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CDOメッセージ

「新サテライトグロース戦略」において、コア事業である「5G通信」の品質を磨き上げ、新たに「Data Driven」と「生成AI」を中心に、パートナーの皆さまとともに新たな価値や事業を創造し、社会に貢献することを目指しています。

「デジタル」は時代と共に変化するものであり、私たちはその先端を走り続ける決意です。
Chief Digital Officerとして、新しいデジタルの潮流を先取りし、社内横断で繋ぎ、組織に組み込むことで、事業をより強力なエンジンに育てていくことを使命としています。
特にAI技術は今の時代において重要であり、これをあらゆる事業に取り入れることで、お客さまやパートナーの皆さまに驚きと喜びを提供し続けます。

革新と挑戦を重ね、未来の可能性を拡げるKDDIにどうぞご期待ください。

KDDI株式会社
執行役員常務CDO
松田浩路
CDO松田浩路写真
  • 通信技術

    KDDIの“つなぐチカラ”の基盤、
    通信を磨き続ける

    サテライトグロース戦略の成長のベースとなる「5G通信」において、KDDIは全国に5G通信網を構築し、お客さまの日常をつなぐため生活動線のエリア整備を積極的に行ってきました。2024年5月には、関東地方を中心に大容量・高速なSub6エリアを拡大し、300Mbps超の高速通信を実現しています。今後さらに、トラフィックが集中するエリアのお客さまへより快適な「つなぐ」をお届けするために、よりたくさんの情報を伝送できる高い周波数帯「ミリ波」の活用に取り組んでいきます。遠くに電波が飛びにくい、建物などの障害物に弱いという特徴をもつ「ミリ波」でエリアをカバーするには、多数のアンテナを新たに設置する必要があります。効率的なエリア展開のために、機器の開発や技術実証に取り組んでいます。

  • AI技術

    あらゆるシーンに通信とAIが
    溶け込み、
    新たな価値が生まれる
    次の時代の実現へ

    AI基盤の整備

    AIが加速度的に進化するなか、急増するAI処理に対応できる最先端のAI計算基盤を搭載したアジア最大規模のAIデータセンターを構築し、早期に稼働開始することを目指しています。また、当社が持つ国内8拠点の通信センターの5G MEC(Multi-access Edge Computing)設備にも計算リソースを配備することで、低遅延を必要とするお客さまにも快適なAIの利用基盤を整備します。これらのAI基盤をスタートアップやパートナーにも利用いただき、AIを活用した事業やサービスの共創を加速し、産業競争力強化に寄与していきます。

    大規模言語モデル(LLM)の開発

    AI計算基盤を活用し、国内においてLLMの研究開発および社会実装を牽引するELYZAとともに、オープンモデルを活用した国内最高性能の日本語汎用LLMの開発を加速します。また、各企業/業界/業務における性能の改善・カスタマイズを行った領域特化型LLMの開発を進め、KDDIグループが有するDX開発・支援に関するアセットと組み合わせて提供していきます。より多くの企業や自治体へ生成AIの導入を広げ、その業務効率化や生産性向上を支援していきます。

    AIの社会実装

    • カスタマーサービスの高度化

      LINEアカウント「auサポート」で、生成AIを活用したチャットボットによるお問い合わせ対応を国内主要企業で初めて開始しました。お客さまがストレスなく迅速に問題を解決できるようになることを目指しています。今後、当社が手掛けるコンタクトセンター事業に特化したLLMの開発・実装を進めることで、より高度なお客さま対応とコンタクトセンター業務のDXを実現し、カスタマーサービスの進化を加速させていきます。

    • ネットワーク運用の高度化

      5Gの普及により、通信の用途は拡大し通信量や接続数は急速に増大、通信品質に対する要求も多様化しています。KDDIは、モバイルコアネットワークにAIを活用した障害検知システムを導入しており、今後、障害要因特定、障害復旧などにもAI活用の範囲を広げ、通信ネットワークの信頼性向上を図っていきます。また、新しい通信サービスのお客さまへの迅速な提供や通信ネットワークの信頼性向上をコスト優位に実現するため、ネットワーク設備の仮想化やオープン化とオペレーションへのAI導入を推進し、ネットワーク運用の完全自動化を目指していきます。

    • モビリティの高度化

      国内では、生産年齢人口の減少に伴う労働力不足、インフラの老朽化、地域の過疎化や高齢化、激甚化する災害などが社会課題となっています。これらの社会課題の解決を目指して、ドローン事業を推進・展開しています。KDDIが有するドローン運航管理技術と最先端のAIドローンを組み合わせ、点検・監視業務の効率化や、災害時における迅速な情報収集などを可能とするソリューションを構築し提供していきます。

  • 研究開発

    Beyond 5G/6Gの時代に向けて、
    “つなぐチカラ”の進化を
    確実なものに

    2030年に向けて国際的に検討が進む次世代の移動通信システムBeyond 5G/6G への進化を目指します。
    “つなぐチカラ”の進化を確実なものとするために、基盤となる技術領域において研究開発や技術実証に取り組んでいます。

    KDDI総合研究所

    KDDI総合研究所は、KDDIの研究開発の中核として、光通信、無線通信、ネットワーク、AI、セキュリティ、XRの6領域を中心に世界をリードする技術の基礎研究を行っています。また、研究成果の社会実装を目指して、国際標準化やオープンコミュニティでの活動にも取り組んでいます。

スタートアップとの共創

スタートアップと共に、
新たに生まれる価値を社会に還元

  • KDDI ∞ Laboロゴ

    KDDI ∞ Labo (ムゲンラボ)

    -スタートアップと共に-

    KDDI ∞ Laboは「事業共創プラットフォーム」です。スタートアップのビジネスアイディアやテクノロジーと、KDDI ∞ Laboに参画する多様な大企業のアセットを連携させて、社会にインパクトのある新たな事業を共に創出します。

  • KDDI Open Innovation Fund ロゴ

    KDDI Open Innovation Fund

    -有望なスタートアップへ幅広く投資-

    KDDI Open Innovation Fundはスタートアップの成長を第一に、KDDIグループの様々なアセット提供や幅広い領域での事業連携を通じて、新たな事業を共創していくコーポレートベンチャーキャピタルです。

技術開発ストーリー

取り組みの裏にある担当者の思い、
支える技術についてご紹介

テクノロジーを支える
グループ企業

企業名のリンクから
各企業の簡単な説明を見ることができます

  • リサーチ・先端技術開発

  • 情報通信エンジニアリング

  • DX関連事業

  • ドローン事業

KDDIの技術を体験

テクノロジーを肌で感じる
イベントや体験施設

イベント

体験施設

  • KDDI MUSEUM

    先人たちの挑戦の歴史に学び、未来をデザインするミュージアム。KDDIのDNAをぜひ感じてください。

  • GINZA 456 Created by KDDI

    KDDI VISION 2030が実現された社会を想像・体験できる施設をコンセプトに、“未来人財の思い”に寄り添うことで、来場者と「未来社会」を共創していく機会を提供しています。

株式会社KDDI総合研究所

KDDI総合研究所は、国内外の業界最新動向、マーケット、制度政策など幅広い領域の調査研究と、世界トップレベルの情報通信技術の研究開発などを行っています。未来予測や次世代技術の創出を通じ、豊かな未来への挑戦に取り組んでいきます。

株式会社KDDIテクノロジー(KTEC)

プラットフォーム、アプリケーション……、auケータイを支える最もコアな部分を新しくつくり上げていく。「Ambitious For Technology」 KDDIテクノロジーは、ケータイの未来を開拓していきます。

株式会社ARISE analytics

ARISE analyticsはKDDIが保有する国内最大規模のデータ、最先端のデータ処理・分析基盤と、アクセンチュアが保有する高度なアルゴリズム開発知見、国内外で実績のあるアナリティクスソリューションを活かし、様々な企業のデジタルトランスフォーメーションを支援する会社です。通信・Eコマース・金融サービスなど幅広いサービスを提供するKDDIグループやパートナー企業に対して、データを元に新たな価値を提供してまいります。

KDDIデジタルセキュリティ株式会社

KDDIデジタルセキュリティは、KDDIとラックの合弁会社です。KDDIのICTソリューション(ネットワーク、IoTプラットフォームなど)と、ラックの高いセキュリティ分析力・技術力を融合することで、お客さまが安心できるICTを提供し、お客さまの事業躍進に貢献します。

KDDIデジタルデザイン株式会社

KDDIデジタルデザインは、KDDIと野村総合研究所(NRI)の合弁により、お客さまのデジタル変革(DX)のパートナーとして誕生しました。NRIの戦略コンサルティングとシステムインテグレーション力、そしてKDDIの次世代ネットワークやIoTプラットフォームの構築力など、双方の持つ強みを活かし、お客さまのDXを戦略立案から、事業化検証、システム構築まで一貫してご支援いたします。

KDDI Digital Divergence Holdings
株式会社

KDDI Digital Divergence Holdingsは、クラウド、アジャイルをはじめDX(デジタル・トランスフォーメーション)の推進に必須となるケイパビリティを配下に持つ持株会社です。 グループ各社を支援するとともに、グループのポートフォリオマネジメント、外部企業との資本提携などによるケイパビリティ強化・補完をすることで、DX支援・開発を強化します。

アイレット株式会社

システム・アプリケーションの開発、UI/UXデザイン制作からインフラの構築・運用までをワンストップでご提供します。クラウド導入実績2,500社以上、年間4,300プロジェクトを超える豊富な実績と高い技術力を持ち、AWSプレミアティアサービスパートナー、Sellエンゲージメントモデルの Google Cloud のプレミアレベル双方を保有するなど、国内を代表するクラウドインテグレーターとして成長を続けています。

KDDIアジャイル
開発センター株式会社

KDDIアジャイル開発センター株式会社には、ビジネスの種づくりからプロダクト開発までを一貫してサポートすることが可能な多岐にわたる分野のプロフェッショナルが在籍しています。アジャイル開発手法やサービスデザインの実践知に基づいたプロセスを用いて、本質的な価値の追求をパートナーと共に行う共創事業を提供いたします。

株式会社KDDI
ウェブコミュニケーションズ

KDDIウェブコミュニケーションズは、1997年のホスティング事業創業以来、高度なシステムを誰でもシンプルに操作できる「使いやすさ」を軸にサービス展開してまいりました。IT黎明期から培ってきた、そのノウハウを活かしながら「新たな開発」への取り組み、さらに魅力的な海外Webサービスとの連携により「創造的なサービス」を提供し続けています。

Scrum Inc. Japan株式会社

Scrum Inc.は、最も広く使用されているアジャイル管理フレームワークであるScrumの世界的な権威です。アジャイルな企業の変革を目指す企業に対し、Scrum Inc.認定資格セミナーとScrum導入支援を提供しています。

株式会社フライウィール

フライウィールは、データエンジニアリング専門のスタートアップです。米国ビックテック企業でグローバルレベルのデータ利活用の経験を積んだ経営陣・エンジニアが、その経験と技術力を武器にお客さまのニーズに応じたデータ連携、システム実装を短期間で実現します。フライウィールが提供するデータ活用プラットフォームConataは、企業がデータ活用に必要となる環境をワンストップで提供可能で、個人情報やプライバシーを最大限保護した安心安全の優れたプラットフォームです。

株式会社ELYZA

ELYZAは、国内における大規模言語モデル(LLM)のリーディングカンパニーです。2019年からLLMの研究開発に投資を続けているほか、企業のLLM活用や独自LLM開発の支援、AI SaaSの開発・提供を通じて、金融・人材などのさまざまな領域において、LLMの社会実装を推進しています。

KDDIスマートドローン株式会社

KDDIスマートドローン株式会社は、モバイル通信を用いて、ドローンの安全な遠隔飛行・長距離飛行を実現するサービスを展開しています。ドローンによる新たなビジネスの実現や、点検・物流・監視・農業・測量などのさまざまな分野におけるお客さまのニーズに即した機動的なサービスの提供に取り組んでいきます。