「女王の死が転換点に」カリブ海諸国でイギリス王室離れが活発化 元植民地、共和制への意向表明続々

2022年9月17日 21時22分 有料会員限定記事
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 英国のエリザベス女王の死去を受け、英国王を国家元首とする中米カリブ海諸国で共和制への移行を模索する動きが活発化している。チャールズ国王への70年ぶりの代替わりを機に、英王室と植民地支配の過去などがあらためて問われている。
 英国以外で英国王を元首とするのは14カ国あり、中米カリブ海地域にはジャマイカやバハマなど8カ国が集中している。8カ国はいずれも英国の植民地から独立しており、英国が関与した黒人奴隷貿易や経済的搾取といった負の歴史の影響も受ける。
 英ITVニュースによると、このうちアンティグア・バーブーダのブラウン首相は11日、3年以内に立憲君主制を廃止して共和制を選択するかどうかの国民投票を実...

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