米Amazonで売上1位の活動量+睡眠計「fitbit」がFuelbandよりもJawboneよりも早く正式日本上陸!

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    米Amazonで売上1位の活動量+睡眠計「fitbit」がFuelbandよりもJawboneよりも早く正式日本上陸!

    フィットネスとスマホの連携は今年のトレンドになりそう。

    まだ日本に正式上陸していないのにフィットネスガジェットといえばコレという存在でもある「Fuelband」や、昨秋に再登場した「Jawbone」などよりも先に、「fitbit」が日本に正式上陸を果たします。販売を手がけるのはソフトバンクBB。3月15日からSoftBank SELECTION取扱店とSoftBank SELECTIONオンラインショップ、主要家電量販店などで販売が開始されます。

    どんなものなのかというと歩数・距離・消費カロリーに加え、上位モデルでは睡眠サイクルや昇った階数まで記録できるというもの。そして外見上の大きな違いはFuelbandとJawboneがブレスレット型なのに対してクリップ型でコンパクトということ。ではそれぞれのモデルを見てみましょう。

    130313fitbit02.jpg

    まずは左側、歩数・距離・消費カロリーを測れるエントリーモデルの「fitbit zip」。こちらは鮮やかなカラーリングが特徴。ライム、マゼンタ、ブルー、チャコールの4色展開です。電源はボタン電池。

    タップで画面を切り替えるのも特徴のひとつ。動画で撮影してみたので以下からどうぞ。

    130313fitbit03.jpg

    続いて今度は右側の高機能モデル「fitbit one」。米国で発売された「fitbit ultra」の後継機種です。こちらは睡眠サイクルや階数まで記録可能。茶系のバーガンディとブラックの2色展開で電源は充電式になっています。zipもoneも、どちらも本体のみなら8グラムととても軽いんです。このモデルは米Amazonの活動量計部門で売上1位を獲得、スポーツ&アウトドア部門・エレクトロニクス&ガジェット部門でも売上1位を獲得しています。

    130313fitbit05.jpg

    一世代前の「fitbit ultra」(左)と運動時に付けるクリップを装着した状態で比較してみました。がっつり薄くなっているのがわかります。

    130313fitbit04.jpg

    運動や睡眠などの結果はBluetooth 4.0によってiPhone・iPadなどのiOS端末(iOS 5.0以降)に送信可能無料のアプリによって閲覧できます(もちろんPCでも閲覧OK)。さらに、目標を達成すると「バッジ」を入手できたり記録をソーシャルに流せる機能など、長続きできそうな機能がそろっているのもいいところ。

    ただ、アメリカではGalaxy S IIIとNote IIといった一部のAndroid端末にも対応していますが、日本では今後の対応になるとのこと。これはちょっと残念。

    130313fitbit06.jpg

    Fitbit Inc.のジェームズ・パーク(James Park)CTOによる競合製品比較は上のとおり。自信持ってますねー。ちなみにfitbitにはariaというWi-Fi経由でデータが自動アップロードされる体重計もあるのですが、今回はラインナップには含まれず。この点について発表会で聞いたところ、「今回はすばやく日本で立ち上げるために製品を絞った」とのことで、今後は発売される可能性もありそうです。

    何はともあれ強力なライバルたち(FuelbandとJawbone)よりも先に日本上陸したfitbitがどれだけ日本で受け入れられるかが、フィットネスガジェットが日本で本格普及するかどうかの分水嶺になりそうな気がします。

    プレスリリース , ソフトバンクセレクションオンラインショップ[ソフトバンクBB]

    fitbit製品情報ページ

    (松葉信彦)