2社の工房を訪問しました。いずれも「大量生産の製造現場」というよりは、「受注生産のアトリエ」といった感じで、海外を含む顧客からの個々のオーダーに日々取り組んでおり、どんな工程を見られるかはその日次第です。紙を漉くというより、工芸品の製作です... 続きを読む。2社とも社長自ら色々語ってもくれました。曰く「伝統技法の継承は使命だが、斬新なアイディアを加えないと廃れてしまう」とのこと。「和紙の里」では、教科書的な紙漉きの実演や体験をやっていますが、お隣の「産業の現場」は、「和紙」を世界に発信して、自らの生き残りを科賭けた、全く違う世界でした。
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