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1974 (16光年の訪問者)

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TM NETWORK > TM NETWORKの作品 > 1974 (16光年の訪問者)
「1974 (16光年の訪問者)」
TM NETWORKシングル
初出アルバム『RAINBOW RAINBOW
B面 パノラマジック (アストロノーツの悲劇)
リリース
規格 7インチレコード
ジャンル ロック
時間
レーベル EPIC・ソニー
作詞 西門加里
作曲 小室哲哉
プロデュース 小室哲哉
チャート最高順位
TM NETWORK シングル 年表
金曜日のライオン (Take it to the lucky)
(1984年)
1974 (16光年の訪問者)
(1984年)
アクシデント (ACCIDENT)
(1985年)
ミュージックビデオ
「1974」(Short Version.) - YouTube
小室哲哉メッセージ & ミュージックビデオ
「1974」 - YouTube
RAINBOW RAINBOW 収録曲
A面
  1. 「カリビアーナ・ハイ」
  2. 「クロコダイル・ラップ (Get away)」
  3. 「1/2の助走 (Just for you and me now)」
  4. 1974 (16光年の訪問者)
  5. 「クリストファー」
B面
  1. 「イパネマ'84」
  2. 金曜日のライオン (Take it to the lucky)
  3. 「RAINBOW RAINBOW (陽気なアインシュタインと80年代モナリザの一夜)」
  4. パノラマジック (アストロノーツの悲劇)
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1974 (16光年の訪問者)」(いちきゅうななよん じゅうろくこうねんのほうもんしゃ)は、TM NETWORKの2枚目のシングル。1984年7月21日に発売された。

曲名の読みは「いちきゅうななよん」であるが、歌詞の中では英語読みの「ナインティーン・セブンティフォー」である。また、タイトルはメンバー3人が高校生だった頃を投影している[1]

背景・制作

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1983年に行われた「コカ・コーラ フレッシュサウンズコンテスト」に出場した際に披露され優勝を獲得し、デビューするきっかけとなった楽曲である。デモテープKorg PolysixRoland TR-808と同期して制作されたが、商品化の際にRoland MC-8で丸ごと作り直した[2]。また、サビ以外のボーカル用のメロディが1980年(「Sweet Song 2001」の仮タイトルがつけられていた原曲)、リリース盤のサビのボーカル用のメロディが1984年に作られた。レコーディングの際に小室が原曲のコードに違うメロディを鼻歌で歌っていたら、「そっちの方が全然いい」と即決で決まった[3]

アルバム『RAINBOW RAINBOW』からシングルカットするにあたり、アルバム・ヴァージョンにあった冒頭の映画のワンシーンを思わせるSEがカット、ミックスが変更されている他、イントロのフレーズが短く編集され、ヴォーカルを新たに録り直している[4]

プロモーション

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当時、EPIC・ソニー所属でTM NETWORK担当ディレクターだった山口三平によると、TM NETWORKのアーティスト担当(当時)だった坂西伊作から電話があり、「TMを北海道で売り出したい。ある程度の予算も確保した」と連絡がきたのがきっかけとなり、北海道でのプロモーション活動が開始された[5]。同時期に、北海道文化放送(UHB)で放送された情報番組『おもしろザウルス』が開始されると聞いた山口は、「『おもしろザウルス』と組めれば、面白い展開になるんじゃないか」と提案したところ、UHB側が興味を持ち合意できたという[5]。その結果、北海道で集中的にヒットし、札幌テレビラジオに頻繁に出演するようになった。その当時を振り返った楽曲が2007年に発表された「N43」である[6]

ミュージック・ビデオ

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ミュージック・ビデオは、空飛ぶキャデラックUFOフランケンシュタイン狼男など多数のモンスターが登場するほかタイムトラベル的なシーンが描写され、小室自身が絵コンテを担当した[7]

TM NETWORK担当ディレクターの山口によると、当時の札幌のマスコミ関係者は全員がビックリしていた一方、チャラいと嫌う人も少なくなかったという[5]。ただ、面白いという意見が多く、山口はこれらのおかげで「北海道でのプロモーションが成功した」と語っている[5]

収録曲

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7インチレコード[8]
全編曲: 小室哲哉
#タイトル作詞作曲時間
1.「1974 (16光年の訪問者)」西門加里小室哲哉
2.「パノラマジック (アストロノーツの悲劇)」麻生香太郎木根尚登
合計時間:

収録アルバム

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1974 (16光年の訪問者)

パノラマジック (アストロノーツの悲劇)

脚注

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  1. ^ ブティック社刊「月刊歌謡曲」1994年8月号「小室哲哉作品集 小室マジックにより生まれた作品群をドバッと紹介!!」p.184より。
  2. ^ リットーミュージック刊 『キーボード・マガジン』 2010年SUMMER号 18Pより。
  3. ^ 自由国民社刊「シンプジャーナル」1986年2月号「キーボード講座 第7回『冬休み、特別講義』」100P-101Pより。
  4. ^ ボーカルの相違点として、たとえば歌い出しのフレーズの一部「車とめて」がシングルバージョンではアルバムバージョンと比べて滑らかに歌われている
  5. ^ a b c d 再び目撃! TM NETWORKが放つ“金色の夢”10年間の軌跡【DECADE】、MV集【All the Clips】が“初のBlu-ray化” Episode 03:SAMPEI YAMAGUCHI -PART1-”. otonano. Sony Music Direct (Japan) Inc.. 2021年1月4日閲覧。
  6. ^ TM NETWORK / SPEEDWAY”. CDジャーナル. 2018年12月16日閲覧。
  7. ^ 木根尚登『電気じかけの予言者たち』
  8. ^ TM Network - 1974 (16光年の訪問者)”. Discogs. 2020年6月27日閲覧。