読書とは、本や書物を読むことである。
概要
古来から知識を得るための基本的な行為であり、時代が進むことで娯楽としても行われるようになった。
テレビやインターネットなどの普及により読書離れが進んでいると嘆かれることも多い。
近年は電子書籍の普及も進み、タブレットやスマートフォンなどで気軽に「読書」ができる環境も整ってきている。それでも、手触りや匂いなども含め、実物の本ならではの良さにこだわる人も少なくない。
大の読書好き・本好きのことを「本の虫(英:bookworm)」と形容することが多い。
限られた時間で大量の読書を行うために読書速度を向上する「速読」がブームとなった時期もある。また、ニュアンスを含めて細かく丁寧に読むことを「精読」という。両者は対義語的に用いられることも多いが、精読のための速読というものも存在する。
娯楽としての読書
娯楽として行われる読書は、時に麻薬のようにやめられないものとなり、寝食を忘れて読書に没頭してしまう人もいる。
冬の暖かい部屋の中、夏の風通しの良い日陰、落ち葉が敷かれた公園のベンチ、などなどの落ち着いた快適な空間で行われる読書は日々の喧騒に疲れた人を癒す最高の体験となる。
あるいは出張で乗った新幹線の座席や、込み合う病院の待合室などの空白の時間も文庫本1冊を持ち込むことで読書に没頭することができる至高のひと時となる。
夜、寝る前の読書は心を落ち着かせ、睡眠導入として適している。スマホやテレビなどはその明かりによって逆に睡眠導入を妨げるといわれているので、ゆっくり眠りたい日にはスマホの電源を落とし、読書してみるのもよいだろう。
しかし、その一方で、積み上げた長編小説を一晩かけて読みふけるのは、時間と体力が許すのであれば、読書家にとって極上のぜいたくである。夜更かしや徹夜となってしまうため、寝不足で翌日の活動に大きな影響が出てしまうことだけが玉に瑕なのではあるが…。
ところで、読書が趣味なのに具体的な作品名を聞かれて答えられないそこのあなた!たまにはラノベやマンガ以外も読んで下さいね!
「履歴書の趣味欄」に書く場合
読書は無難な趣味として履歴書の趣味欄に書かれることが多い。しかし、採用担当に「無趣味だから取り敢えず読書と書いているのでは」「読書は当然の行為で趣味に含まれない」と思われる場合もある。実際に読書が趣味であれば、「推理小説」など具体的に記述すると良いかもしれない。
創作物における「読書キャラ」
読書は、知的なキャラクターを示す記号の一つである。物静かで、読書していると視力が落ちるというイメージから、いわゆる眼鏡っ娘であることが多い。初期のニコニコ動画においては『涼宮ハルヒの憂鬱』の「長門有希」が有名であった。読書キャラの一覧として「本の虫」の記事も参照。
特に、文学を趣味とする少女は「文学少女」と呼ばれる。この場合の「文学」には文芸創作を含むので、イコール読書というわけでもないが、文学少女のほとんどは読書好きである。逆に読書好きな少女でも、読んでいる本が文学作品でなければ文学少女とは呼ばれない。
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関連項目
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