フランス南部ピレネー山脈に近い小村ビュガラッシュに、世界各地の終末思想信奉者が「2012年の世界の終わりを逃れる聖地」として流入し、住民が困惑しているそうだ。 人口200人ほどの小さな村は、いまや終末思想信奉者らで溢れかえり、村長もお手上げ状態だという。 終末思想信奉者は、古代マヤ文明で用いられたマヤ暦が終わるとされる12年12月21日に惑星の衝突によって地球が滅亡し、同村のビュガラッシュ山だけが終末を逃れられると信じている。この山は「未確認飛行物体(UFO)の基地がある」などとも言われ、10年ほど前から多くのUFO研究者らが集まっていた。 この画像を大きなサイズで見る 同村のジルベール・クロ助役は西日本新聞の取材に対し、村に最近流入してきた終末思想の信奉者は村外れに住宅を構え、住民とは接触せず、セミナーや祈りの会を開いていると説明。流入者の数は欧州を中心に現在数百人とみられるが、2012