一押しのライトノベルのレビューを大募集! あなたの知っている隠れた名作を教えてください。投稿してくださる方は、 『一押しのラノベ募集係』 よりお願いします。
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ライトノベルの先駆者ジョージ・マクドナルド ライトノベルの基礎を一番最初に築いた作家は、19世紀のスコットランドの幻想作家ジョージ・マクドナルド(1824年12月10日~1905年9月18日)だと考えられます。 彼は児童向けファンタジーのパイオニアであり、次のように述べているからです。 「私は子供のためではなく、子供の心を持った人……5歳だろうと、15歳だろうと、75歳だろうと実年齢は関係ない……のために書くのだ」 この言葉から19世紀においても、子供向けのファンタジーを楽しんでいた『大きなお友達』がいたことがうかがえます。この精神は、現代のライトノベル作家そのままです。 マクドナルドは日本ではまったく知られていませんが、人間探求の手法としてファンタジーを活用し、『ナルニア国物語』(1950年刊行)のC・S・ルイスや『指輪物語』(1954年刊行)のJ・R・R・トールキンに大きな影響を与えま
1990年 ライトノベル元年 影響を与えた周辺事情 ・パソコン通信ニフティサーブの「SFファンタジー・フォーラム」内に新しいタイプの小説を語るための「ライトノベル・ミーハークラブ」という会議室が作られる。『ライトノベル』という呼称の発生。しかし、この名称はすぐには広まらず、2003年に刊行された大塚英志の書籍『キャラクター小説の作り方』においても、「スニーカー文庫のような小説」という呼ばれ方をしていた。 『ライトノベル』という呼び名の世間的な定着は、2004年以後、ライトノベル関連書籍が多数発売されるようになってから。 代表作品 ・神坂一の『スレイヤーズ』が富士見ファンタジア文庫から刊行される。 第1回ファンタジア長編小説大賞〈準入選〉受賞作。その後、20年以上にも渡ってシリーズが作られ、三度もテレビアニメ化された歴史的大ヒット作品となる。 ドラゴンクエストやロードス島戦記のようなファンタ
1980年 レーベルの創刊 ・出版社・文化出版局が『ポケットメイツ』というレーベルを創刊(~1982年)。 レーベルの特徴はアニメのノベライズだった。おそらく、ガンダムのノベライズのヒットを受けての路線だったと思われる。 代表作品 ・ハヤカワ文庫JAより高千穂遙作のSF冒険活劇、ダーティペアシリーズ第一弾『ダーティペアの大冒険』』が刊行される。 犯罪トラブルコンサルタントという職業に就く、戦う美女コンビが主役という、エンターティメントに特化した作品。ヒロインの年齢は19歳と、現代(2012年現在)のラノベと比べると年齢が高めで、萌えというより、色気を備えたヒロイン像だった。 同作品は、同じく安彦良和が挿絵を担当している『クラッシャージョウ』と世界観を共有していた。 妹萌えの誕生 ・あだち充の漫画、『みゆき』が少年漫画雑誌『少年ビッグコミック』にて連載開始される。 主人公と、彼が憧れを抱く同
1970年 レーベルの創刊 ・8月に早川書房がハヤカワSF文庫を(現ハヤカワ文庫SF)創刊。 主に海外のSF小説を訳して出版していた。 以降、「ハヤカワ文庫XX」という名称(例外あり)で、いくつかのサブレーベルを創刊していく。統一名称としてハヤカワ文庫と呼ばれる。 ハヤカワ文庫は、SFや推理小説がメインのレーベルだが、エッセイや漫画、女性向けロマンスなども取り扱う。 ライトノベルに分類される作品も一部刊行していくことになる。 1971年 代表作品 ・平井和正の『超革命的中学生集団』がサンヤング(朝日ソノラマ)より刊行される。 表紙イラストは、人気漫画家の永井豪が担当した。6人の男子中学生が宇宙人に誘拐されて超能力を授けられ、その力を世界平和のために使うことを命じられる。6人は内輪もめをしながらも地球を救うべく奮闘するドタバタ喜劇。永井豪はこの時期、PTAから問題視された人気漫画『ハレンチ学
帽子さんが答える ラノベ新人賞下読みへのQ&A おはようございます。(2011年1月) 先日仕事が一区切りし、久しぶりにこのサイトを覗いて質問に答えてみたら意外に楽しかったので、 ここにスレッドをたてさせて頂きました。 私はラノベのレーベルの複数で下読みをしています。(割と長年) 下読みをしている人間の一人に何か聞いてみたい事などありますでしょうか。 カテエラって本当に存在するの? 下読みの人って本当に全部読んでるの? 等々、基本的なことからお気軽になんでもござれです。 *但し創作活動はしていませんので完全な読み手側からの意見になります。 *本人が特定出来るような情報には答えることはできません。 それではよろしくおねがいします~。 ツェーブラさんからの質問 おはようございます。 それでは一つお願いできますでしょうか。 昔からネット上には 「一次選考は運だ! 俺の作品は悪くない!」 と言い張
目次 世界観作りとはルール作り 世界観とは何か? 夢と問題と変わらない部分 架空技術による社会の変質を考える 描きたい展開だけに目がいくと底の浅い世界になる 聖剣、魔剣の由来くらいは調べよう 設定は必要に応じて小出しにしていく 世界観に合わない描写はダメ 資料も読まずに小説を書いてはダメ 読者の夢を壊す現実性に注意! リアリティはなぜ必要? 数字で隠れキャラを暗示する 私は多くの投稿小説を批評してきて痛烈に感じたことがあります。 それは……たいていの人が世界観を、ないがしろにしているということです! こんな話が書きたい! という気持ちだけが先行して、舞台設定をまるで練っていません。 本当にその世界が存在していると、どうなるのか? その世界に住んでいる人間はどんな考え方を持つのか? 文化は? 産業は? 生活水準は? 暮らしは? どんな家に住んでいる? 服装は? こういったバックグラウンドをま
脂さんからの質問 2007年 ライトノベルにおけるギャルゲーの影響 さて、すっかり創作相談とかけ離れた質問ばっかりになっていることに、 少々不安を感じつつ書き込んでしまう脂です。 現状ライトノベルにおけるメディアミックスについて思考をめぐらしているところで、 やはり角川の戦略・マーケティングが重要になるなあ、 とか思っていたら涼宮ハルヒ実写ドラマ化なんて嘘ニュースに出会って、 ついニヤニヤしてしまったりしています。ってそんなことはどうでもいいのですが。 このメディアミックスのところで一つ引っかかることがありました。 それはゲームという商品ジャンルです。 これについて少し調べてみると、ギャルゲというのが重要な位置を占めているな、と思いました。 メディアミックスをラノベ視点で考えると、ギャルゲ→アニメというのが主な流れであり、 ラノベとギャルゲは隣り合っていないのかな、というイメージがありまし
わちちさんからの質問 努力を恐れて作家になれるのか 僕は最近私立高校を中退しました。(高一です) 家を火事によって失い、経済的に無理になったのがその理由です。 あ、火事というのも僕の兄による放火です。 本来ならば兄は成人しており刑務所行きなのですが、 精神を患っており病院への強制入院ということで許されました。 兄自身、引きこもりの自分をどうにかしようと何年も色んなところを駆け巡っていたようです。 外に出る努力もしてました。 で、何年も努力した結果がこれです。 家を放火し、病院に強制入院です。 以前その病院にお見舞いとして行ったのですが、手足をベッドに縛り付けられていました。 それで、何が問題なのかというと努力ができなくなりました。 僕は表題にもあるように作家になりたいですし、高校を辞めたのに大学に行きたいとも思っています。 しかしいくら努力しても実らない場合があると分かると、 自分もそうな
▼ あ行 【異世界ファンタジー】 舞台を現実世界とは異なる「剣と魔法の異世界」にしたモノ。 エルフ・ドワーフ・ゴブリン・ドラゴンなど、ヨーロッパの神話や伝承の中に存在していた幻想の種族や、魔法などが登場する。中世ヨーロッパを舞台にしたものだけでなく、古代中国の神話や伝承を元にした中華ファンタジーも存在する。 例: 「ロードス島戦記」「スレイヤーズ」」 【異世界召喚モノ(異世界迷い込みファンタジー)】 主人公が現代社会から異世界へと召喚されたり、迷い込んでしまうタイプのファンタジー。 リアルにこんなことが起きたら、十中八九、言葉も文化も生態系も違う異境で野垂れ死んでしまうだろうが…… 主人公はそこで勇者として歓迎されたり、時には王様になったり、特殊な能力に目覚めたりと、生存を可能にし、活躍するための様々な幸運に恵まれるのが一般的。 また、本来、現地人とコミュニケーションを取るための最大の障害
「ただの人間には興味ありません。この中に宇宙人、未来人、 超能力者がいたら、あたしのところに来なさい。以上」。 入学早々、ぶっ飛んだ挨拶をかましてくれた涼宮ハルヒ。 そんなSF小説じゃあるまいし…点と誰でも思うよな。俺も思ったよ。 だけどハルヒは心の底から真剣だったんだ。 それに気づいたときには俺の日常は、 もうすでに超常になっていた。 第8回スニーカー大賞大賞受賞作。 ライトノベルの醍醐味とはなにか? それは通常できない体験をフィクションを通して疑似体験し、カタルシス(快感)を得ることである! と、思っております。 しかし、創作物が氾濫する現代において、 もはやありとあらゆる物語のパターン、設定は網羅され尽くしています。 魔法が出てこようが、宇宙人が出てこようが、巨大ロボットが出てこようが、 美少女が大挙して押し寄せてこようが、もはや、なんら驚くにはあたらず刺激足り得ません。 刺激に慣れ
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