あきゆかとはアニメ『キラキラ☆プリキュアアラモード』に登場する剣城あきら(キュアショコラ)と琴爪ゆかり(キュアマカロン)による百合カップリングである。状況によっては受け攻めを逆転させたゆかあき、あるいは変身後からショコマカ・マカショコと称することもある。
概要
『キラキラ☆プリキュアアラモード』では久方ぶりに高校生プリキュアが登場しているわけだが、その二人のたたずまいにある程度年齢を重ねた大きいお友達は既視感を覚える。かたやボーイッシュなスタイルで変身時はどう見ても宝塚なあきら。かたやクールビューティで物腰も優雅なゆかり。その描写にしても各種カードなど公式のイラストから見ても……
「あ、これ、カリスマだ」
先輩格に当たる『美少女戦士セーラームーン』の、いわゆる百合界のカリスマこと天王はるかと海王みちる(はるみち)を連想した人が多かったわけである。というかあのイラストは意識しすぎてるよなー、と。
高校生なので、基本的に一緒に行動することが多い。さらにいちか・ひまり・あおいの中2トリオとは色合いが異なる、立ち振る舞いが大人っぽいなど明確に区別されているのも大きい。そんな感じだから、あきらの外見も相まって自然とカップリング化されてしまうことになる。
もっともアニメにおいては同級生ではあったにしても、まだまだ他人という感じであった。それが第10話において互いを理解し合うことで名前呼びにいたり、今後の展開が楽しみとなる。
一方漫画版では第2話の時点で既に既知の仲で、仲良くベンチに座って話し込んでいたりする。で、ただでさえあきらを男性と思っていたいちかが2人はカップルだと勘違いして、そのいちかを見てゆかりが内心面白がってもてあそぶという状況。もうゆかりさんってばすげえっす。
そして第25話ではコンフェイト公国の王子がゆかりに求婚した事による騒動が描かれたのだが、そうした中でゆかりのようやく垣間見せた心の奥底にある弱さ、そしてそれに気づいていてなおかつ受け止めようとしゆかりを守ろうとするあきらが描かれ、それがあまりもガチ過ぎるものだからネット上では大盛り上がり。「これ女児向けアニメだよな……?」という反応と共に公式の強さも見せつけたのだった(事実脚本段階であまりの凄さに神木優Pがビビって上司である鷲尾天氏にチェックをしてもらったら「面白いんじゃない?」とゴーサイン出したとか。鷲尾さん恐るべし)。そらまあここまでの女児もお姉様方もお母さん達も加熱する二人の人気ぶり、上北ふたご先生もTwitterでこんな絵描くし、最近ショコラにお熱な某Y.AOIさんも録画がちゃんとできてるか気になるわなあと。でもこの時出た怪物が腐った百合は正直やり過ぎです。
また、映画でも恒例ミラクルライトの使い方の注意はこの2人が担当。ちなみにこの時のBGMタイトルは「ゆかりとあきらのショータイム」。まんまやないですか。
ちなみに、それぞれの担当声優である森なな子と藤田咲もインタビュー記事や舞台挨拶、ブログやTwitterなどでこの2人の関係を意識した感じの発言をする状況が見受けられる。やはり中の人的にも期待するところがあるのだろうか。というよりこの2人がどうにも発言でファンを全力でぶん殴りに来ている感じがもう。アニメイトタイムズでの座談会とか。キャラソンシングルレコ発ミニライブでのMCとか。オトメディアでの対談とか。ボーカルアルバムのデュエット曲「愛とときめきのマカロナージュ」なんか歌詞からしてもうね。ライブでも凄かったし。恐るべしあきゆか&中の人&スタッフ&Nostalgic Orchestra。映画でのアフレコでショコラ大好きY.AOIさんがぐいぐい来てても、もはや正妻の余裕を見せるさっきぃさん、なんか超越しちゃってるしさあ。恐ろしや。
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