企業の間でインターネットを活用した「バーチャル株主総会」の導入が増えていることから、経済産業省は、IDとパスワードを使って本人確認をするなど、実施にあたっての注意点などをまとめたガイドラインを作成しました。 会社法では、物理的な会場を設ければ取締役や株主がインターネットを通じて株主総会に出席することが認められていて、新型コロナウイルスの感染防止対策の観点から導入する企業が増えています。 このため、経済産業省は「バーチャル株主総会」を実施するにあたっての注意点などをまとめたガイドラインを作成しました。 それによりますとなりすましを防ぐためIDとパスワードを使って本人確認をするほか、一定以上の議決権がある株主などより慎重な確認が必要な場合は、パソコンの画面に顔を映し出すといった方法も考えられるとしています。 また、通信障害が起きることも想定されるため、議決権行使の締め切り時間に一定の余裕をもた