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風俗からの卒業を支援 「40歳の壁」前に次の道へ:朝日新聞デジタル
都内に住む女性(27)は限界を感じていた。ホテルなどで客と会う派遣型(無店舗型)風俗「デリヘル」... 都内に住む女性(27)は限界を感じていた。ホテルなどで客と会う派遣型(無店舗型)風俗「デリヘル」で働き始め4年。3歳下の弟が大学に通う学費や実家の援助のために始めたという。週4日ほど出勤し、月収は30万円ほどになるが、発熱や嘔吐(おうと)という体調不良に頻繁に襲われていた。 昨年秋、風俗店で働く女性の「セカンドキャリア」を支援する団体があることをネットで知った。一般社団法人「Grow As People」(GAP、東京都荒川区)だ。風俗以外に職業経験が乏しい女性たちに、スキル(技術)を身につける場を提供していた。 GAPの特徴は、風俗の仕事を続けながら、やめる準備ができることだ。風俗の仕事がない日を使い、GAPや非営利団体(NPO)で、インターンシップをしてスキルを習得していく。例えばホームレス支援や教育支援という実践的活動をしているNPOならば、事業計画づくりなどを学べる。 女性は、週1
2016/05/16 リンク