勉強に集中したいのに気が散ってしまう……。そんな悩みを抱える高校生に向けて、集中力を高めるための方法を高校生記者が紹介します。ちょっとした工夫で勉強に集中できるかもしれません。

音楽や動画を活用する

【1】自然の音を聞く

勉強に集中できないときは自然の音のASMRを楽しんでいます。ASMRは耳にとって心地よい音を聞くこと。自分が森の中や川の近くの、誰もいない空間にいるかのように感じられます。うるさい環境で勉強していると、集中できなくて記憶力も落ちてしまいがち。ですが、自然音を聞いていると集中力が向上して記憶しやすいです。(こうちゃ=1年)

音楽を聞いて集中する

【2】小さな音で音楽を流す

私は音楽を聞きながら勉強しています。勉強中に音楽を聞くことはあまりよくないと言われがちですが、イヤホンで聞かず、小さな音で流していると集中できます。勉強用のBGMでも、好きなアーティストやアイドルの曲でも楽しく集中して勉強できると思います。(麦=1年)

【3】ポモドーロで集中力をキープ

「25分作業、5分休憩」のサイクルを繰り返す「ポモロードテクニック」で勉強しています。YouTubeには、ポモロードテクニックで作業したい人向けの動画がたくさん投稿されています。「15分作業、5分休憩」サイクルの動画もあります。(むにゅ=2年)

環境を整える

【4】スマホやゲームを遠ざける

スマホやゲームをできるだけ目の届かない場所に置いて、誘惑をなくしましょう。さらに「いつまでにどこまでの勉強を終わらせる」とスケジュールを決めることで、勉強に集中できます。(クリオネ=3年)

【5】机周りを整理する

勉強に関係ないものを置いていない机で勉強することです。私は、勉強に必要のない雑誌や趣味のものなどが視界に入ってきて、集中できないことがありました。机には筆箱、ノート、教科書など、勉強に必要なものだけを置いた方が集中できると思います。(ふわめ=3年)

きれいな机で勉強する

【6】場所を変えてリフレッシュ

私はずっと同じ場所だと集中できないので、リビングや自分の部屋など、家の中でも座る場所を変えています。スマホはクッションなどの下に入れて見えないようにして通知オフにします。音が鳴ってしまうと気が散ります。(べいびぃ=3年)

モチベーションを高める

【7】ご褒美と文房具で気分アップ

ご褒美を作ることと、新しい文房具を使うことで集中力を上げています。ご褒美はドラマを見るなど、勉強が終わった後すぐに実行できるものにしています。さらに、新しい文房具を使うとテンションがすごく上がるのでおすすめです。(しろくま=2年)

ご褒美を作る

【8】目標を2つ設定する

最低限の目標と、できれば達成したい目標に分けます。例えば「1日に最低英単語50個やる、できれば100個」。目標を2つ定めて勉強のハードルを下げ、苦手分野でも毎日取り組めることが最大のポイントです。三日坊主の私もこの方法を試して、夏休みの間続けられました。(ほえーる=2年)