紫原敦(むらさきばら あつし)とは、週刊少年ジャンプで連載されている漫画『黒子のバスケ』の登場人物である。
概要
- 所属:陽泉高校1年生
- 身長:208cm(となりのトトロあれより8cm大きい)
- 体重:95kg or 99kg
- 誕生日:10月9日(天秤座)
- 血液型:O型
背番号:9番(帝光中時代:5番) - ポジション:センター(C)
- 座右の銘:お菓子は正義
- 好きな食べ物:ねる○る○るね
- 趣味:駄菓子屋巡り、寝ること
- 嫌いなもの:カラス(理由:昔お菓子をとられたから)
「キセキの世代」の1人。
紫色の髪と瞳、2mを越す巨躯とそれに見合う手足の長さ、鋭くも眠たげな目つき、気怠げな雰囲気などが特徴。キセキの世代の中で最も身長が高く、中2の前期の時点で既に2m前後はあったようである。(※ 小説1巻では2mを超える大男と記載があるが、小説2巻では2m近いという記載がされており、中学二年生の時点で2mを越していたかはっきりとしていない。)因みに中学二年男子の平均身長は159cmである。これはテレビの取材が来るレベルといえる。キセキの世代で最も小柄な赤司との身長差は35㎝。
「お菓子は正義」を座右の銘に掲げているようにお菓子が大好きで、いつも何かしらお菓子を食べている。お気に入りは「まいう棒」。
「バスケをしている時以外は基本ネジがユルい」と黒子に言われるようにマイペースな人物で普段はただの気だるげでものぐさなのんびり屋。一方で、火神の幼稚な挑発にむきになって反論したり、相手の話を無視して自分の欲求を優先したり、歯に衣着せぬ辛辣な物言いで平気で他人を傷つけたりなど、非常に子供っぽい性格でもある。口癖は「ヒネリつぶす」。
「好きではないが、向いているからやっている」という理由でバスケをしており、バスケに大した興味も無いまま「高校最強のセンター」と呼ばれる程の実力者となった。そのため、物事が好きであるか以前にそれに関する才能の有無が問題であると信じており、バスケの才能がないのに努力する者を極端に嫌っている。バスケの練習を怠ることはないが、それもあくまで勝負事に負けるのが嫌いなだけらしい。バスケットボール競技そのものも、試合中に「残酷なスポーツ」「欠陥競技」といちプレイヤーにあるまじき酷評を下している。
上記の通り、バスケについての考え方は黒子と正反対であり、中学時代はそのことについて口論することも多かった。しかし、黒子に「人としてはむしろ好き」と言われているようにバスケ以外のことではそれなりに気が合ったようである。
しかしながら、バスケ歴は青峰、赤司と同じくミニバス(小学校)からと、実はかなり長く、黒子との再会時のストバスで、去り際の言葉が「(自分のバスケの考え方に対して)ま 反論あるなら聞くよ ウインターカップで」(要するに“試合で勝ち残って会おう”ということ)と返しているあたり、本心で競技そのものを嫌っている訳ではない。実際、その後の敗戦時には氷室やこれが最後の試合になる三年生ですら堪えている中、一人悔しさのあまり大粒の涙を流して大泣きしている。
チームメイトの氷室辰也とは仲が良く、「アツシ」「室ちん」と呼び合っている。
黒子への呼称は「黒ちん」、赤司には「赤ちん」、青峰には「峰ちん」、桃井には「さっちん」、緑間には「ミドチン」と、名前の一部分を取って後ろに「□□ちん」を付けるという独特の呼び方をする。但し、敵対関係にある火神と木吉は呼び捨て。
ちなみに、勉強はキセキの世代(桃井も含む)のなかで赤司、緑間に次いで三番目にできるらしい。
プレイヤーとして
圧倒的な上背とそれに比例した足の長さ、比例以上に長いウイングスパン(左手指先から右手指先までの長さ)と、キセキの世代の中で最も恵まれた体格を持つ。
その身体的優位性に人並み外れた反射神経を上乗せすることによって3Pラインから内側全てを守備範囲としている。生半可なフェイクやコンビプレーには手を伸ばすだけ、一歩二歩踏み出すだけで対応してしまうそのディフェンス力は、青峰に「紫原から点を取るのは俺でも至難のワザ」といわしめるほどである。しかし、中学時代に1on1で完敗した赤司にはアタマが上がらなかったらしく、彼の命令だけは守ったらしい。
また、三対一で押されても全くびくともせず、アリウープしようものならゴールを根元からへし折るほどの圧倒的パワーの持ち主。
また、見かけに反して瞬発力やスピードなどの能力も非常に高く、身体能力の全てが最高水準に達している。
前述の通りバスケットボールに対する考え方から「ゾーンに入ることは決して無い」と思われていたが、誠凛戦終盤で遂に覚醒した。
EXTRA GAMEでは、ドリームチーム「VORPAL SWORDS」の一員として出場。ウインターカップでの敗戦後に三年生たちの置き土産がわりにパワーを伝える正しいフォームを伝授されていたらしく、自分以上の体格とパワーを誇る海外選手との戦いで、初めて自分の中のリミッターを外してプレイした事で試合を楽しむ事ができたが、ラフプレーで腕を折られ、黒子と交代する形で出番を終える。映画版のLAST GAMEではこの状態で火神送迎の誠凛とのラストゲームを行った事が示されている。
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まだないよ〜
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