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書斎の自画像/ジョルジョ・アガンベン|棚橋弘季 Hiroki Tanahashi
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書斎の自画像/ジョルジョ・アガンベン|棚橋弘季 Hiroki Tanahashi
アガンベンが書くものが好きだ。 なんというか意味が溶解するところ、理性的な人間を超えたところにある... アガンベンが書くものが好きだ。 なんというか意味が溶解するところ、理性的な人間を超えたところにあるものを見つめる視点に惹かれる。 この本も含めて4冊目になるが、どの本にも心を動かされてきた。 いままで読んだ4冊のうち『スタンツェ』(書評)と『ニンファ』(書評)の2冊は主に芸術に関しての思考を集めたものだ。『事物のしるし』はなんと要約すればいいか、むずかしいが、言うなれば思考の方法論について考察されている。 そして、この『書斎の自画像』は、シンプルに言ってしまえば、アガンベンの自叙伝となる。 出会いの連鎖この自叙伝は、アガンベンとさまざまな哲学者、美学者、詩人、作家、古典学者、画家、映像作家、批評家、編集者、音楽家などとの出会いが、彼の人生のいろんな時期にいろんな場所にあった書斎に飾られた写真を辿りながら語られる。 たとえば、1966年、彼がまだ24歳の若き頃にハイデガーと過ごしたプロヴァン