EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。
なぜ新しい発想を生み出す「リフレーミング」が簡単には起こらないのか 既存の思考の枠組みを意図的に変化させることで新しい発想を生み出す「リフレーミング」の重要性とその具体的な方法については、これまでも紹介してきました。新しい発想につながる新しい視点を獲得するための方法として、これまで紹介してきたのは以下のようなものです。 視点を変えるための仕掛けをワークショップの中に埋め込む(「最悪のアイデア」、「アンチプロブレム」などの手法を使って 第10回記事参照) 他人との対話を通じてリフレーミングをする(「ワールドカフェ」などの方法を使って 第15回記事参照) 1つのワークショップの中でも、考える単位を個人、少数チーム、大人数と変化させる(第14回記事参照) いずれの方法も期待していることは同じです。 “期待していること”とは、「思考する状況をどのように変化させれば普段慣れ親しんだ見方とは異なる形で
一度も市場との接点を持たないまま、消えていく多くのアイデア イノベーションの創出のためには、従来思いつかなかったようなアイデアを見つけなくてはなりません。でも、そうした革新的なアイデアは、ただブレインストーミングやワークショップを行うだけではなかなか生まれてくることありません。「アイデア創出の場」そのものに工夫が必要だということは、これまでの記事でも紹介してきました。 けれど、イノベーション創出で難しいのは、何も画期的なアイデアを生み出すところだけではありません。それ以上に、むしろ多くの企業の現場で苦労しているのは、「生まれてきたアイデアを“具体的な商品やサービスへと展開させる”」ところではないでしょうか。 多くのアイデアが生まれても、受け入れてくれる市場があるのか確かめないまま放置されることもよくあります。生まれたアイデアのほとんどが「日の目を見ることもなく忘れ去られてしまうこと」が、あ
不確実な未来に向かうには、計画的思考を捨てなくてはならない 創造性が強く求められる時代となり、新しいアイデアを発想するためにブレインストーミングをする機会が増えた企業は多いのではないかと思います。より創造的な環境でブレインストーミングができるよう、普段働いている空間とは異なる“ブレインストーミング用”の部屋を別途設ける企業もあります。 けれど、ブレインストーミングをすれば自分たちが期待するような画期的なアイデアに辿り着けるかというと、どうやらそうでもないようです。普通の人が集まっていくらブレインストーミングをしたところで新しいアイデアなんて生まれないと、“ネガティブな印象”を持っている人もいます。なかには、ブレインストーミングの成功体験をしたことがなく、「ブレインストーミングをしよう」と言われただけで、気持ちが“どんより”するという人もいたりします。 新しいアイデアを生み出すのは、なかなか
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く