安倍首相は2日、参院予算委員会の基本的質疑で、憲法改正について「在任中に成し遂げたい」と述べ、任期中の実現に強い意欲を示した。 首相は年明け以降、憲法改正について「参院選でしっかり訴え、国民的な議論を深めていきたい」などと積極的に言及してきたが、参院選がさらに近づく中、改正時期にも踏み込んだ形だ。首相の自民党総裁としての任期は2018年9月まで。 民主党の大塚耕平氏らの質問に答えた。答弁で首相は、「自民党は立党当初から党是として憲法改正を掲げている。先の衆院選でも訴えているから、それを目指していきたい」と強調。憲法改正の発議には、衆参両院で3分の2の賛成が必要だとした上で、「わが党だけで3分の2を獲得することはほぼ不可能に近い。与党、さらには他の党の方々の協力も頂かなければ、(改正は)難しいのではないかと思っている」との認識を示した。
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