2024年12月3日、都内で「今年の新語2024」の先行発表会が行われた。 「今年の新語」は今年でついに10年目。大きな節目となる2024年に選ばれたのは、以下の言葉たちだ。 大賞 言語化 2位 横転 3位 インプレ 4位 しごでき 5位 スキマバイト 6位 メロい 7位 公益通報 8位 PFAS 9位 インティマシーコーディネーター 10位 顔ない 選考発表会には『三省堂現代新国語辞典』編集主幹の小野正弘さん、『三省堂国語辞典』編集委員の飯間浩明さん、『大辞林』編集部編集長であり、『新明解国語辞典』の出版部長でもある山本康一さん、そしてゲストとして校正者の牟田都子(むたさとこ)さんが登壇した。進行役はエッセイストの古賀及子さん。 先行発表会では、今年も辞書のプロたちによる白熱した選評が飛び交った。その様子をレポートする。 10回?10周年? 「今年の新語」は、一般人から「その年によく聞い
