を獲得しているゴッドキングさんがトップ。筆頭オーナーとなったイーグルノワールアルティマブラッドの2021)は11月22日の兵庫ジュニアグランプリ(2歳Jpn2・園田ダ1400m)を勝っています。さまざまなパターンで獲得ポイントを伸ばしたプレイヤーが各ワールドの首位に君臨していることからも、今シーズンの序盤はやや波乱の展開だったと言えそう。まだ多くのプレイヤーに優勝の目が残っていると見て良いのではないでしょうか。


■執筆者プロフィール
伊吹 雅也(いぶき・まさや)

 埼玉県桶川市在住のフリーライター、競馬評論家。JRAホームページ内『今週の注目レース』において「データ分析」のコーナーを担当しているほか、JRAのレーシングプログラム、TCKホームページ、グリーンチャンネル、ニコニコチャンネルなどさまざまなメディアを舞台に活動している。近著に『ウルトラ回収率 2023-2024』(ガイドワークス)、『WIN5攻略全書 回収率150%超! "ミスターWIN5"のマインドセット』(ガイドワークス)など。2023年03月28日には最新刊『血統&ジョッキー偏差値2023-2024 ~儲かる種牡馬・騎手ランキング~』(ガイドワークス)をリリース。


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2023年10月4日(水) 10:00 伊吹雅也
伊吹雅也のPOG分析室 (2023) ~第8回 注目馬ランキング上位馬~
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 先週いっぱいで4回中山・4回阪神が終了し、今週末からは4回東京・2回京都が開幕。6月からスタートしたJRAの2歳戦も折り返し地点を過ぎました。ここから先は、12月10日の阪神ジュベナイルフィリーズ(2歳G1・阪神芝1600m外)、12月17日の朝日杯フューチュリティステークス(2歳G1・阪神芝1600m外)、12月28日のホープフルステークス(2歳G1・中山芝2000m内)などを見据えた争いが繰り広げられる時期。各レースの前哨戦と位置付けられている重賞やオープン特別はもちろん、1勝クラスのレースに回って収得賞金の積み増しを目論む有力馬の動向からも目が離せません。

 現行のシーズン「ウマニティPOG 2023」も最序盤の時期が過ぎ、獲得賞金ランキングの変動が徐々に大きくなってきました。入札は今週が19回目。仮想オーナー馬の枠が埋まり切ったプレイヤーも多いのではないでしょうか。
 ちなみに、入札自体はシーズン最終週まで続くものの、スペシャル以外の各ワールドにおける仮想オーナー募集枠の開放は、今週10月2日、来月11月6日、再来月12月4日の計3回を残すのみ。実績馬の追加指名を行うならば、このあたりの入札が勝負どころです。
 今回は、まだ仮想オーナー馬の枠が残っている皆さんに向けた参考資料として、今年の2歳戦が開幕した直後の時点における注目POG馬ランキング(2023/06/07 00:00更新)の上位100頭を対象に、各馬の近況をまとめておきます。

 既にJRAのレースで勝ち上がりを果たしている馬は29頭でした。ただし、1位から30位までの30頭中14頭が勝ち上がっている一方で、31位から100位までの70頭を見ると、約2割にあたる15頭しか勝ち切れていません。

●4位 サフィラ(サロミナの2021) 2戦1勝
●7位 マテンロウゴールド(ルールブリタニアの2021) 2戦1勝
●10位 チェルヴィニアチェッキーノの2021) 2戦1勝
●11位 ガルサブランカシャトーブランシュの2021) 1戦1勝
●12位 ラケダイモーン(ラルケットの2021) 3戦1勝
●14位 ダノンエアズロック(モシーンの2021) 1戦1勝
●15位 ウールデュボヌール(サンクボヌールの2021) 2戦1勝
●16位 ボンドガール(コーステッドの2021) 1戦1勝
●17位 シュトラウスブルーメンブラットの2021) 1戦1勝
●19位 ホウオウプロサンゲ(セルキスの2021) 2戦1勝
●23位 レガレイラ(ロカの2021) 1戦1勝
●24位 インビジブルセルフ(アウェイクの2021) 1戦1勝
●26位 フェンダー(プリンセスロックの2021) 3戦1勝
●27位 テラメリタテラノヴァの2021) 2戦1勝
●45位 バスターコール(デグラーティアの2021) 3戦1勝
●47位 ゴンバデカーブース(アッフィラートの2021) 1戦1勝
●51位 レイデラルース(カンデラの2021) 3戦1勝
●60位 アマンテビアンコ(ユキチャンの2021) 1戦1勝
●61位 ファーヴェント(トータルヒートの2021) 1戦1勝
●62位 アトロルーベンス(キングスローズの2021) 2戦1勝
●65位 トロヴァトーレ(シャルマントの2021) 1戦1勝
●68位 ダノンキラウェア(レキシールーの2021) 1戦1勝
●69位 カンティアーモリビアーモの2021) 1戦1勝
●71位 ミアネーロ(ミスエーニョの2021) 1戦1勝
●79位 クイックバイオアニメイトバイオの2021) 3戦2勝
●84位 ボルケーノ(スピードリッパーの2021) 1戦1勝
●87位 ルージュスエルテ(リュズキナの2021) 2戦1勝
●88位 ロジルーラー(シェリールの2021) 3戦1勝
●92位 バロン(マイミスリリーの2021) 2戦1勝

 現在のところ、2勝以上をマークしているのはクイックバイオアニメイトバイオの2021)のみです。クイックバイオは未勝利のレースと9月16日のききょうステークス(2歳オープン・阪神芝1400m内)を連勝。収得賞金(1000万円)や本賞金(2150万円)もこの馬が単独トップですから、頭ひとつ抜けた存在と言えるでしょう。
 なお、JRAの重賞に出走したことがある馬もウールデュボヌール(サンクボヌールの2021)、バスターコール(デグラーティアの2021)、ロジルーラー(シェリールの2021)の3頭だけで、残念ながら3頭とも当該レースでは6着以下に敗れています。前シーズンもほぼ同様だったとはいえ、上位人気勢が戦績の面でも注目を集めるようになるのはもう少し先。各馬の動向や入札の状況をしっかり観察しておけば、将来有望な手駒を手頃な価格で獲得できるかもしれません。

 デビュー済み、かつ未勝利の馬は32頭でした。デビュー後のレースで人気を裏切ってしまった馬もいますが、もともと前評判は高かったわけですから、来春までに巻き返してくる馬も何頭かはいるはず。これまでのレースぶりと入札の状況次第では、積極的に狙ってみるのも面白そうです。

●2位 ドゥマイシング(フォースタークルックの2021) 2戦0勝
●5位 シュヴェルトリリエリスグラシューの2021) 1戦0勝
●9位 コンドライトアエロリットの2021) 1戦0勝
●18位 コルレオニス(ヒストリックスターの2021) 1戦0勝
●22位 シトラール(ジンジャーパンチの2021) 2戦0勝
●32位 ローザサンリヴァル(ローザブランカの2021) 2戦0勝
●33位 カズアブディーン(ユードントラヴミーの2021) 1戦0勝
●34位 カルパ(ブチコの2021) 2戦0勝
●36位 グラヴィス(ラヴズオンリーミーの2021) 1戦0勝
●39位 ソニックライン(ルミナスパレードの2021) 2戦0勝
●40位 エヴァンスウィート(ハルーワスウィートの2021) 2戦0勝
●42位 フランクエフェクト(カーミングエフェクトの2021) 1戦0勝
●43位 エリカエスティーム(メチャコルタの2021) 1戦0勝
●53位 アウェイキング(Waldjagdの2021) 1戦0勝
●55位 マウリノ(マウレアの2021) 2戦0勝
●58位 ソウルアンドジャズ(ナスノシベリウスの2021) 2戦0勝
●59位 シャドフ(シャンブルドットの2021) 2戦0勝
●64位 リンドバーグ(ロベルタの2021) 1戦0勝
●73位 カズヴィトシャ(ボンジュールココロの2021) 2戦0勝
●74位 モスクロッサー(クリスプの2021) 1戦0勝
●77位 キャネル(レッドラヴィータの2021) 3戦0勝
●78位 ミッキースターダム(ベルダムの2021) 2戦0勝
●82位 ベストミーエヴァー(デルフィニア2の2021) 1戦0勝
●83位 ウインマクシマム(コスモアクセスの2021) 1戦0勝
●85位 チェレスタ(カリンバの2021) 1戦0勝
●91位 スカイハイ(タイキオードリーの2021) 2戦0勝
●93位 クォーツァイト(ハニージェイドの2021) 2戦0勝
●95位 ショウナンハウル(リンフォルツァンドの2021) 2戦0勝
●97位 クラッチプレイヤー(ヴァシリカの2021) 1戦0勝
●98位 エリカカリーナ(キャレモンショコラの2021) 1戦0勝
●99位 デルマアートマン(オータムフラワーの2021) 2戦0勝
●100位 グレッソネイ(アドマイヤローザの2021) 2戦0勝

 残る39頭は現時点で未出走。もっとも、JRA-VANによると下記の8頭は10月3日時点で入厩中となっていました。おそらく近日中にデビューするでしょうし、動向をしっかりチェックしておきましょう。

●25位 ハミング(ブリッツフィナーレの2021) 0戦0勝
●31位 フォーエバーヤング(フォエヴァーダーリングの2021) 0戦0勝
●37位 フレミングフープ(シーズアタイガーの2021) 0戦0勝
●46位 オールナット(キューティゴールドの2021) 0戦0勝
●52位 シンエンペラー(Starlet's Sisterの2021) 0戦0勝
●67位 ガルバナム(アロマドゥルセの2021) 0戦0勝
●80位 ミエノジュピター(サトノジュピターの2021) 0戦0勝
●96位 イゾラフェリーチェ(ケイティーズハートの2021) 0戦0勝

 未出走、かつまだ入厩していない注目POG馬ランキング上位馬は下記の通り。

●1位 ラファミリアアイムユアーズの2021) 0戦0勝
●3位 シャハザマーン(ドバイマジェスティの2021) 0戦0勝
●6位 ダノンモンブラン(ヤンキーローズの2021) 0戦0勝
●8位 エリザベスバローズ(イスパニダの2021) 0戦0勝
●13位 ファピオラ(マニーズオンシャーロットの2021) 0戦0勝
●20位 クイーンズウォーク(ウェイヴェルアベニューの2021) 0戦0勝
●21位 アルセナール(サンブルエミューズの2021) 0戦0勝
●28位 フォティーゾ(スキアの2021) 0戦0勝
●29位 スターリングアップソウルスターリングの2021) 0戦0勝
●30位 ベトルス(エスキモーキセスの2021) 0戦0勝
●35位 ジーティーパワー(コールバックの2021) 0戦0勝
●38位 エヴァンジェリーナジェンティルドンナの2021) 0戦0勝
●41位 インクルージョン(インクルードベティの2021) 0戦0勝
●44位 シュネルラウフェン(セリエンホルデの2021) 0戦0勝
●48位 サトノギフテッド(ウィキッドリーパーフェクトの2021) 0戦0勝
●49位 ミスタージーティー(リッスンの2021) 0戦0勝
●50位 ビダーヤ(サマーハの2021) 0戦0勝
●54位 シャイニングソード(Stacelitaの2021) 0戦0勝
●56位 アンフォルメル(アールブリュットの2021) 0戦0勝
●57位 ダイヤモンドレイン(シーウィルレインの2021) 0戦0勝
●63位 キングズブレス(Impedeの2021) 0戦0勝
●66位 馬名未定(シュガーハートの2021) 0戦0勝
●70位 クロノネクサス(クロノロジストの2021) 0戦0勝
●72位 オーデンヴァルト(グリューネワルトの2021) 0戦0勝
●75位 バードウォッチャーアパパネの2021) 0戦0勝
●76位 サトノファントム(ウイングステルスの2021) 0戦0勝
●81位 ギガル(チェリーコレクトの2021) 0戦0勝
●86位 スカイサーベイ(ヴィルジニアの2021) 0戦0勝
●89位 シャンパンポップ(シャンパンルームの2021) 0戦0勝
●90位 エボルヴィング(リリサイドの2021) 0戦0勝
●94位 アルシミスト(ミセスワタナベの2021) 0戦0勝

 注目POG馬ランキング3位のシャハザマーン(ドバイマジェスティの2021)は、9月下旬にノーザンファームしがらきへ移動し、入厩に向けて調整中とのこと。ラファミリアアイムユアーズの2021)やダノンモンブラン(ヤンキーローズの2021)あたりもそのうち情報が出てくるでしょうから、引き続き注視しておきたいと思います。


■執筆者プロフィール
伊吹 雅也(いぶき・まさや)

 埼玉県桶川市在住のフリーライター、競馬評論家。JRAホームページ内『今週の注目レース』において「データ分析」のコーナーを担当しているほか、JRAのレーシングプログラム、TCKホームページ、グリーンチャンネル、ニコニコチャンネルなどさまざまなメディアを舞台に活動している。近著に『ウルトラ回収率 2023-2024』(ガイドワークス)、『WIN5攻略全書 回収率150%超! "ミスターWIN5"のマインドセット』(ガイドワークス)など。2023年03月28日には最新刊『血統&ジョッキー偏差値2023-2024 ~儲かる種牡馬・騎手ランキング~』(ガイドワークス)をリリース。

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2023年7月7日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】昨年から一転してノーザンファーム2歳勢がロケットスタート/七夕賞展望
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先週の東西重賞はともに内枠有利の流れ。CBC賞は逃げたジャスパークローネが勝利、ラジオNIKKEI賞は道中好位のインを追走したエルトンバローズが抜け出した。

最終的な本命はCBC賞が◎サンキューユウガ、ラジオNIKKEI賞は◎コレペティトールサンキューユウガは最高の立ち回りで2着を確保したが、今回に関しては馬場状態や枠順などすべての条件が向いたことは覚えておきたい。次走以降、今回以上の競馬をするのはなかなか難しいかもしれない。一方のコレペティトールはスタートで少し立ち遅れたことが響いた。もっとも、こちらも内枠を上手く生かせてはいたので、今回以上となると少々厳しいかもしれない。

負けた組の中ではやはりラジオNIKKEI賞で3着だったレーベンスティールのラストの脚が目についた。もともと小回り向きのタイプではないので流れに乗れず差し遅れたのは仕方ないところ。騎乗についてはいろいろ言われそうな内容ではあったが、そもそも上手く乗ることが難しいシチュエーションでもあった。福島芝1800mの開幕週はストレートに能力が発揮される舞台ではない。

~ノーザンファーム産の2歳勢がロケットスタート

さて、少しだけ2歳戦の話題を。先月から始まった2歳戦線もはや1ヶ月あまりが過ぎたが、最初の開催ではノーザンファーム勢が大活躍。やや低調だった昨年から一転、素晴らしいスタートを切った。

最初の開催で2歳戦は合計29レース行われたが、そのうち13レースでノーザンファーム生産馬が勝利。複勝率も60%を超えており、近年の中でも屈指の好スタートといっていい。参考までに昨年の最初の開催との比較を見てみたい。

・2歳戦最初の開催におけるノーザンF勢の成績

2022年 (8-7-5-26)複勝率 43.5% 複勝回収値 66円
2023年 (13-6-8-17)複勝率 61.4% 複勝回収値 127円

ご覧の通り、明らかに今年の方が良い。近年の中では2018年の2歳世代はノーザンファーム勢が絶好調で、サートゥルナーリアグランアレグリアアドマイヤマーズダノンファンタジーケイデンスコールなど、最初の開催にデビューした組がその後大活躍。

今年も素質を感じさせる馬が多く勝ち上がっており、特にボンドガールアマンテビアンコダノンエアズロックあたりは先々も大いに期待できそうだ。世代によってかなり明確に好不調が分かれる傾向があるので、今年の2歳勢は好調…かもしれない、くらいはアタマに入れておくと今後2歳戦の馬券を買う上でもヒントになるかもしれない。

それでは最後に先週からの狙い馬と、今週末の注目馬を。

【次走狙い馬】イルクオーレ 7/1(土)函館11R 4番人気4着

トップスタートから2番手追走も、大外枠で位置を収められなかった。それでも直線はしぶとく粘って見せ場を作っており、現級でも上位の能力は見せた。順調なら次走は札幌前半開催に使えそう。逃げでも番手でも安定した立ち回りが可能なので、あとは馬場や展開、枠次第で圏内好走が叶うだろう。

~今週末の注目馬~

今週は七夕賞から。

レッドランメルト田辺裕信騎手)

注目はレッドランメルト田辺裕信騎手。
もともと3連勝で重賞に挑戦し、小倉大賞典では1番人気の支持を集めた実力馬。直近3戦は戦績だけ見れば重賞の壁に阻まれたように見えるが、枠や馬場が向かなかった面も大きかった。田辺騎手との初コンビでリラックスして運べれば一発が怖い。


※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

栃木県出身、競馬予想家。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。『競馬記者では絶対に書けない騎手の取扱説明書』(ガイドワークス)など著書多数。最新刊は『馬券力の正体 収支の8割は予想力以外で決まる』(オーパーツ・パブリッシング)。

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2023年6月21日(水) 12:00 伊吹雅也
伊吹雅也のPOG分析室 (2023) ~第5回 新馬勝ち馬レビューPart2~
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 前回に引き続き、2023年夏季競馬の1~3週目にJRAの新馬で優勝を果たした馬のプロフィールをご紹介します。今回ご覧いただくのは、6月11日(日)、6月17日(土)、6月18日(日)の勝ち馬です。

■2023年06月11日 函館05R 芝1200m
【優勝馬】ロータスワンド(U指数79.4)
牝 父ロードカナロア/母ルシュクル 中竹和也厩舎
→母のルシュクルはデビュー3戦目のすずらん賞を勝った馬。半兄ビアンフェもデビュー3戦目に函館2歳ステークスを制し、3歳時には葵ステークスを勝ちました。もともと仕上がりの早い血統で、デビュー戦からしっかり結果を残したわけですから、今後も目が離せません。

■2023年06月11日 阪神05R 芝1200m
【優勝馬】ミルテンベルク(U指数82.7)
牡 父モーリス/母ペルレンケッテ 武英智厩舎
→キャロットファームの所属馬で、募集価格は4000万円。母のペルレンケッテは現役時代にJRAで4勝をマークしています。モーリス産駒は2023年夏季競馬の2週目までにJRAの新馬を3勝。勢いがありますし、他の2歳馬も激走を警戒しておきましょう。

■2023年06月11日 東京05R 芝1800m
【優勝馬】ダノンエアズロック(U指数77.9)
牡 父モーリス/母モシーン 堀宣行厩舎
→2022年のセレクトセールで購買されており、価格は49500万円。母のモシーンは現役時代にVRCオークスなどを制しているオーストラリアの名牝です。半姉のプリモシーンもデビュー3戦目のフェアリーステークスを勝っていますから、早い時期の競馬にも対応できるはず。もともと注目度の高かった馬ですが、今後の入札ではさらに争奪戦が過熱するかもしれません。

■2023年06月17日 函館05R 芝1200m
【優勝馬】コルルディ(U指数74.7)
牝 父ダノンシャンティ/母ハイヨーシルバー 高柳大輔厩舎
→2代母のホウショウリヴはHoly Bull産駒のアメリカ産馬で、現役時代にJRAで2勝をマーク。ダート向きというイメージの強い血統だったにもかかわらず、主戦場は芝短距離でした。本馬も問題なく芝をこなしましたし、それなりに稼いでくれるのではないかと思います。

■2023年06月17日 阪神05R ダ1200m
【優勝馬】サトノフェニックス(U指数82.2)
牡 父ヘニーヒューズ/母マーメイドティアラ 西園正都厩舎
→半兄のショウナンアーチーと全兄のサンライズジャストは、いずれもJRAのレースを複数回勝っている現役馬です。なお、2代母は全日本2歳優駿などを制したグレイスティアラ。ポテンシャルの高い血統なので、大舞台に駒を進めてきたらしっかりマークしておきましょう。

■2023年06月17日 東京05R 芝1400m
【優勝馬】ノヴァエクスプレス(U指数74.0)
牡 父アジアエクスプレス/母グリューネヴォッヘ 鈴木慎太郎厩舎
→LEX PROの所属馬で、募集価格は2640万円。母のグリューネヴォッヘは現役時代にJRAで2勝をマークしていますし、ヘニーヒューズ産駒の半兄グリューネリヒトもデビュー2戦目で勝ち上がりました。血統を考えると芝のレースでデビューしたのは少々意外ですが、内容自体はまずまず優秀。面白い存在かもしれません。

■2023年06月17日 函館06R ダ1000m
【優勝馬】ゼルトザーム(U指数80.5)
牡 父ヘニーヒューズ/母ロザリウム 加用正厩舎
→いわゆる“薔薇一族”の牝系で、3代母のロゼカラーには秋華賞3着などの、2代母のローズバドにはオークス2着などの実績があります。ヘニーヒューズ産駒は2023年夏季競馬の3週目までにJRAの新馬を3勝。やはりダート路線はこの血統が主役となりそうです。

■2023年06月17日 東京06R ダ1400m
【優勝馬】アマンテビアンコ(U指数80.7)
牡 父ヘニーヒューズ/母ユキチャン 宮田敬介厩舎
→シルクレーシングの所属馬で、募集価格は4000万円。母のユキチャンは関東オークスなどを制した実績馬ですし、現4歳の半姉ハイアムズビーチも既にJRAのレースを3勝しました。いわゆる“POG本”などでも高く評価されていた印象ですから、今後はさらに注目度が上がるのではないでしょうか。

■2023年06月18日 函館05R 芝1200m
【優勝馬】ベルパッション(U指数74.9)
牝 父ダノンレジェンド/母メイショウトモシビ 西園正都厩舎
→現3歳の半兄イコサンは、2歳時のクローバー賞で2着に、福島2歳ステークスで3着に健闘した実績がある馬。仕上がりの早い血統と見て良いかもしれません。ご存じの通り、父のダノンレジェンドは現役時代にJBCスプリントなどを勝っている馬。芝はもちろん、ダート路線で活躍する可能性もあります。

■2023年06月18日 阪神05R 芝1600m
【優勝馬】レディントン(U指数77.1)
牡 父サトノアラジン/母クラウンアスリート 杉山晴紀厩舎
→現16歳世代の半兄に共同通信杯を勝ったハンソデバンドがいる血統。現8歳世代の半姉マリームーン、現6歳世代の半兄ウインドジャマーも、それぞれ現役時代にJRAで4勝をマークしました。杉山晴紀調教師はまだ開業8年目ですが、現在のところJRAリーディングトレーナーランキング2位。勢いのある厩舎だけに、この先も楽しみです。

■2023年06月18日 東京05R 芝1600m
【優勝馬】ボルケーノ(U指数78.5)
牡 父ルーラーシップ/母スピードリッパー 堀宣行厩舎
→2022年のセレクトセールで購買されており、価格は3850万円。母のスピードリッパーは現役時代にフィリーズレビューで2着に食い込んだ実績があります。まだ重賞戦線で活躍した産駒はいないものの、この馬が大物に育つ可能性はありそう。動向をチェックしておきましょう。


■執筆者プロフィール
伊吹 雅也(いぶき・まさや)

 埼玉県桶川市在住のフリーライター、競馬評論家。JRAホームページ内『今週の注目レース』において「データ分析」のコーナーを担当しているほか、JRAのレーシングプログラム、TCKホームページ、グリーンチャンネル、ニコニコチャンネルなどさまざまなメディアを舞台に活動している。近著に『ウルトラ回収率 2023-2024』(ガイドワークス)、『WIN5攻略全書 回収率150%超! "ミスターWIN5"のマインドセット』(ガイドワークス)など。2023年03月28日には最新刊『血統&ジョッキー偏差値2023-2024 ~儲かる種牡馬・騎手ランキング~』(ガイドワークス)をリリース。

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アマンテビアンコの口コミ


口コミ一覧
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【展望】

昨年はイーグルノワール、アマンテビアンコが、ここを好走して重賞ウイナーと、出世レースの側面を持つレース。

今年もダート路線を賑わす馬が出現するのか、見ておきたいレースだ、予想は将来性を見込める馬というキーワードを重視して組み立てる。



【危険視して妙味】

危:ウインハルモニア 牝2 55 黛

D1800Mの新馬勝利も、バテ差しの内容で、使った上りも中山のタフなダートとはいえ40.7は評価できない、ウインの馬らしく、

いかにも中山向きのタイプと思え、想定③人気なら期待値低く、

ここは危険視して妙味としたい。



【最終予想】

◎メルキオル 牡2 56 川田

初めての関東遠征となるが、初ダートとなった前走、逃げて最速上がりの大差勝利、当時の②着馬も次走勝利とダート適性はかなり高そう、ここでは能力上位とみて本命視。



〇アイビーヒメチャン 牝2 55 木幡巧

福島の未勝利をクビ差勝利しての参戦で地味さがあり、距離延長も課題ではあるも、新馬戦③着は相手レベル高く、東京コースの経験もあるのは評価できる、番手競馬もできそうだし、オッズ期待値高く、重い印を。



▲コパノヴィンセント 牡2 56 田辺

距離延長となるが、前走直線外に持ち出すロスがありながら差し切った内容は非凡、好位から鋭く脚を使える脚質も魅力で纏めて差し切ってしまうイメージもある。



※:三着候補として、シャイニーシップ、メイショウハチロー、

サノノワンダーまで抑えておく。

 たぶお統括本部長 2024年9月23日(月) 21:21
今週の推奨馬+先頭の◎成績
閲覧 55ビュー コメント 0 ナイス 2


《今週の推奨馬》

★土曜日・中京10R・高山S(3歳以上3勝クラス芝2000m)
・マコトヴェリーキー
前走は8月に新潟芝2200mの日本海Sを3着に好走。
これで現級では〔0.2.1.0〕の複勝率100%で、芝2000mは〔1.0.0.1〕で勝ち星がある。
中京コースは初めてだが、左回りは新潟で勝っているから問題なくて現級で安定した走りから勝ち負け必至。

★日曜日・中京10R・白川郷S(3歳以上3勝クラス・ダート1800m)
・ハビレ
前走は9月に新潟ダート1800mの2勝クラス両津湾特別をクビ差ながら勝利して昇級してきた3歳馬。
これで全成績がダートばかりの〔3.1.2.3〕だが、連を外したのは重賞のレパードSと東京ダービーの5着、羽田盃の4着、京浜盃の3着、オープン特別ヒヤシンスSの3着だ。
なので自己条件に限ると〔3.1.0.0〕の連対率100%で、唯一負けたのが新馬戦の2着だが、先着された相手が交流GⅠ羽田盃の覇者アマンテビアンコだから仕方ない。
なので自己条件は実質的に無敗と言ってもよい。
今回の中京は1400mだが未勝利戦を勝っているし、1800mは前走も含めて2勝だから全く問題ない。
昇級初戦になるが自己条件なら当然勝ち負け必至。

《先週の推奨馬成績》
★土曜日・中京10R・賢島特別
1着フィオライア
単勝460円
複勝190円

★日曜日・中山10R・内房S
2着オメガタキシード
複勝170円

これで今年の推奨馬成績は
成績・〔27.22.7.30]
勝率・0.313
連対率・0.569
複勝率・0.651

単複回収率(86戰)
単勝・83.8%(7210円)
複勝・88.9%(7650円)
総合・86.3%

《先週の重賞レース◎成績》

★神戸新聞杯(GⅡ)
2着ジューンテイク
複勝220円

★オールカマー(GⅡ)
1着レーベンスティール
単勝150円
複勝110円

これで今年の重賞◎成績は
成績・〔20.23.7.43〕
勝率・0.208
連対率・0.450
複勝率・0.527

単複回収率(93戦)
単勝・70.4%(6550円)
複勝・83.3%(7750円)
総合・76.8%

《先週の重賞以外のメイン◎成績》

★伊賀S
5着テイエムリステット

★ながつきS
1着サンライズアムール
単勝300円
複勝160円

成績・[26.16.9.69]
勝率・0.214
連対率・0.347
複勝率・0.421

単複回収率(121戦)
単勝・65.0%(7870円)
複勝・67.7%(8200円)
総合・66.4%

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 しんちゃん53 2024年8月4日() 07:51
札幌スポニチ賞&驀進特別&エルムステークス&レパードステ...
閲覧 224ビュー コメント 0 ナイス 27

おはよ~♪

8月4日ですね!

やしの日なんで椰子の実ジュースでも飲みますか?

やよの日でもあるんで馬券外れたらや~よ。

はしの日とも言えるんで橋の端で箸使う?

と言う訳で昨日は安定の馬券外し。

私の当たり馬券はどこにあるのでせうか?

見つかりません・・・。

それでも広島東洋カープさんが勝ってくれたので良かったです。

苦手のチュニドラさんに連勝(^^♪ 今日も九里くんが試合を作ってくれたら3タテだね。

宮島さんの神主が おみくじ引いて申すには 今日もカープは勝ち 勝ち 勝ち 勝ち♪

札幌10R 札幌スポニチ賞

◎⑧コナブラック
△④スイミーユニバンス
△⑨ミズノコキュウ
△⑪オルフェスト
△⑬ゴルトリッチ
△⑮ヤマニンアストロン

馬連⑧ー④・⑨・⑪・⑬・⑮への5

休み前の惨敗は疲れが溜まってたのかな?リフレッシュ放牧にて立て直しに成功。
ならば連続で一番人気に支持されてた力を見せるのみ。距離短縮して良さが出た様に千二が合うからね。

新潟6R 驀進特別

◎⑫オルコス
△⑥セイウンダマシイ
△⑧アサギリ
△⑩セイウンハルカニ
△⑪クインズコスモス
△⑯ジャスパーノワール

馬連⑫ー⑥・⑧・⑩・⑪・⑯への5点。

前走は初の千直で出遅れながらも31.9秒で上がって来ましたね。千直に適正ありそうだね。
2度目の千直なら慣れも見込めるんでスタート決めれば差し切りだね。

札幌11R エルムステークス

◎①フルム
〇⑨ペイシャエス
▲④ナチュラルハイ
△⑧シルトプレ
△⑥サヴァ
△⑩ドゥラエレーデ

馬連①ー④・⑥・⑧・⑨・⑩への5点。
馬単①ー④・⑥・⑧・⑨・⑩への5点。
三連複①・⑨ー④・⑥・⑧・⑩への4点。
三連単①ー⑨ー④・⑥・⑧・⑩への4点。
三連単①ー④・⑥・⑧・⑩ー⑨への4点。

ミトノオーにプロミストウォリア。更にはユティタムからは逃げ宣言。乱ペースになりそうだね。
なのでフルムに展開が向きそう。前走は初の千七で折り合い重視で後方から脚を伸ばして5着。
今回は主戦の水口クンが2週間付きっ切りで調整し右回りでも対応出来る様に修正を施して来た。
千七も二度目なんで今回は踏み込んだ騎乗をするとの事なんでね。差し切りに期待します。

新潟11R レパードステークス

◎⑥ハビレ
〇⑮アラレタバシル
▲①ミッキーファイト
△⑨ミッキークレスト
△④ジーサイクロン
△⑧ソニックスター

馬連⑥ー①・④・⑧・⑨・⑮への5点。
馬単⑥ー①・④・⑧・⑨・⑮への5点。
三連複⑥・⑮ー①・④・⑧・⑨への4点。
三連単⑥ー⑮ー①・④・⑧・⑨への4点。
三連単⑥ー①・④・⑧・⑨ー⑮への4点。

頑張って地方三冠に挑戦したけどね。最初の2つは道中で大きな不利を受けてスムーズじゃなかったね。
東京ダービーの頃にはその疲労が残ってたみたいなんで。今回は間隔開けてリフレッシュ。
ならばアマンテビアンコやラムジェットと差の無い競馬をして来た実力を見せてくれるかな?
左回りでは3戦して全て馬券内だから合うだろうしね。

盛岡11R 岩手県知事杯OROカップ

◎①グランコージー
△➂ライアン
△⑥マンダリンヒーロー
△⑦ギャレット
△⑨ゴールドギア
△⑫ヴィゴーレ

馬連①ー➂・⑥・⑦・⑨・⑫への5点。

ハナを切りたいこの馬には最高の枠を引きましたね。ここならスタート決めてハナを主張。
そのまま逃げ切りを期待だね。マイルは10勝してる様に十八番な距離だしね。力関係は正直分からん。

新潟12R 苗場特別

◎①スズノテレサ
△⑦モントブレッチア
△⑧ダイメイセブン
△⑫レディベル
△⑭リジン
△⑮キガサ

馬連①ー⑦・⑧・⑫・⑭・⑮への5点。

前走は勝ち馬には離されたけど2着馬とはさほど差の無い競馬が出来てたね。ローカルは合うね。
今回はメンバーに恵まれた感もあるんで勝ち負けも可能ではないか?と。

今日はここまでよぉ~。

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