クリミア橋の爆発「命令していない」 ウクライナ大統領が関与を否定

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パリ=宋光祐
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 ロシアが一方的に併合したウクライナ南部クリミア半島とロシアを結ぶ「クリミア橋」の爆発について、ウクライナのゼレンスキー大統領は20日、カナダのテレビ局とのインタビューで関与を否定した。ロシア側はウクライナによる「テロ」と主張しており、双方の言い分の対立が続く。

 ゼレンスキー氏は、カナダのテレビ局CTVのインタビューで、8日に起きたクリミア橋の爆発について「私の知る限り、我々は絶対に命令していない」と発言。軍や特殊部隊などロシア内部の主導権争いが爆発の原因とする見方を示し、「(ロシア内の)複数の部門がどこが中心になるかを決めようとしている」と述べた。

 ロシア当局によると、クリミ…

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この記事を書いた人
宋光祐
パリ支局長
専門・関心分野
人権、多様性、格差、平和、外交
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