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格闘家 アントニオ猪木 ─ファイティングアーツを極めた男─ 単行本(ソフトカバー) – 2023/10/25

4.5 5つ星のうち4.5 60個の評価

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アントニオ猪木はプロレスにおける”特異点”だった!
プロレス界の寵児であり、レジェンドとしてその名を刻んだ伝説の男はなぜその地位を不動のものとしたのか?
時代を越えて歴史に爪痕を残した猪木イズムを解き明かす!


”燃える闘魂”アントニオ猪木。その足跡があまりに大きく、かつ色濃すぎるが故に、事実とはかけ離れたファンタジーや伝説の類があたかも事実のように語られ、半ば歴史が〝捏造〟されてしまうリスクをはらんでいる。

本書は、その強さと技術の源流と進化を、猪木自身の言葉で解き明かすことで「アントニオ猪木の強さと格闘技術のリアル」を後世に遺す、前人未踏・空前絶後、完全無欠の”格闘技術論”である。

これこそがいま、この後の世の中に伝えておくべきアントニオ猪木の姿である! プロレス・格闘技界の歴史を努めて冷静に俯瞰し、マニアにありがちな贔屓の引き倒しにならないよう、アントニオ猪木という一レスラーの強さと格闘技術の奥深さを、客観的な事実を交えてより丹念に検証。

格闘家・猪木の実像を追い求め、さまざまな角度から検証を試みて得た結論は、当たり前のことだが、格闘家・猪木はプロレスラー・猪木だということだった。しかし「闘魂戦記~格闘家・猪木の真実」(1996年)執筆時、私は自分の洞察に確信はあってもそれを十分に説明しきれるだけの材料を持ち合わせていなかった。

だが、今回、四半世紀の時を経る間に蓄積された情報や取材結果に基づいて再び執筆作業を進めた結果、霧が晴れるように幻想が消え去り、ついに探し求めていた『格闘家アントニオ猪木─ファイティングアーツを極めた男─』がその本来の姿を現したのである。-木村光一

目次
第1章 猪木の源流 日本プロレス・最強格闘家集団の実態
柔術・アマレス・高専柔道・相撲〜猪木に格闘技を伝授した指導者たち
ゴッチが学んだ格闘技プロレス キャッチ・アズ・キャッチ・キャン
新日本プロレスの原点がカール・ゴッチである理由
発展途上にあった猪木のプロレス・スタイルを補完したレジェンドレスラー

第2章 猪木の格闘奥義 禁断の果実〟異種格闘技戦~プロレスと真剣勝負の狭間にある恐怖
〝バーリトゥード王者〟イワン・ゴメスとの邂逅 なぜ両雄は闘わなかったのか
猪木が認めた最強レスラーたち

第3章 猪木と格闘技ブーム 〝虚構〟vs.〝現実〟 空前絶後の70年代格闘技ブームの正体
原点は『チャンピオン太』〜梶原一騎とアントニオ猪木の出会い
〈年表〉 梶原一騎vs.アントニオ猪木/第一次格闘技ブームの誕生から終焉まで

第4章 猪木、ライバルを語る
絶体絶命からの逆襲~モハメド・アリ
猪木も認めた最強の男〜柔道王ウイリエム・ルスカ
〝熊殺し〟ウイリーを超えた蹴り~ザ・モンスターマン
アルティメット大会に出したかった男~チャック・ウェップナー
なぜ相手の腕を折らねばならなかったのか~アクラム・ペールワン
殺人的スケジュールだった欧州遠征~ローラン・ボック

第5章 スパーリング・パートナーが語る猪木の格闘術
検証インタビュー1 佐山聡
検証インタビュー2 藤原喜明
検証インタビュー3 山本小鉄
検証インタビュー4 石澤常光
検証インタビュー5 北沢幹之

第6章 プロレスと格闘技
猪木と格闘技とプロレスと猪木が語ったプロレスの定義

<写真解析>格闘技術解説
<独占インタビュー>アントニオ猪木かく語りき

写真 原悦生

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商品の説明

著者について

木村光一( きむら・こういち) 1962 年、福島県生まれ。東京造形大学デザイン学科卒。広告企画制作会社勤務を経て、'95 年、書籍『闘魂転生〜激白 裏猪木史の真実』(KK ベストセラーズ)企画を機に出版界へ転身。'98 〜'00 年、ルー出版、いれぶん出版編集長就任。『INOKI アントニオ猪木引退記念公式写真集』(原悦生 全撮/ルー出版)、『朋友 GOAL AFTER GOAL』(宮澤正明 全撮/ルー出版)、『My Bible』(蝶野正洋著/ルー出版)、『実録地上最強のカラテ〜ゴッドハンドの系譜』(真樹日佐夫著/いれぶん出版)他、プロレス、格闘技、芸能に関する多数の書籍・写真集出版に携わる一方、猪木事務所のブレーンとしてU.F.O.(世界格闘技連盟)旗揚げにも協力した。編著作に『ふたりのジョー』(木村光一著/梶原一騎・真樹日佐夫 原案/文春ネスコ)、『アントニオ猪木の証明〜伝説への挑戦』(アートン)、『闘魂転生〜激白 裏猪木史の真実』(KK ベストセラーズ)、『闘魂戦記〜激白 格闘家・猪木の真実』(KK ベストセラーズ)、『格闘ゲーム リアル研究序説』(東京ポリゴンズ名義/ KK ベストセラーズ)、『INOKIROCK』(百瀬博教、村松友視、アントニオ猪木、堀口マモル、木村光一共著/ソニーマガジンズ)、『ファイター 藤田和之自伝』(藤田和之・木村光一共著/文春ネスコ)がある。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 金風舎 (2023/10/25)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2023/10/25
  • 単行本(ソフトカバー) ‏ : ‎ 292ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4910491139
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4910491134
  • 寸法 ‏ : ‎ 21 x 14.8 x 2.2 cm
  • カスタマーレビュー:
    4.5 5つ星のうち4.5 60個の評価

著者について

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木村 光一
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猪木本のベスト!!!絶対買え!!!
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猪木本のベスト!!!絶対買え!!!
待望の猪木本、到着。まずはざっと斜め読み。私は、猪木をエンターテイメントのプロレスラーであり、真のスーパースターと思っている。本書の格闘家という表現には違和感あるし、格闘技術解説も寡聞にして私には難しかった。でも、この本には私の大好きなアントニオ猪木がいる。「人間の肉体っていうのは結構強いもので、本当はどんなにハードなことをやらされてもぶっ倒れてしまうまでは疲労しない。ただ、疲れてきたときに頭をよぎる「もうやめたい」という心の誘惑をはねつけられるかどうか。違いはそれだけなんだ。そもそも俺も要領が悪い。適当に加減することもできなかったから、実際、誰よりもきついところまでやっていたはずだった。それでも誘惑に負けずに続けられたのは、どこにも逃げ場のないブラジルでの生活で否応なしに精神面が鍛えられていたからだと思う」サブタイトルの「ファイティングアーツを極めた男」は正鵠を射た表現でシビれる。数ある猪木本でベストと断言できる!!!ファンは絶対買え!!!ファンじゃなくても猪木の生き様は胸を打つに違いない^ ^
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上位レビュー、対象国: 日本

2024年3月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
猪木の格闘技の技術をここまで深掘りした書物はなかなかないかと。そして今のMMAにもつながっていくのがまた最高に面白いです。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2023年10月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
待望の猪木本、到着。まずはざっと斜め読み。

私は、猪木をエンターテイメントのプロレスラーであり、真のスーパースターと思っている。

本書の格闘家という表現には違和感あるし、格闘技術解説も寡聞にして私には難しかった。

でも、この本には私の大好きなアントニオ猪木がいる。

「人間の肉体っていうのは結構強いもので、本当はどんなにハードなことをやらされてもぶっ倒れてしまうまでは疲労しない。

ただ、疲れてきたときに頭をよぎる「もうやめたい」という心の誘惑をはねつけられるかどうか。

違いはそれだけなんだ。

そもそも俺も要領が悪い。適当に加減することもできなかったから、実際、誰よりもきついところまでやっていたはずだった。

それでも誘惑に負けずに続けられたのは、どこにも逃げ場のないブラジルでの生活で否応なしに精神面が鍛えられていたからだと思う」

サブタイトルの「ファイティングアーツを極めた男」は正鵠を射た表現でシビれる。

数ある猪木本でベストと断言できる!!!ファンは絶対買え!!!ファンじゃなくても猪木の生き様は胸を打つに違いない^ ^
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5つ星のうち5.0 猪木本のベスト!!!絶対買え!!!
2023年10月28日に日本でレビュー済み
待望の猪木本、到着。まずはざっと斜め読み。

私は、猪木をエンターテイメントのプロレスラーであり、真のスーパースターと思っている。

本書の格闘家という表現には違和感あるし、格闘技術解説も寡聞にして私には難しかった。

でも、この本には私の大好きなアントニオ猪木がいる。

「人間の肉体っていうのは結構強いもので、本当はどんなにハードなことをやらされてもぶっ倒れてしまうまでは疲労しない。

ただ、疲れてきたときに頭をよぎる「もうやめたい」という心の誘惑をはねつけられるかどうか。

違いはそれだけなんだ。

そもそも俺も要領が悪い。適当に加減することもできなかったから、実際、誰よりもきついところまでやっていたはずだった。

それでも誘惑に負けずに続けられたのは、どこにも逃げ場のないブラジルでの生活で否応なしに精神面が鍛えられていたからだと思う」

サブタイトルの「ファイティングアーツを極めた男」は正鵠を射た表現でシビれる。

数ある猪木本でベストと断言できる!!!ファンは絶対買え!!!ファンじゃなくても猪木の生き様は胸を打つに違いない^ ^
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22人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2024年3月30日に日本でレビュー済み
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この本は貴重だと思います。
なぜ貴重かと言うと猪木が自身のプロレス技の技術論を証言している点。
新日本プロレスが好きで昭和プロレス関連の本は殆ど読んでいますが
スキャンダルや事件(?)関連のゴシップの類が多く胡散臭い内容がほとんど。

それはそれで好きなんですが、猪木は本当に強かったのか?が知りたかった。
それを証明してくれたのが道場で共に汗を流したレスラー達
弟子の藤原喜明や佐山サトルが猪木のプロレスにおいての上手さ,怖さ、そして凄みを証言しています。
証言の中でリアルだったのは猪木の技で得意技はコブラツイストでもなく卍固めでもなく
「ボディシザーズ(胴締め)だ」という箇所は「おぉ、、」と嘆息しました。
この技は足が長くないと巧く決まらないらしくプロレスラーとして理想的な(と自分は思っています)
スタイルの猪木ならではの得意技だな、と納得しました。

自分は50代前半で猪木の全盛期を知らない世代ですが引退まで猪木はカッコ良かった!
この本を読んで改めて猪木のファンで良かった、と再認識しました。
ありがとう、猪木さん!尚、この著者:木村さんのYouTubeでもこの本の裏話?が観れます。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2024年3月1日に日本でレビュー済み
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猪木さんやプロレスに対して、愛のある作品でした。

猪木氏がプロレスの本質(全体的・技術等含め)について、建前、本音に限らず、あまり語らず墓場まで持って行って下さったので、人それぞれ、色々な側面に思いを寄せて検証できて良かったと思います。

プロレスにプライドをもって、対戦相手や世間等と戦い続け、楽しませて下さった猪木さんに感謝し、「ありがとうございました」という私と同じような気持ちがある良い本と思います。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2023年11月2日に日本でレビュー済み
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アントニオ猪木の強さとは何だったのか。猪木自身の言葉によって語られるこの本は、数多く出版されている猪木関連の中でも希少な一冊であるのは間違いない。過去から遡る日本プロレス時代、力道山、先輩レスラーにしごかれる日々。馬場とのライバル関係。もはや語り尽くされた感はあるものの、この本には猪木インタビューによるある種の特別感がある。原悦生氏の写真が相乗効果で引き込まれていく。よくぞここまで引き出せたなと感心もする。
これは著者への信頼関係のたまものなのだろう。細かい内容については「買ってから読め」と言いたいところ。猪木全盛時に感じてた何故そこまでやるのかこの人は。その答えが見つかるかもしれない。令和の時代になった今だからこそ、もう一度あの男について考えてみたい。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2023年11月12日に日本でレビュー済み
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木村光一の書籍『闘魂戦記〜激白 格闘家・猪木の真実』『闘魂転生〜激白 裏猪木史の真実』『アントニオ猪木の証明〜伝説への挑戦』は全部持っていたが、全部ブックオフに二束三文で売った。
格闘家・猪木というフレーズは猪木信者の大好物であり、最高のパンチラインである。また格闘家・猪木へのアプローチは尽きることを知らないだろう。それぼど猪木という存在はそそられ、ゾクゾクするのである。
だが、この3冊は、猪木の格闘技戦はおろかプロレスの試合まで真剣勝負を前提として作られている。もちろん木村光一はプロレスの裏事情は知っていたはずだ。が、プロレス村の暗黙のルールを守った。そこがオレには物足りなかったのである。1993年11月UFCの出現は、猪木の異種格闘技戦を色褪せさせた。屈指の名勝負と言われた「猪木VSモンスターマン」戦も単なるエキシビジョンに墜落したのである(猪木プロレスとしては水準以上だが)。それでも当時のオレは猪木のシュート・テクニックを警戒したモンスターマンが踏み込めなかったのだと必死に信じたのである。だが、猪木のガードはがら空きなのに、なぜモンスターマンは顔面にパンチを打たず、ボディを狙うのか、モヤモヤしたのである。
この木村光一の著書がお色直しして、リリースされるという。猪木本が乱立する中、久々に気持ちが華やいだのである。もう酸いも甘いも嚙み分けた木村光一がどんな文章を書くのか期待に胸を躍らせたのである。
結論は・・・・
猪木に興味を持ったがリアルタイムで試合を観たことのない入門者には最適だろう。
だが、猪木に感動し、感激し、過度な期待をかけ、裏切られ、屈折した思いを重ねてきた筋金入りの猪木信者には物足りなさしか感じない。
猪木の技術を分析するなら徹底的に掘り下げてくれ。完全無欠の格闘技術論と謳うというなら、青木真也でも、藤原敏夫でも、山下泰裕でも、他の格闘家の意見を聞いてくれ(猪木をディスったって構わない)、身内のインタビューで猪木を悪く言う奴はいないのだ。高阪剛がペールワン戦を分析した~Gスピリッツ Vol.6~のほうが遥かにこの本を凌いでいる。
また、いつも猪木は強かった話をして猪木信者を喜ばせる北沢幹之だが、「最強の系譜」では、猪木vsビル・ミラーのスパーリングを「猪木から聞いた」と答えているが、この本だと「その場にいて見ていた」と話が変わっている。これは一体どういうことなのか。やはり北沢もプロレスラーということなのか。
因みに「最強の系譜」猪木vsボックのインサイドストーリー(1978年キラー・イノキ・ヨーロッパ・ツアー)は読み応えがある。それだけでもこの本より価値がある。
猪木が本物の技術を身に着けたプロレスラーということは間違いないだろう。そしてアルティメット出現前に全盛期を終えた猪木は幸せな男である。最強の格闘家アントニオ猪木は幻想として生き続けるからだ。
10人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2023年11月4日に日本でレビュー済み
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アントニオ猪木という類まれなる傑物の興味深い人生には感慨深いものがある。1970年代初頭には、世界チャンピオンになることは確実視され、将来を嘱望されていたものの、様々な経緯から「会社乗っ取り首謀者」の汚名を着せられ、一旦は業界から締め出され、ジャイアント馬場らによる陰険なNWAからの排撃活動により世界チャンピオンに挑戦する道さえ断たれた男の必死に生き抜いた堂々たる人生であった。人生の苦難に負けることなく生き続けた前向きな生き方に感慨を深くする。1980年代中頃のアントン・ハイセル事業の失敗による会社クーデター事件の責任も、全て自分で引き受け、その詳細については一切の弁解をしていないが、ブラジル在住の猪木本人の親族が関わっていた事業であることを考えると、彼らの責任も自分一人で被ろうとしたのであろう。理想のプロレスを追求するため自ら新日本プロレスを立ち上げたが、それは目の肥えた一部のファンにしか理解されないものであった。会社経営の維持と周辺の人びとを養って行くために、心ならずも観衆を喜ばせるショー的なファイトもせざるを得なかった。やがて創立者の理念よりも、自分たちの生活を重視した会社組織は、創立者の意図を無視して興行収入が増える路線へと突き進みだし、創立者は孤立していった。そして創立者は組織から「諸悪の根源」扱いされ締め出されてしまった。巷の様々な組織にしばしば見られる出来事ではあった。しかし、こうした出来事とは別に、アントニオ猪木という稀代のトリックスターが、真の格闘技術を体得した人物であったことを証明した本書は、傑出した書籍といえる。この人物の置かれた逆境と生き抜いた真実を思うとき、「お前には俺のような生き方ができるか」と問い掛けられているかのようだ。アントニオ猪木を批判する人たちにこそ読んでほしい書籍である。
10人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2023年11月3日に日本でレビュー済み
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アントニオ猪木の強さ・格闘技術について丁寧にまとめられた良書
著者の木村光一氏が、1995年から約10年間アントニオ猪木に密着して膨大な時間のインタビューを行っていたからこそ書ける内容なのでしょう。
1962年~1980年のプロレス・格闘技の年表も素晴らしいです。
佐山聡、藤原喜明、山本小鉄、石澤常光、各氏へのインタビューは1996年に収録された物ですが
北沢幹之氏へのインタビューは2023年の物、つまりこの本のために今年インタビューした内容となります。
アントニオ猪木についての本は、今後も誰かが出版することはあるとは思いますが
アントニオ猪木の「強さ」「格闘技術」に特化した内容で、
これ以上内容の濃い本は誰も出せない(書けない)のではないでしょうか

この本を購入するかどうか、悩んでいる方へ
まずは、この本の「まえがき」を読んでみてください。
普通の本ならば、購入するor店頭で立ち読みする等をしないと「まえがき」を読む事はできないですが
この本に関しては、プロデューサーであるTERUさん(宮崎晃彦氏)が
「まえがき」の内容をYouTubeで公開しています。
YouTubeで「格闘家アントニオ猪木」「まえがき」で検索すればすぐに見つかるでしょう。
この本を世に出す事になった経緯や意図なども含めて、「想い」が「まえがき」にまとめられています。

・猪木のプロレスの正体とは何だったのか?
・『だって、プロレスなんでしょ?』の世間一般の認識
・『プロレスラーに強さを求めても仕方がない』という"大人の意見"
・『オレはプロレスと格闘技を分けて考えたことは一度もない』という猪木の言葉
「まえがき」の内容のキーワードを一部抽出するとこんな感じでしょうか

「まえがき」の内容を全部読んで(あるいは見て)頂いて
心に何か来る物を感じた方ならば
現在のプロレスに興味があっても無くても
何かのタイミングでプロレスから、あるいはアントニオ猪木から、距離が離れてしまった人でも
この本は楽しめると思います。
19人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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