Windows 10が悪いというわけではありません。
もしあなたがWindows 10をもう少しシンプルにしたくて、Chromebook的な要素を施したとしても、誰もあなたを責めたりはしません。
例えば、いろんな設定やUI要素をいじって少し扱いやすくしたり、Chromebookの便利な機能をWindows 10に直接組み込んだりしても、あなたのPCは、あなたのもの。あなたがしたいようにしていいのです。
「Chrome Unboxed」ではMichael Perrigoさんが、Chrome OSのいいところをWindows 10で再現するための方法を掲載しています。
そのすべてを紹介するわけではありませんが、インストールを検討したいと思ういくつかのアプリについて見ていきたいと思います。
以下で、Michaelさんのガイドに載っているアプリに、私が自分で見つけたものも追加して、方法を紹介していきますね。
Chrometana ProとEdgeDeflector
「スタートメニュー」の検索をBingからGoogleへリダイレクトしたい人は、Chromeの拡張機能とWindows 10アプリからなる、この組み合わせを試してみましょう(Microsoftの検索エンジンが悪いというわけではありませんが、Microsoftのようなリワードプログラムはなくても、Googleのほうが使い心地がいいのは確かです)。
「Chrometana Pro」を使うと、BingとCortanaの検索をすべて、ブラウザー上でGoogleへリダイレクトできます。
また、「EdgeDeflector」をインストールすれば、Windows 10がウェブサイトをChromeではなく、EdgeまたはEdge Chromiumで開こうとしても、Windows 10をリダイレクトすることができます。
実際には、これらのリクエストはWindows 10に設定されているデフォルトブラウザーへ送られます。その点で正しく設定されているか確認しましょう。
最後に、ブラウザではなく「EdgeDeflector」でWindowsサーチが開かれているか確認しましょう。
次回以降、「スタートメニュー」検索からウェブの検索結果をクリックしたときに、ポップアップが表示されるはずです。
これらの検索をFirefoxへリダイレクトしたい場合は、「Chrometana Pro」ではなく、似たような名前の「Foxtana Pro」を使いましょう。
モニターの輝度調整をしやすく「Twinkle Tray」
このユーティリティをWindowsストアからインストールすると、DDC/CI対応モニターの明るさレベルを、トレイ内のアイコンから直接調節できるようになります。
モニターのわずらわしいボタンをいじる必要は、もうなくなります。
タスクバーアイコンを中央揃えに「TaskbarX」
このアプリを使えば、左揃えのタスクバーアイコンをすべて中央に揃えることができます。
さらに、タスクバー全体を透明にして、見た目や雰囲気をよりChrome OSっぽくすることもできます。
アイコンを中央に揃える必要はなく、タスクバーを透明にするだけでいいという人には、「TranslucentTB」がおすすめです。
ライトモードとダークモードを設定「Windows 10 Auto Dark Mode」「Luna」
どちらのアプリも、やってくれることは基本的に同じです。
これらを使うと、Windows 10のライトモードとダークモードの時間を設定できるようになります。
「Task Scheduler」を使ってもできると思いますが、けっこう面倒ですよね。
macOSのダイナミック壁紙に「WinDynamicDesktop」
この便利なユーティリティは、Chrome OSではなく、macOSを参考に作られています。
これを使うと、1日の時間に合わせて変化するダイナミック壁紙を設定できるようになります。たとえば、午前中はやや暗め、ランチタイムは明るめといったような設定ができるようになるのです。
好みは人それぞれですが、Windowsの壁紙は味気ないと思っている人は、これで刺激を少し加えてみてもいいかもしれません。
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Source: Chrome Unboxed, Chrome Web Store, GitHub(1, 2, 3, 4), Microsoft(1, 2, 3), addons.mozilla.org, chrisandriessen.nl