あらすじ 予測不能な不可思議物語、ゆるやかに加速中! わたしたち人類がゆるやかな衰退を迎えて、はや数世紀。すでに地球は“妖精さん”のものだったりします。そんな妖精さんと人間との間を取り持つのが、国際公務員の"調停官"であるわたしのお仕事。……なんですが。高い知能を持つ妖精さんのまわりは不思議なことだらけ。理解不能なおかしな道具を創って、わたしの身体を小さくしたり。現場復帰する祖父の助手さんのお迎えに、何度も何度も行かせたり。……そんなこと、報告書には書けません! えっ? わたしが一因? ではないですよ!? お疲れの脳に刺激と安らぎを与える1冊。 レビュー 圧倒的なほのぼのワールド。 本当にこの本は凄い。というかロミオ凄い。 本の中に世界がまるまる一つ詰まっている。 今回は主人公が妖精化。 不可思議な妖精さん思考を見事なまでにトレース。 普段妖精さんがどんな感じでいい加減に暮らしているかがよ