カメラに向かってピースサインをする謎の集団。
その正体は、日本のナンパ師集団です。
この集団が韓国で行ったナンパ旅行を巡り、韓国から批判の声が相次いでいます。

問題となっているのは、「スタナン一家」と名乗る日本のナンパ師グループ。
韓国メディアによると、この団体は女性を誘惑する技術を会員向けにSNSで発信。
その会員数は250人にものぼるといいます。

その団体の副代表とみられる人物が9月、韓国遠征と称して、「これガチなんやけど 今月、#スタナン一家。女攻略のために、、『韓国遠征』行ってきます。しかも今回参加者、“38”人www」という投稿をしたと韓国メディアが報じました。

SNSに投稿された写真では、多くの男性がピースサインをし、団体名の書かれた横断幕を掲げる様子も。

韓国メディアによると、メンバーの一部は「韓国女性のナンパに成功した」として、女性の後ろ姿や卑猥な音声をSNSにアップ。
こうした投稿は国内だけでなく韓国にも広がり、複数のメディアで取り上げられる事態となっています。

この事態を受け、団体側は当該の投稿を全て見られないようにし、代表自らが謝罪動画を投稿しました。

“ナンパ師”グループ「スタナン一家」代表:
私の認識の甘さにより、韓国人の方々をはじめ、たくさんの方々にご迷惑をおかけしまして、誠に申し訳ございませんでした。

今回の遠征の目的はナンパではなく、一般的な観光だったと主張しました。
今後、新規メンバーの公募を中止し活動を自粛するとした団体の代表。
海の向こうまで広がった批判の波は収まるのでしょうか。