超大型巨人とは、マンガ・アニメ『進撃の巨人』に登場する通常の巨人をはるかに上回る大きさの巨人である。
概要
『進撃の巨人』第1話から登場。高さ50メートルの壁の上から見下ろす巨体と、全身の皮膚がなく筋肉がむき出しのビジュアルは強烈なインパクトを残す。
他の巨人が大きいものでもせいぜい身長15メートル程度なのに対して、超大型巨人の身長は60mオーバーと実に4倍以上。その巨体から繰り出される一撃は100年間巨人を拒み続けてきたウォール・マリアの門を砕き、人類の生存圏は大きく失われることとなった。主人公のエレン・イェーガーが母親を失うきっかけともなったため、エレンにとっても因縁の相手である。
『進撃の巨人』の単行本1巻の表紙を飾り、作品を代表するアイコンともなり、各種コラボなどでも引っ張りだこのキャラクターとなった。
出現歴
能力
巨体ゆえにスピードこそないものの、巨体の質量を生かした破壊力は凄まじい。また、出現時には巨大質量が天から降ってくるに等しいため出現地点を中心に大爆発を発生させることが可能。ウォール・マリアを壊すには至らないものの、数ブロック程度の市街地は一気に吹き飛ばせるだけの威力を持つ。
さらに、巨人の体表からは常に高温の蒸気が発せられており、近づくだけでやけどを負いかねず、立体機動装置によって弱点のうなじを直接斬りつけることは難しい。
正体
以下はネタバレに付き、格納。
調査兵団に所属するベルトルト・フーバーが巨人化能力によって変身した姿。壁外の国家「マーレ」に所属する戦士であったベルトルトは超大型巨人の力を継承し、「破壊の神」と呼べるほどの力を手に入れていた。
正体発覚後は超大型巨人の力を使ってシガンシナ区にて調査兵団と戦うことになり、ほぼ壊滅にまで追い込む。しかし、アルミン・アルレルトの自己犠牲を伴う決死の作戦により、エレンの一撃を受け打倒された。
ベルトルトは瀕死の重傷を負ったアルミンを救うために、巨人化したアルミンに喰われ、超大型巨人の力はアルミンに受け継がれることになる。
超大型巨人の継承者となったアルミンはマーレとの戦争においてその力を行使し、軍港を吹き飛ばすなどの戦果を上げることとなる。
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