人と人とのつながりをゲームにした「群衆の英知もしくは狂気」が注目されています。「なぜ群衆は狂気に向かったり賢くなったりするのか」というちょっと固いテーマを、ポップな世界観と簡単なゲームで楽しみながら学べます。 (以下、画像は群衆の英知もしくは狂気より) 画面上に表示されるキャラクター同士を線で結ぶ、もしくは線を切るだけというシンプルな操作で遊べるゲーム。「特定のコミュニティーの中で本当は3分の1が酒豪なのに、全員に『半数が酒豪』と勘違いさせる」や、「1人のボランティア参加者からいかにして多くの人に“ボランティア参加”を感染させるか」といった問題をクリアしていく中で、人間の“英知”や“狂気”がどのように広がっていくかを参考文献を交えながら解説します。 最後には「ネットワークにはまってしまっても個人の責務が消えるわけじゃない」「常識に疑いを向け、似たような仲間だけでなく文化的、政治的に分断され