北海道電力は北海道を事業地域とする電力会社である。略称は「どうでん」または「ほくでん」(浸透率としてはこちらの方が高い)、ブランド名は「HEPCO」。マスコットキャラクターは「エネモ」。CMキャラクターはベッキーである。(その前は安田顕)
会社概要
- 本店所在地:北海道札幌市中央区大通東1丁目2番地
- 設立年月日:昭和26年5月1日
- 資本金:1142億9100万円
- 代表者:取締役会長 近藤龍夫・取締役社長 近藤佳孝
- 株主数:102,774名
- 従業員数:5,617名
- 総資産:1兆5364億3000万円
- 契約口数:399万3271口
- 販売電力量:314億5085万9000kWh
- 発電設備総数:66か所
概要
昭和26年5月1日、GHQポツダム政令を元とする電気事業再編成令より日本発送電札幌支店と北海道配電が統合されて北海道電力株式会社が設立された。東京・大阪証券取引所第1部及び札幌証券取引所に上場している。
2020年度からの事業持ち株会社への移行を検討している。事前準備として2018年度から送配電部門を社内カンパニーにする。
主な発電所
火力発電
- 砂川発電所(砂川市豊沼町 最大認可出力25万kW 使用燃料:石炭 3・4号機稼働中)
- 奈井江発電所(空知郡奈井江町 最大認可出力35万kW 使用燃料:石炭 1・2号機稼働中)
- 苫小牧発電所(苫小牧市 最大認可出力25万kW 使用燃料:重原油 )
- 伊達発電所(伊達市 最大認可出力70万kW 使用燃料:重油 1・2号機稼働中)
- 苫東厚真発電所(勇払郡厚真町 最大認可出力165万kW 使用燃料:石炭 1・2・4号機稼働中 3号機は廃止)
- 知内発電所(上磯郡知内町 最大認可出力70万kW 使用燃料:重油 1・2号機稼働中)
水力発電
- 高見発電所(日高郡新ひだか町 静内川水系 認可出力合計20万kW)
- 新冠発電所(新冠郡新冠町 新冠川水系 認可出力合計20万kW)
- 静内発電所(日高郡新ひだか町 静内川水系 認可出力合計4万6千kW)
- 十勝発電所(上川郡新得町 十勝川水系 認可出力合計4万kW)
- 雨竜発電所(雨竜郡幌加内町 石狩川水系 認可出力5万1000kW)
- 滝里発電所(芦別市 石狩川水系 認可出力5万7千kW)
- 豊平峡発電所(札幌市南区定山渓 石狩川水系 認可出力5万kW)
- 富村発電所(上川郡新得町 十勝川水系 認可出力4万kW)
原子力発電
地熱発電
風力発電
太陽光発電
大型蓄電システム
南部の南早来変電所にて経済産業省の大型蓄電システム緊急実証事業を行うこととなった。
蓄電容量が6万kWhのレドックスフロー電池を設置し周波数安定を実証する。
設備工事は2013の着工から2年間、2015~17年度の3年間実証試験を行う。
成功すれば域内での再生可能エネルギーの総量を拡大できる。
関連動画
関連商品
関連項目
- 東北電力(事業地域:東北地方・新潟県)
- 東京電力(事業地域:関東地方・山梨県・静岡県富士川以東)
- 中部電力(事業地域:愛知県・長野県・岐阜県・三重県(熊野市以北)・静岡県富士川以西)
- 北陸電力(事業地域:石川県・富山県・福井県(嶺北地方及び敦賀市)・岐阜県飛騨市と郡上市)
- 関西電力(事業地域:近畿地方(一部除く)・福井県美浜町以西・岐阜県関ケ原町の一部・三重県熊野市以南)
- 中国電力(事業地域:中国地方(一部除く)・愛媛県と香川県の一部島嶼部)
- 四国電力(事業地域:四国地方(一部島嶼部を除く))
- 九州電力(事業地域:九州地方・広島県のイオン宇品店)
- 沖縄電力(事業地域:沖縄県)
- 電源開発
- 経済産業省
- 原子力規制委員会
リンク
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