「あなたの個人情報が出回っているので、安全のため削除しないか」という消費生活センターを名乗る偽の電話をきっかけに、金をだまし取られる被害が起きていることから、東京都の消費生活センターが注意を呼びかけています。 消費生活センターを名乗る偽の電話によるトラブルの相談は、都内を中心に急増し、東京都の消費生活センターには、今月8日までの3か月ほどの間に100件余り寄せられているということです。 代表的な手口は、消費生活センターを名乗る人物が電話で、「あなたの個人情報が複数の会社に流れているので、安全のため、削除しないか」と持ちかけてきます。 その後、ボランティア団体などを名乗る人物が削除を手伝うなどという電話を次々とかけてきたあと、最終的に「あなたがした行為は法律に違反するため、解決のための金が必要だ」などと脅され、金をだまし取られるというものです。 こうした手口によって、東京都内の70代の