全力応援!!ダイ・ガード20

~いい男になる約束!?~

 

 

 

 このブログはもう20年以上前のアニメ「地球防衛企業ダイ・ガード」(©XEBEC/テレビ東京)の再映像化に向け、そのあと押しのためのちっぽけな力にでもなればと思って書くものです。

 

 でもまずは。

 

 本編の前に我が家のプチネタ。

 

 今日のお題は「ももた、大あくび」

 

 これはたぶんカーミングシグナルではないと思う。

 

 眠い時のやつです。

 

でもこれ見よがしな感じはする

 

 ちゃんちゃん。

 

 

 

 閑話休題。

 

 今回取り上げるのは第20話「青の約束」

 

 この「約束」というのは、まだ大学生だった頃の青山が、彼女だった白倉に言った言葉。

 

 具体的な内容は後述。

 

 これは別に「約束」なんていうちゃんとしたものではなく。

 

 ナンパな青山が、別に白倉に限らず、かわいい女の子ならたぶんだれにでも言いそうなかる~い言葉だったハズだ。

 

 「青の」というのはまだ未熟な青い時代青春時代の、ということかもしれないし。

 

 青山の「青」に引っかけてのことかもしれない。

 

 

 

 ダイ・ガードの出張先の北海道。

 

 出現したヘテロダインと戦うもやっつけることが出来ず。

 

 ホテルで待機中の赤木は自衛隊員の石原と憂さ晴らしの爆飲み食いをした挙句、ひっくり返って寝てしまう。

 

 そして石原は…。

 

 なんと赤木のジャンバーからダイ・ガードの起動キーとなる社員証を抜き取っていた!!!!

 

 赤木にも訴えていたことだが、どうしても自分でヘテロダインと戦いたいらしい。

 

 だからといって赤木の社員証を盗んだだけではヘテロダインと戦うことは無理だと思うのだが。

 

 こういう後先全然考えずとりあえず思った方向に突き進んでしまうところは、赤木そっくりだ。

 

 一方。

 

 国会では自衛隊の関連法案が通り、翌日に(正確には夜中の0時をもって)施行される運びとなる。

 

 自衛隊がヘテロダイン攻略を手伝えるようになるのだ。

 

 …ところが。

 

 そのタイミングで北の大国が極東艦隊を日本のすぐそばまで進めて来る。

 

 かの国はヘテロダインに興味をもっており。

 

 ヘテロダインがちょっとでも日本の領海から出ようものならすかさず捕獲してやろうと待ち構えるつもりらしい。

 

 当然、北海道の自衛隊はその警戒に全精力を傾けることになる。

 

 ヘテロダインのことは二の次だ。

 

 まあ自衛隊が降ってわいた怪獣のことに対処するより、これまでやって来たように国際危機の方に注力するのは仕方がないとも言える。

 

 「そんなのおかしいです!!」と珍しく熱く力説する中原の肩を「しょうがないさ」と言ってポンとたたく青山。

 

 これは青山がホントに事態を「しょうがない」と思って受け入れているわけでは決してない。

 

 誤解されやすい性分だなぁ。

 

 青山は「ちょっと市役所まで」とだけ言って、白倉のところに出かける。

 

青山には考えがあった

 

 百目鬼の分析によると。

 

 今回のヘテロダインは高温の場所にやって来る傾向があるらしい。

 

 それを利用してヘテロダインをおびき出すことが出来るのではないだろうか。

 

 白倉「おびき出す協力を?」

 

 青山「発電所、デパート、なんでもいい、一時的に高温を出すことの出来る施設に協力を要請してもらいたいんだ」

 

 白倉「契約を破って飛び出していったのに倒せなかったじゃない、それにヘテロダインを捕獲しようとしてる国もあるんでしょ、ヘテロダインが逃げ出すのを待ってたらいいじゃない」

 

 青山「それまでにどこかの街が襲われたらどうするんだ?」

 

 白倉「なんでそんなに戦いたいの?仕事だから?」

 

 青山「仕事じゃない!!!!…仕事とか…そういうことじゃないだろ」

 

 その後。

 

白倉のところに中原が…

 

 中原「青山さんはいい加減な仕事をしてるわけじゃありません、きっと本当に大切なことを知っている人ですっ」

 

 白倉「そうお、それならそれはわたしの知ってる圭(青山のこと)じゃないわ」

 

 中原「人は変わると思います」

 

 自分の方も見ず、業務を続ける白倉の様子に帰りかける中原。

 

 白倉「石狩に…地熱発電研究所があるの」

 

 中原「えっ」

 

 白倉「そこに話を通しておいたわ」

 

 そして今まで熱心にチェックしていた書類を中原に差し出す。

 

 ああ…こいつも誤解されやすいタイプだ。

 

 …で、こちらは赤木のカードを盗んだ石原。

 

 ガードファイター(ダイ・ガードの頭と胸の部分、単独で飛行することが出来る)に勝手に乗り込み、発進する。

 

 どこへ行く気なんだろう?

 

手前がガードファイター

赤木がヘリで追っている

 

 ガードファイターは合体時の補助機能として飛行機能が付けてあるだけなんで、長距離は飛べず、高度も上げられない。

 

 また民間のものなので、火器の類は一切装備していない。

 

 いらつく石原はようやく見つけたヘテロダインに体当たりしようとし、赤木はヘリで前に立ちふさがろうとする。

 

 この辺、石原の言動にはちょっとついていけない。

 

 ここで画面には衝突したかのようなカットが入るんだが。

 

 まさか衝突したんではないよな。

 

 ガードファイターとヘリのどちらもが雪原に不時着したんだと思っておこう。

 

 青山から連絡。

 

 作戦通りヘテロダインが石狩の地熱発電研究所に向かってる、おまえも早く来いというもの。

 

 赤木はすぐに現着、ダイ・ガードが勇躍発進するのだが。

 

 ヘテロダインによって下半身を氷漬けにされてしまう。

 

 ダイ・ガード動けず。

 

 このままバッテリー切れを待つしかないのか。

 

駆けつける自衛隊員たち

 

 そこへ、自衛隊員たちがやって来る。

 

 ヘテロダインに攻撃は出来なくても、ダイ・ガードを救い出すことは出来る。

 

 つるはしや火炎放射器を使ってダイ・ガードの氷を排除していく。

 

 初めて見る自衛隊とダイ・ガードの協力作業だ。

 

 ある程度まで氷をのけてもらったダイ・ガードは最後は自力で残りの氷を粉砕、ヘテロダインに向かってダッシュ。

 

 いざノットパニッシャー炸裂ぅ…の寸前、エネルギーを吸い終わったヘテロダインはすう~っと上空へ。

 

 逃げられた!!!!

 

 だがそのとき…彼方から聞こえるジェット音。

 

 自衛隊機だ。

 

 午前0時を過ぎたので、新しい法案が発効したらしい。

 

 ヘテロダインの飛行速度はたいしたことなく、動きもまっすぐで、特に防御機能など有していないようだ。

 

ファイヤ~!!!!

ミサイルがヘテロダインに迫る

 

 見事撃墜。

 

 航空自衛隊さん、頼もしい限り。

 

 パイロット「攻撃成功、翼をなくしたイカロスは地上へまっさかさまだ、後は頼んだぜダイ・ガードさん」

 

 セリフ、用意してたの!?

 

 フラクタルノットの核だけになったヘテロダインは地上に落下していき。

 

最後を決めるダイ・ガード

 

 バックに21世紀警備保障の社歌が高らかに響くなか、最後は待ち構えていたダイ・ガードのノットパニッシャーによって粉々に打ち砕かれてしまいましたとさ。

 

 事後。

 

 例の喫茶店で、白倉と話す青山。

 

 近くには新聞紙で顔を隠した中原がいた。

 

 白倉「変わったわね、圭」

 

 青山「えっ…そうか」

 

 白倉「あのとき…どうして話してくれないのかって、ずっと思ってた」

 

 青山「知ってたのか」

 

 白倉「お母さんが病気になって、どうしても東京の病院に入れなきゃいけなくなったんでしょ」

 

 青山「…ごめん」

 

 白倉「あっ、圭、時間よ」

 

 青山「やばい、じゃあありさ、そろそろ」

 

 白倉「うん」

 

 青山が出て行き、その後ろから新聞で顔を隠したまま中原が通り過ぎようとする。

 

 白倉「あいつ、昔わたしに言ったの」

 

 ビクッと立ち止まる中原。

 

 白倉「俺はいい男になるからお買い得だって…その約束は守れたみたいね」

 

このあと中原はきちんと礼をする

 

 ラストシーンは、きちんと作り直されたダイ・ガードの雪像でありました。

 

 ただしポーズは今回のヘテロダインを倒したとき、真上に向かってノットパニッシャーを打ち込んだときのポーズに変わっていたのでありましたぁ。

 

実際に作るのは難しいだろう

 

 雪祭り、行ってみたい気持ちはあるんだが、なんせ雪道を走るのが怖いんで、冬の北海道にはとても行けんなぁ。

 

 

 

 今日はここまで。

 

 次回も「ダイ・ガード」のレビュー、今回に続きます。

 

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