概要
筒の内部に鏡を張り、中に入れたビーズや色ガラスの小片などを、小穴から覗くことで対称模様が見え、回転させることにより変化が楽しめる玩具の一種である。
英語ではギリシャ語の「美しい模様を見る」に由来する、kaleidoscope(カレイドスコープ)の造語で呼ばれる。
1816年、スコットランドの科学者・ディヴィッド・ブリュースターが、偏光の実験の最中たまたま発明したといわれている。
日本では1819年には輸入されており、百色眼鏡(ヒャクイロメガネ)とよばれ人気を集めた。
当時は万花鏡(バンカキョウ)、万華鏡(バンカキョウ)、錦眼鏡(ニシキメガネ)とも呼ばれていた。
玩具として普及している万華鏡だが、世界では芸術品としても有名で、アートを意識した手のこんだ作品を生み出す作家が多く存在する。
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