国立航空宇宙局(NASA, National Aeronautics and Space Administration)とは、アメリカ合衆国の航空宇宙開発専門機関である。
概要
現在、世界で最も進んだ航空宇宙開発技術を持っている専門機関(政府機関)。日本ではNASA、アメリカ航空宇宙局、アメリカ国立航空宇宙局と表記されることが多い。
1915年設立の国家航空諮問委員会(NACA, National Advisory Committee for Aeronautics)が前身。
1957年、ソビエト連邦によって人類初の人工衛星が打ち上げられ、当時冷戦下にあったアメリカは大変な危機感を持ち、軍事を除く宇宙開発を担う政府機関としてNASAを設立。
NASAはアメリカ初の有人飛行マーキュリー計画に始まり、人類初の月面着陸を達成したアポロ計画、再使用型宇宙往還機であるスペースシャトルの開発と運用、その他に様々な宇宙探査計画を立案・実施してきた。
NASAが管轄する施設は、シャトルの打ち上げ施設があるケネディ宇宙センター(ケープカナベラル)。
管制センターは、ジョンソン宇宙センター(ヒューストン)、マーシャル宇宙センター(レッドストーン)の二つ。そして無人探査機やディープスペースネットワークの開発、運営を担当するJPLことジェット推進研究所(パサデナ)、航空機の研究などはドライデン飛行研究センター(エドワーズ空軍基地内)などがある。
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