WindowsのPCに共通して言えるのは「タッチパッドが使いづらい」ということ。
というのも、私は現在WindowsのPCを使っていますが、かつてはMacBookユーザー。WindowsのPCは、MacBookのトラックパッドの気分でタッチパッドで操作を試みると、「小さい!しかも意図どおりに反応してくれない…」と感じます。
結局、マウスを泣く泣く導入したのですが、そうすると外出時に荷物が増えてかさばるように…
ちょっとした悩みのなか、今年9月2日にサンワサプライから発売されたばかりの「400-MABTY201GM」を導入してみました。結論から言うと「慣れたらスイスイ操作できる!」。
サンワの「400-MABTY201GM」はこんな人におすすめ!
・Windowsでもタッチパッドを使いたい
・外出先でできるだけかさばらないガジェットを持っていきたい
・ごちゃつきがちなPC画面をワンジェスチャーで操作したい
薄くて軽い! 助かります
はじめにびっくりしたのは、驚くほどの軽さ、そして薄さ。
それもそのはずで、重量が約127g、サイズは16×12×0.9cm(幅×奥行×高さ)と、薄さに関しては、最厚部でも1cmを切っているのです。PCバッグはもちろんのこと、PCスリーブに入れても問題なさそう。これなら外出時でもかさばらずに持っていけます。
また、一般的なマウスは、手首や腕を動かして操作すると思いますが、特にカフェの狭いスペースで操作するときは隣に気を使う必要がありますよね。
ですが、「400-MABTY201GM」は、デスクにポンっと置きさえすれば手が動く範囲はタッチパッドに収まるので、狭いスペースでも周りを気にすることなく作業できます。
はじめは違和感あるかも。慣れたら爆ラク
PCへの接続は、Bluetooth・有線の両対応です。カーソル移動の遅延に関しては、有線接続時はもちろんのこと、Bluetooth接続時にも遅延を感じることがありませんでした。
クリック操作は、軽くパッドにタッチします。Windows PCのタッチパッドや、MacBookのトラックパッドのようなクリック時の没入感がないので、使いはじめは「クリックした気になりにくい」ことに対する慣れが必要かもしれません。
ですが、慣れていくと、「スッスッ」と軽い触れでカーソルを動かせることができる心地よさを感じるようになりました。
Windows PCで、楽にタッチパッドが使える日がやってくるなんて…。
そして、本体上部には、左から振動ON/OFF、戻る、上下スクロール、進む、スクリーンキーボード。下部は左クリック、右クリックの各ボタンがあります。
「400-MABTY201GM」は振動機能を備え、上記のボタンをタッチすると、振動してクリックしたことを知らせてくれます。クリックした操作感覚がほしいときは、この振動機能を活用するのはアリ。
14種類のジェスチャーが結構ありがたかった
「400-MABTY201GM」は、14種類のジェスチャーを備えており、Windowsのタッチパッドで割り当てられたジェスチャーに準拠しているので、4本指ジェスチャーにも対応します。
正直に言うと「画面スクロールができたらいいかな」程度に思っていたので、14種類もあるジェスチャーはノーマークでした。
ですが、これが意外と便利。特に、3本指操作のジェスチャーのアプリケーション切り替えや、4本指操作のマルチタスクの表示が役に立っています。
私は外出・在宅問わず、PCの1画面のみで作業をしているので、いろいろなアプリケーションやソフトを開くと、デスクトップがごちゃごちゃしがちに。
もちろん、ノートPCに備わっているタッチパッドでも複数の指での操作はできるのですが、3、4本指での操作はちょっと手狭だったので、あまり使う機会がありませんでした。
「400-MABTY201GM」なら、パッドの大きさが約10cm×15cm(縦×横)と広々と使えるので、ジェスチャーもラクラク操作できます。
複数の指のジェスチャーを使うことによって、ワンジェスチャーでPC画面の切り替えなどを操作できるのはこんなに便利だったとは…。
また、ドライバー不要なので、Windowsの設定画面で、感度やジェスチャー割り当ても設定可能です。
器用な方は、右手にマウス、そして左手デバイスとして「400-MABTY201GM」でPC操作するのもおすすめ。作業効率がググっと上がりますよ。
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