美辞麗句まみれの大谷報道に覚える“しんみり感”…作家が疑問視「テレビ局は大谷批判NG?」|野球|日刊ゲンダイDIGITAL

美辞麗句まみれの大谷報道に覚える“しんみり感”…作家が疑問視「テレビ局は大谷批判NG?」

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「英語のスピーチが完璧だった」「専門家が絶賛」「ファンの心を動かした」

 日本時間26日、ドジャース大谷翔平(30)がビデオで行った英語のスピーチが話題になっている。

 マンハッタンのホテルで昨季の各賞受賞者を表彰した「アワードディナー」に寄せたもので、真美子夫人やロスの山火事に対応する消防士らへの感謝などを語った。

 それはそれで称賛されてしかるべきかもしれないが、中にはちょっと度を越しているというか、鼻につくものもある。日米両メディアによる大谷報道には「礼儀正しい」「奥さんが美人」「グラウンドに落ちているゴミを拾った」などと、本業の野球以外に関する美辞麗句が並ぶケースがあまりにも多いからだ。

 昨年11月、エッセイストの酒井順子氏はNHKラジオのサンデーエッセーでこう言った。

「野球の本場において他を圧倒する成績を収め、人格は高潔で頭が良く、容姿や態度も爽やか。大金を手にしても下品な使い方はせず、結婚相手も好感度が高いということで、非の打ちどころがないのです。が、その“非の打ちどころのなさ”が、私のような者をしんみりとさせます」

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