津市の渡辺晃一市議(69)が、匿名ブログで事実無根の批判をされたとして、ブログを運営する男性の氏名や住所の一部や「(インターネット掲示板の)2ちゃんねるに出たら大変なことになる」との文言を、男性のブログのコメント欄に書き込んでいたことが28日、分かった。 渡辺市議は書き込みを認め「以前から男性を知っていた。事実無根のことを書かれ腹が立った。警告のためだったが書き方がまずかった」と釈明。男性は取材に「脅迫的な行為で、三重県警に相談した」と話している。 男性によると、2月中旬、市議会に1人会派をつくった一部議員らを「不良議員」とやゆする記事をブログに掲載。3月に同じく1人会派をつくる渡辺市議から「会いたい」とコメントがあった。拒否すると、一部を伏せた男性の住所や氏名、年齢とともに「謝罪していただけますか」とするコメントが書き込まれたとしている。