Published 2022/02/17 22:00 (JST) Updated 2022/02/17 22:17 (JST) 岡山大の研究チームは17日、狙った細胞に光を照射することで特定のタンパク質を活性化させ、細胞を死滅させることに成功したと米化学会誌電子版に発表した。チームの小島慧一助教(光生物学)は「がん細胞のみを死滅させることができれば、副作用のない治療法の開発も期待できる」と話している。 がんの治療には抗がん剤や放射線が使われているが、周囲にある正常な細胞にも影響を与えてしまい、副作用の原因となっている。