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2024 年 9 月 16 日
Apple Vision ProのためのvisionOS 2、本日提供開始
本日より、visionOS 2の提供を開始し、世界中のApple Vision Proユーザーに新しい空間コンピューティング体験をもたらします。既存の写真を驚くような深度と立体感をもつ空間写真に変えることができ、直感的な新しい手のジェスチャによってVision Proの操作がよりすばやく簡単になり、主要なvisionOSアプリと体験のパワフルな機能強化によって空間コンピューティングが次のレベルへと引き上げられます。
空間メモリーを作成、追体験、共有
visionOS 2では、Apple Vision Proユーザーは写真アプリのライブラリにある2D画像を自然な深度と立体感をもつ空間写真に変換して、過去の思い出を蘇らせることができます。タップするだけで、visionOS 2は先進的な機械学習アルゴリズムを活用して2D写真に新しい命を吹き込み、ユーザーはこれまで不可能だった方法で大切な思い出を蘇らせ、再びつながることができます。
写真アプリでSharePlayを使えば、新しいiPhone 16やiPhone 16 Proで撮影した美しい空間写真やビデオなど、ユーザーのライブラリのコンテンツを友人や家族と簡単に共有できます。SharePlayでは、ユーザーは空間Personaとしてほかの人とつながり、全員が同じ部屋に物理的に一緒にいるかのように感じながら、実物大のサイズでパノラマを楽しんだり、お気に入りの共有アルバムをスクロールしたりすることができます。さらに、visionOS 2で写真アプリが再設計され、ユーザーはライブラリを整理された状態に保つことができ、空間写真、ビデオなどをすばやく見つけるのが簡単になります。ユーザーはまた、写真ライブラリ内のビデオを自分のワークフローに最適なスケールでトリミングすることもできます。
今年の秋には、Canonは人気のEOS R7デジタルカメラ向けにまったく新しい空間レンズを発売し、EOS R7で美しい空間ビデオを撮影できるようになります。また、プロのユーザーは、MacのためのFinal Cut Proを使って空間ビデオを編集し、Vimeoにアップロードしてほかの人にApple Vision Proで体験してもらうことが可能になります。
新しい手のジェスチャでvisionOSを操作
visionOS 2により、Apple Vision Proの操作がさらにすばやく簡単になります。Vision Proの革新的な空間インターフェイスを基盤に、visionOS 2はホームビューやその他の機能へのアクセスをさらに便利にする新しいジェスチャを導入します。ユーザーは、自分の前に手を上げて指をタップしてホームビューをすばやく表示したり、手を裏返して時刻を表示したり、バッテリー残量を確認したり、ボリュームを調整することができ、コントロールセンターにアクセスすることもできます。
Apple Vision Proの生産性が新たな高みに到達
visionOS 2のパワフルな生産性を高める機能により、ユーザーは自分のニーズにより合うようにApple Vision Proの体験をさらにカスタマイズし、より多くのことができるようになります。
ユーザーはApple Vision Proの操作にマウスを使えるようになり、書類の作成時にカーソルを正確に操作したい場合に便利です。ユーザーが「環境」内にいる時、Vision Proはユーザーの物理的なMagic Keyboardを賢く検出して表示します。また、ホームビューをカスタマイズできるため、ユーザーはアプリをどこでも好きな場所に配置して、最もよく使うものにすばやくアクセスできます。
年内に、Mac仮想ディスプレイはユーザーを包み込む拡大可能なウルトラワイドスクリーンを搭載し、横に並べた2台の4Kディスプレイに相当する大きさを実現します。
人気のApple Vision Proの体験にまったく新しい機能が登場
visionOS 2により、ユーザーが日常的に愛用している主要なアプリと機能がさらに向上します。
- トラベルモードが拡張されて電車への対応が加わり、ユーザーは美しい「環境」に浸って複数のアプリでプライバシーを保ちながら作業したり、フライト中や通勤中でも最新の映画や番組を大画面で楽しむことができます。
- ユーザーの家族や同僚がゲストユーザーを頻繁に使う場合に、visionOSは直近のゲストの目と手のデータを30日間保存できるようになり、ゲストはVision Proにすばやく簡単に戻ることができます。
- Safariでは、どの環境にいてもNetflixやYouTubeなどの人気サイトからお気に入りのビデオを巨大な画面で視聴でき、画面からの美しい光や反射によって美しい映画館のような視聴体験が生み出されます。Vision Proでの驚くようなパノラマ写真体験もSafariに登場し、ユーザーがサイト上のパノラマ写真をタップすると、画像がユーザーを取り囲み、イマーシブな体験が得られます。
- 美しい環境のリストにボラボラが加わり、ユーザーは熱帯の楽園に逃避して穏やかな環境を楽しんだり、集中するために最適な空間を作り出すことができます。
- Personaには、より正確な肌のトーン、あざやかな服の色彩、よりなめらかで自然な手の動きが含まれます。ユーザーは、FaceTimeや他社製ビデオアプリでの通話中に様々な背景を追加することもできます。
- 年内に、Apple TVアプリがマルチビューに対応し、スポーツファンは最大5つの試合を同時に視聴できるようになるので、お気に入りのスポーツとチームのすべてを把握することができます。
- マインドフルネスアプリは、ユーザーの呼吸パターンに反応するダイナミックな視覚的アニメーションとサウンドを提供する「呼吸に合わせる」と呼ばれる新機能を搭載し、ユーザーは落ち着きと集中を得られるようになります。
- ほかのパワフルな新しいアクセシビリティ機能に加えて、ライブキャプションが音声、オーディオ、ビデオの内容のリアルタイムの書き起こしを提供します。
- 「注視して音声入力」がメッセージで使えるようになり、返信がこれまで以上にすばやく簡単になります。
- Vision ProをAirPlayレシーバーとして使用できるようになり、ユーザーはそばにあるiPhone、iPad、またはMacからのコンテンツをVision Proで視聴できます。
提供について
visionOS 2は、Apple Vision Pro向けの無料のソフトウェアアップデートとして本日より提供されます。詳しくは、apple.com/jp/visionos/visionos-2をご覧ください。一部の機能は、国や地域、言語によっては利用できない場合があります。
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