日本テレビ系の『世界の果てまでイッテQ!』がすごい。 番組開始10周年となった先の2月の視聴率は、5日が22.5%(関東平均/以下同)、12日が22.2%、19日が20.8%、26日が19.9%と超高値安定。月の平均視聴率21.7%は番組歴代最高という。10年目を迎えて金属疲労どころか、ますます快調である。 思えば、昨年10月に民放他局が軒並み日曜日のゴールデン帯に新番組をぶつけた、いわゆる“日曜ゴールデン戦争”。迎え撃つ王者日テレもうかうかしていられないと思ったものだが――蓋を開けてみれば、『ザ!鉄腕!DASH!!』も『イッテQ!』も、むしろ以前より視聴率を上げている。 要は、ネットニュースなどで日曜ゴールデン戦争を知った新規の視聴者たちが一通りザッピングをした結果、日テレを選んだんですね。それは、裏番組たちが今年に入って一段と視聴率を下げたことからも推察できる。フジの『フルタチさん』は