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ブックマーク / satoumamoru.hatenablog.com (22)

  • 始まった第2の“満州引き上げ” - 軍事評論家=佐藤守のブログ日記

    7〜8月と動き回ることが多く、その上気温の変化もあり体調がすぐれなかったが、先週が一番苦しかった。そんな中、チャンネル桜とフジTVのプライムニュースの収録に出かけたが、咳込むのじゃないかと気を使った。 しかし、うまく切り抜けられて、放映の障害にならずに済み、一安心した。 チャンネル桜では「大東亜戦争とは」について率直な感想を述べたが、私はすべてが共産主義者の罠にはまったのだと思っている。ルーズベルトはもとより、わが国の軍政官界も同様だった。 一番得をしたのがスターリンだったことはだれしも認めざるを得ないだろう。せいぜいチャーチルだけが気が付いていたといえる。 我が国の高官の周りには「ドイツ通信社記者と称するゾルゲ・朝日新聞記者の尾崎秀美」というコミンテルンの手が回っていたのであり、天皇の傍にも張り巡らされていたと思っている。 フジTVは≪特攻隊≫についてだったが、生き残られた板津先輩がメイ

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    REV 2014/08/20
  • 愛国心は消え失せた? - 軍事評論家=佐藤守のブログ日記

    有名企業の倒産やトラブルの実態を分析してみると、その根に「愛国心が消え失せた」ことがあると気づく。 トヨタは、有名な「看板方式」で一躍世界のトップに上り詰めたが、つまるところ「クオリティーコントロール=品質管理」がうまくいったことにあった。 昭和58年、私が防衛研究所の研修生だったころ、日産自動車座間工場を見学したことがあった。そのとき、ラインに並んだロボット達がいっせいに溶接作業をしていて、流れるようなその中で監督官が作業の具合を点検し、不具合が見つかると直ちにラインから外してタグをつけ、人間の手で確実に修復したあとラインに戻していたが、その丁寧な作業を見た防研同期の米軍人が私にこう言ったことが忘れられない。 「クオリティーコントロール」とは米国が開発した品質管理方式だが、能力にばらつきがある工員達を抱えた米国の自動車産業界に根付くことはなかった。ところがこれは一定の高度な能力と、日

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    REV 2010/02/22
  • やはり・・・民主「防衛大綱先送り」 - 軍事評論家=佐藤守のブログ日記

    昨日は「70年生きてきた」反省をこめて、一日静かに過ごした。 午後は「事前投票」に家内と出かけたが、投票所はご老人で混雑していた。中には車椅子で来ていた老婦人もいたが、さて、どんな結果になるか・・・ 27日の産経には「閣僚が副大臣を指名」し、政府に100人もの国会議員を投入するという。7面で野中広務氏は「二大政党にしなくていい」として、「なーんにも知らない政治家をお守りする官僚は大変だと思うんですよ」と語り、「100人も送り込んだら大混乱です」と批判している。 「官僚は、悪いのもいるかもしれないが、やはり国家の発展に役立とうと高い志を持つ人たちなのだから、そういう人たちの知識の上で、決断をするのが政治家の仕事だという事を重んじなければなりません」 「無理に二大政党にしなくてもいいと思います。民意の反映を考えると、小沢一郎氏を中心とする細川政権の改革は大失敗でした」 そして有権者に対して「昔

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    REV 2009/08/28
  • 社会常識が欠落した「医師?」 - 軍事評論家=佐藤守のブログ日記

    麻生首相が19日、全国知事会議で地方の医師が不足している問題について発言した際、自身の体験を交えて「社会的常識がかなり欠落している人(医師)が多い。とにかく物凄く価値観が違う」と発言したことで、メディアがまたまた言葉尻をとらえて騒いでいる。医師会会長などが官邸を訪ねて「抗議」し、首相は訂正謝罪?したようだが、首相のキャラクターを知っている者は「場違いな発言だが、目くじら立てて大騒ぎするほどのものか!」と言い、一般的には「不適切発言」だと言う。首相も「一部には」と冒頭に付け加えておけば少しは衝撃力が少なかったのかもしれないが、そんなところが「漫画大好き人間」の麻生首相、いかにも“軽い!”と言うことだろう。 以前6月に緊急入院した体験をここに書いたが、政府高官も、一度町医者に入院してみるがよい。老齢者が“ひしめく”病室の二十四時間看護、彼女達の日勤・夜勤の周期がどのくらいか、実地に見聞してみる

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    REV 2008/11/21
  • ロシア人“気質” - 軍事評論家=佐藤守のブログ日記

    相撲協会が揺れている。相撲協会は「日」よりも“国際的”な「外国人」相撲協会になっていて、「国技」というよりも暴力事件・殺人事件が出るほどの「酷技」になってしまった感があるが、報道を見ていても改善される兆しはないのは協会の幹部達にその自覚がないからだろう。 それはともかく、大麻取締法違反で首になった若ノ鵬(20)に続いて露鵬(28)、白露山(26)にも精密検査で陽性反応が出たが、二人は「痛み止めの注射や薬の成分が反応した」のであって、陽性反応は「絶対に信用しない。絶対にやっていない」と強硬に否認しているという。結果は専門家に任せるとして、今日は私が体験した「全否定して恥じない」ロシア人気質をご紹介しておきたい。 外務省に出向していた3佐の頃、モスクワを訪問する機会があった。現役パイロットがソ連のホテルに泊まるのは危険だというので、防衛駐在官宅(隔離された外交官アパート)に宿泊したのだが

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    REV 2008/09/07
  • NATO動き出す! - 軍事評論家=佐藤守のブログ日記

    グルジアの領土保全を支援するため、NATOが動き出したようだ。BBCもCNNも、デホープスヘッフェルNATO事務総長が「ロシア軍は紛争前の状態に戻るべきだ」と強調した会見をLIVEで報じた。記者団の「ロシア軍が撤退を始めた」という質問に、まだ確認はしていないと答えた事務総長は、いずれにせよ「ロシアとNATO間の各種協議や軍事演習などを当面凍結する」考えを示した。勿論、ロシアがグルジアと交わした「和平協定を遵守しなければ」との条件付きだが、NATOはグルジアの領土保全を支援し、グルジアとの関係強化で合意したという。 18日、グルジア外務省はCISから脱退することを通告し、ロシアは南オセチアに移動式のSS-21を配備したという。その射程は120Kmといわれているから、グルジア全土が射程圏内に入る。周辺諸国も気が気じゃなかろう。一昔前だったら「これは戦争」であった。グルジア国内の避難民は既に13

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    REV 2008/08/20
  • 生気なき日本政治 - 軍事評論家=佐藤守のブログ日記

    橋下知事の改革案は、議会で否決されたという。如何に“強力な圧力団体”が議会を牛耳っているか、府民をい物にしているか、府民も少しは分かったのではないか? 孤立無援の橋下知事を支援する国民は多いと思う。一回くらいの「議会決議」に怯むことなく、悪を成敗して欲しいと思っている。 中学指導要領に竹島「領有」を明記しないことになったと言う。姑息にも「解説書」に、竹島をめぐる主張に違いがあるとする、韓国に配慮した表現になったそうだが、「相手が嫌がることをしない」人道的で心の広い、敢えて言えば「生気が感じられない」お方が総理である間は期待できないであろう。 それにしても、国民から斯くも“人気”がない方が、日国の総理になれるという国は実にうらやましい。歴代総理には、善悪はともかく、何と無く「灰汁が強い」方が多かったが、その灰汁さえ無いように見えるから、我々はひょっとして「幻覚」を見せられているのではない

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    REV 2008/07/16
    「整備不良の民間機が御巣鷹の尾根に墜落」「事件があったが、このとき自衛隊の救出活動を非難した「朝日ジャーナル(修正)」が、「雫石事故での汚名返上(修正)のチャンスだったのに・・・」と書いた」
  • 「海自は緊張感欠いている」! - 軍事評論家=佐藤守のブログ日記

    野島崎沖で起きたイージス艦「あたご」と漁船衝突事故は、潜水艦「なだしお」の事故を髣髴とさせる。漁船やプレジャーボートが錯綜する東京湾で、母港に戻る途中であった「なだしお」は、敏速な行動が取れない状況下にあった。そこへ、漁船を改造した古い“観光船”が接近してきて乗り上げ、瞬時にして沈没したから多くの犠牲者を出した。メディアは「なだしおの乗員は傍観するだけで救助しなかった」と書き反自衛隊感情を煽った。 JAL123便の墜落事故でも一部のメディアは「自衛隊の位置特定が遅く救助が遅かった」と書き、事故を起こした会社よりも、救助に献身した自衛隊側を非難した。 大昔、雫石上空で、F−86FとANAの727が衝突して乗員乗客162名が亡くなったとき、「戦闘機が“民間航空路”に侵入して体当たりした」とメディアは書き、それを信じた?政治家が、「犯人は自衛隊」として処理した。その後、ANAの727が後方から接

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    REV 2008/02/20
  • 「見てみぬふり」体験談 - 軍事評論家=佐藤守のブログ日記

    昨夜は毎月月初めの月曜日、恒例の夜11時からの「防衛漫談」・・・「スカパー:ハッピー241チャンネル(チャンネル桜)=今日の自衛隊」の収録に出かけた。 行きがけの「シルバーシート」の隣には、中国人留学生の若い二人が座ったので、声高な会話に読書もままならなかった。外見は日人と変わらないから、西欧人が見ると、日人のマナーの悪さ!と誤解するだろう。会話が「中国語」だと分かる外人は別だが・・・などと考えさせられた。 防衛漫談も、井上キャスターが、樺太生まれの私に「サハリン残留朝鮮人支援問題」を聞いてきたので、昨夜はこれだけで時間切れになった。機会があればこの欄で「サハリン体験記」を書いてもいい、と思っている。 ところで、昨日の「見てみぬふり」事件に関する私の所感について、まじめなコメントが寄せられていたから、今日は個人的体験談を書いておきたい。 数年前、虎ノ門での講演会から帰る途中の銀座線の車

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    REV 2007/06/05
      「日本社会は特に酔っ払いには寛大すぎる」
  • 蒋介石日記から何を読みとるか - 軍事評論家=佐藤守のブログ日記

    ファントム戦闘機時代の体験談・50枚を仕上げていて、ブログに書き込む暇がなかった。 この4日間、愛知県警を始め、この国が直面していることに関する、熱心なコメントを頂き大変勉強になった。残念なのは、海自のイージス艦情報漏洩事件であったが、成り行きに任せるほかはあるまい。どんな再発防止策が取られているかが気になるが・・・。 この間、男子ゴルフツアーで史上最年少優勝を果たした15歳の石川遼選手の笑顔は、実にすがすがしかった。“金に目がくらんでか?荒んだ大人たちの人相”と並列だったからかもしれない。早稲田の“ハンカチ王子”同様、10代の未成年達には希望が持てる、ということか! 何時までもこのままの笑顔で!などとは言わないが、せめて目の輝きを失わないで貰いたいものだ。 23日から、産経新聞で「蒋介石日記」の西安事件の部分が連載されている。米国のスタンフォード大学で新たに公開された中から見つかったもの

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    REV 2007/06/01
  • 組員篭城(町田市)事件に見る?? - 軍事評論家=佐藤守のブログ日記

    昨日は、サンケイプラザで開かれた「正論の会(代表・三輪和雄氏)」主催の集いで講演してきた。与えられた題は「わが国を取り巻く危機」であったが、日中間の諸問題、中台問題などから、予測される事態に備えよ、として、主として「間接侵略の危機」についてお話した。同様な問題について、雑誌「正論」6月号に寄稿したので来月発売の同誌をご一読いただきたいが、編集担当者がつけた「『友好』恐るべし!間接侵略に侵された日の現実」と云うタイトルはさすがだと思った。内容がそれにどれほど伴っているかは疑問だが・・・ 会場では、ご老人から「天皇訪中を要請した温家宝首相の態度」と青年から「南京大虐殺事件はあったのかどうか?」という質問が出たが、時間の関係で十分な回答はできなかった。南京事件は別として、今回の天皇訪中要請については聊か「奇怪な」感じがしているので、少し史料を調査したいと思っているが、いずれにせよ、平成4年10

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    REV 2007/04/22
  • 現場は“公海” - 軍事評論家=佐藤守のブログ日記

    今朝の産経新聞は5面で中国軍関係者が「米空母を追跡した中国潜水艦の行動現場は“公海だ”」と説明したと報じた。 「沖縄近海を航行中の米空母『キティホーク』が中国の潜水艦に追跡された問題で、中国訪問中のラフェッド太平洋艦隊司令官は17日、中国軍当局者から潜水艦の活動は公海上であり、領海侵犯などには当たらないとの説明を受けたことを明らかにした」という。ワシントンタイムズ紙が伝えた「洋上での事態は、中国のソン級潜水艦が航行中の米空母を約8キロの魚雷射程圏内まで追跡するという行動に出たというもので、公海上かどうかは問題となっていなかった。このため、軍当局者の説明の真意や、報道のどの部分を不正確としているのかなど、中国側の意図は依然不明だ」と産経は報じている。 産経は、中国のハン級原潜が、2004年に石垣島周辺のわが領海を侵犯した事件を念頭に活動海域の合法性を協調した可能性もあるようだ、と分析している

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    REV 2006/11/19
    中華思想乙。
  • 動き出した拉致問題 - 軍事評論家=佐藤守のブログ日記

    「女工作員に逮捕状」と各社が競って報じた。曽我さんを拉致した女工作員、キム・ミョンスク(当時40〜50歳代)に対して、新潟県警がようやく逮捕状を取ったというのである。女が仮に生きていれば現在70〜80歳だから今更・・・という気がしないでもないが、警察庁の漆間長官が記者会見で言ったように、「6カ国協議に復帰する北朝鮮に対して、拉致問題を忘れてもらっては困る」というシグナルだとしたら、それなりに評価できる。 しかし、私は日国民に対して、今まで「手を拱いてきたのではない」という警察庁のシグナルでもあるような気がする。つまり、あの当時、日国内に張り巡らされていた北朝鮮のスパイ網を監視していた警察庁は、同時に奇妙な「行方不明事件」が多発するので、その捜査も行っていた。富山、新潟などの海岸から行方不明になったものがいることや、昭和53年に北陸の日海側海岸から4組のアベックが蒸発したり、襲われて拉

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    REV 2006/11/03
    「教育界の「いじめ問題」も、実は半島に絡む問題だ、と指摘するコメントも目立つ。」首相に期待する人。
  • 地方議員の会で・・・ - 軍事評論家=佐藤守のブログ日記

    3日に横須賀に出かけて、日会議・地方議員懇談に招かれ「講師」を勤めさせていただいた。首都圏が中心だったが、それでも北は北海道から西は四国松山、岡山から、20代から60代の約60人の方々が参集された。議員の方々だけあって実に熱心な討議や、現に地方で問題となっていることについての意見交換がなされて、私も大いに参考になった。 その中でも気になったのは「子供条例」や「人権条例」の問題である。人生経験もない(当然だが)子供たちが、自由である権利だとか、勉強を強制されない権利?など、全うな人間だったら考えられないような条例が、ごく一握りの「市民団体」などの手によって、一般市民に無関係に推進されていて条例制定に動いているのだという。背筋が寒くなる思いだが、「頭脳が黴菌に侵され、手足までもが壊疽」の症状に陥りつつあるのでは、いずれこの国は立つこともままならなくなるのではないか?喜ぶのは一体誰だろう?と思

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    REV 2006/09/05
  • おかしいぞ!兵庫県知事 - 軍事評論家=佐藤守のブログ日記

    熱心な「憂国のコメント」を読んでいると、日記を書く時間がなくなるほどである。 今日はJGSDF氏が指摘していた、日海での自衛隊の訓練のことを書きたいが、その前に一昨日からの所見を書いておきたい。 25日は、夕方に私のブログの読者で軍事についての研究者と出版社の方に都心に呼び出され、「軍事学講座」の“前座?”として、是非その「入門書」を出版したいので協力してほしい、といわれた。企画書を拝見したが、なかなか見事なもので、特に青少年や、若いサラリーマン、学生などを対象にした「軍事学解説」であった。いわば「防衛白書解説版?」とでも言うべきものである。私も腹案を持ってはいたが、多忙?で取り掛かれずにいたから、二つ返事で協力を約束した。うまくいくと9月には出版されるだろう。乞う、ご期待! その夜は、われわれの「たまり場」であるサロンに、国会議員の稲田女史を招いてお話を伺った。基的にオフレコのサロン

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    REV 2006/07/27
    訓練区域に侵入する民間船。そもそも自衛隊は違憲とか、無制限の生の肯定とか、そんなコメント期待。
  • 中朝は決別する? - 軍事評論家=佐藤守のブログ日記

    サンクトペテルブルグを訪れた胡錦濤主席が、満面に笑みをたたえてブッシュ大統領と握手したシーンを見て、金さんは激怒したに違いない、と思った。胡錦濤主席は、前回の訪米時に「そっけなかった」ブッシュさんを追いかけて、極力「軽快」に振舞った感があるが、笑顔の裏にはどうもそれだけではないものがあるような気もする。 これほどの世界的話題になった金さんの親分?である中国の主席が、「敵」の米大統領とにこやかに語り合うのを見て、金さんは≪コケ?≫にされたと感じただろうから、その怒りは尋常じゃあるまい。 報道によると、金さんは“雲隠れ”しているそうだが、また以前憶測で報じられたように、今回もロシアに「亡命?」しているのか知らん・・・ いずれにしても国際関係は「昨日の友は今日の敵」なのである。中国にしても、テポドンー2が、今度は渤海湾に落ちないように気をつけているだろうが、朝鮮戦争のときの「義勇軍」派遣にしても

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    REV 2006/07/18
  • 講演会にて - 軍事評論家=佐藤守のブログ日記

    23日昼、久しぶりに都心の三軒茶屋に出て講演をしてきた。世田谷偕行会、つまり旧軍人の方々の集まりで、60名を越える錚々たる方々がお集まり下さった。 演題は、「わが国を取り巻く情勢・・・体験的報告」とさせていただき、1、北方領土問題。2、朝鮮半島問題。3、台湾問題。4、わが国の危機(結び)として、約一時間半、樺太や韓国台湾と北京、上海などの視察、会議などを通じた所見を申し上げた。 とにかく実戦経験がある大先輩を前に、戦後育ちの単なる戦闘機乗りがしゃべるのだから気が引けたし、その上転居作業で聊か体力消耗気味で、声がかすれたのが申し訳なかった。 懇談の場で、多くの先輩方から声をかけていただいたが、私が「朝鮮半島問題」の中で、「山賊」と「弱者」に「紳士的交渉」は通じない!と述べたことに、実戦体験を通じて「全く同意である」と言う方が多かった。 「相手を見て交渉せよ」と言うのである。育ちも学歴も、そ

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    REV 2006/06/25
    「サッカーの試合を通じて、自衛隊員のみならず、スポーツ選手までが「専守防衛思想」に犯されてしまっているのではないか?と感じて、「これじゃ勝てない」と思った次第。」
  • 中台紛争に備えよ - 軍事評論家=佐藤守のブログ日記

    早速原稿依頼が来て、表記の題を送稿したばかりである。 昨日、台湾友人(といっても元大学教授なのだが)から「台湾は大変です。国民党にしてやられました。私たちは“特務”の怖さを忘れていました」といってきた。つまり、国民党の最大の武器である「情報機関」の怖さを忘れていた、というのである。台湾の人々は、李登輝氏に代表されるように、誠実な方々が多い。抑圧されてきた台湾人の代表として、民進党の陳水扁氏が総統に就任したことで、「これで二度と“非民主主義政治”には戻れない」と安心したと元教授はいうのである。つまり、自由を獲得した喜びに「浮かれていた」のであろう。 その後、陳水扁氏は確かに民主主義を定着させようと努力したが、政権集団は、いわば“素人集団”だったから、手練手管を駆使した国民党に、再び政権奪取されかかっている、と分析できる。もちろんその背後には大陸の共産政権の“絶大な支援”があることは明白であ

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  • アンボン終戦秘話 - 軍事評論家=佐藤守のブログ日記

    昨日はインドネシア関係の勉強会に出席した。出席者の殆どが、大戦経験者の80歳代である。御元気なことは嬉しい限りだが、貴重な経験とアジア各地に築かれた〈資産〉が、このまま消えてしまうのかと思うと残念である。同席した高山帝京大教授が「貴重な体験をされた皆さん方が、もっと若者達に体験談を語り継がなければいけないのだが、日のご老人はしゃべらない。是非とももっと青少年に語りかけて欲しい」と言ったが、同感である。そのせいか、今日は質疑応答が終わったとき、元海軍大尉の坂部康正氏が、終戦時の思い出をしゃべった。現在のインドネシアの政治・経済情勢、石油開発、治安など、重要な内容の話は省略し、坂部氏の終戦秘話を書いておきたい。概要はこうである。 戦況が不利であることは知っていたが、8月15日の陛下の放送は意外だった。誰もが虚脱状態だったが、在アンボンの海軍25根拠地隊司令官・一瀬中将より、陸軍の第5師団長の

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    REV 2006/04/09
  • 『軍事評論家=佐藤守のブログ日記 - 中国漫遊記16「蘇州会議その5」』

    大相撲は、大の里の初優勝で終わった。日古来の「神技」である大相撲が、来あすべき姿に戻りつつあるのを感じたのは私だけではななかったろう。見ているものに感動と力強さを与える大の里の姿に、大方の日人は唸ったのではないか? 今までは土俵に「神が宿っていること」を忘れていたのである。大の里関、おめでとう! 今朝の新聞記事でもう一つ感動したことがある。 戦時中、我が国を爆撃しに来た「米軍のB29が撃墜され、副操縦士であった米軍中尉が落下傘降下したものの捉えられ、渋谷の捕虜収容所に週案中、皮肉なことに米軍の空襲で焼死したが、父の顔を知らない娘(ドナさん)が来訪して、父と再会?したというのである。 慰霊式で父親らの写真を見つめるドナさん(左)と井出さん(右)=富士宮市で© 東京新聞 提供 記事には【太平洋戦争中の1945(昭和20)年1月、静岡県内上空で、米軍の爆撃機B29「ウェアウルフ」号が日

    『軍事評論家=佐藤守のブログ日記 - 中国漫遊記16「蘇州会議その5」』
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    REV 2006/02/17