客からの暴言や暴行、不当要求などで働く人の就業環境を害するカスタマーハラスメント(カスハラ)。クレームに対するお詫びとして多量の菓子を渡す慣習を断ち切り、業界全体のルールづくりに取り組むのが菓子業界だ。 菓子業界の消費者対応を行う「日本菓子BB協会」は2017年、菓子の現物がなければかわりの商品を送らないという共通ルールを決めた。カルビーでお客様相談室長を務めた経験もある、日本菓子BB協会のアドバイザー・天野泰守さんに悪質クレームの実態や取り組みを聞いた。(ライター・国分瑠衣子) ●「顧客創造」のため、多量の菓子を送る慣習がエスカレート ――業界の共通ルールを決める前は、悪質クレームにどう対応していたのでしょうか。 クレームがあった商品のお詫びとして、たくさんの商品の詰め合わせを渡す慣行がありました。 工業製品と違い、お菓子は焼いたり揚げたりする過程でどうしても形にばらつきが出ます。お客さ
アメリカで暮らしていると年に2度、時計の針が進んだり、戻ったりする日があります。一般的に「サマータイム(夏時間)」として知られるデイライト・セービングの終わりが、今年も6日にやってきます。デイライト・セービングという名前からも分かるように、日照時間が長くなる夏に太陽の出ている時間帯をより有効に活用しましょうというもので、日本でも導入が検討されたことがあります。具体的にサマータイムが終了するとどうなるのかというと、6日の午前2時になった瞬間に時計の針が午前1時に戻ります。携帯電話など電波時計は何もしなくても自動的に変わりますが、普通の時計は自分で針を1時間戻さなければなりません。 サマータイム終了で、時間の変更が必要だと伝えるネット記事 サマータイムは3月の第2日曜日から始まり、11月の第1日曜日までと決まっています。つまり、今年なら3月13日に時計の針を1時間進めたものを、元に戻すというこ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く