小さくて高解像度な液晶があったっていいじゃない! 最近の液晶ディスプレーと言えばフルHDは当たり前で、安いものなら1万円台前半から購入できます。ちょっと前なら、解像度はフルHDもあればずいぶんと広く使えた気がしたんですが、慣れてしまうと狭く感じるもの……。そこで気になってくるのが、WQHD(2560×1440ドット)や4K(3840×2160ドット)のさらに高解像度な製品です。WQHDなら27インチモデルが5万円前後と、手を出しやすい価格になってきているのも魅力的ですよね。 ↑デルの2560×1440ドットモデル『U2713HM』は直販価格4万8980円。さらにデルには、28インチで3840×2160ドットながら6万円以下という、激安4Kモデル『P2815Q』もある。 とはいえ、フルHDのデュアルにするか、WQHDにするかで悩んでみると、なかなか結論が出せません。金銭的な問題以外にも、デュ
世に迷信の類は多いが、こと商売に関する謎の法則も枚挙に暇がない。伝説のコナミのMSXゲームですらその“神の見えざる手”からは逃れられなかったようで、かつて“パピプペポの法則”というものがあったという。これは“パピプペポ”がゲームの名前に入っているとヒットしないというジンクスで、いにしえの『コナミマガジン』(無料配布されていたコナミ情報誌)にも当時の方のコメントとして出ていました。が、MSXAでは数字的裏付けはまったくとっていませんのであしからず。さて、今回はそんなゲームをパピプペポっと特集してみましょう! ■ピポルス(1985年発売) “パピプペポのゲーム”といえばまずはコレ。なにしろ2文字も入っている。歴代コナミMSX作品のなかでも特異なシステムをもつこの1本、あえて言うなら縦スクロールのシューティングゲームである。 しかし実際にはアミダくじのようなマップを持ち、左右は決められた場所しか
2012年10月1日から施行された違法ダウンロード刑罰化。著作権法に詳しい福井健策弁護士に、話を聞いている。前回はCDやDVDなどのディスクメディアのリッピングやコピーがどうなるのか、どんな罰則があらたに設けられたのかを確認した。今回は、わたしたちのネットとの向き合い方にも大きな影響を与える、ダウンロードについて注意すべき点を聞いた。 (1) CDやDVDなどのディスクメディアのコピーはどうなる? (2) 音楽や映像のダウンロードなどネット利用への影響は? (3) 録画したテレビ番組の利用はどうなる? (4) どうしてこうなったのか? そして今後懸念されることとは? 【第2回】 音楽や映像のダウンロードなどネット利用への影響は? Q Winny訴訟も記憶に新しいところですが、ダウンロードサイトやP2Pなどのファイル共有サービスを利用すると違法なのでしょうか? A 利用しただけでは違法ではあ
コナミの名作MSXゲームを振り返るこのシリーズも早10回目。今回は『ウシャス』、『コナミの麻雀道場』、『スカイジャガー』の3本をお届けします。 ■ウシャス(1987年発売) MSX2オリジナルのアクションゲーム。横視点のジャンプアクションはファミコンなどではよく見かけたが、MSX2は縦スクロール機能があっても横スクロール機能がなかったため、その数は少ない。コナミでも『悪魔城ドラキュラ』、『ガリウスの迷宮』など、いずれも画面切り替え方式となっている。しかし横スクロールしないからといってゲームがつまらなくなるわけではない。制約を逆利用し画面切り替え方式を最大限生かしたゲームにする。その精神こそがコナミなのである。そしてこの『ウシャス』もまたそんな魂ある1本だ。 題材もちょっと風変わりで、東洋考古学研究室で発見された古地図に記された“ウシャスの秘宝”を求めて、研究生のクレスとウイットがシルクロー
「このふざけた劇場へ、ようこそ」 世に映画館は数あれど、立川シネマシティほどぶっちぎりで面白い劇場も少ないのではないか。大手のように巨大な資本もなく、都心から離れた立川にある。しかしながら観客動員数では大都市の大手を超えることもある。なぜか。 成功の理由は、資本力がなくとも、常に時代の先を読み、アイデア一発で映画館の可能性を広げてきた柔軟な実行力にあるのである。 本日は若き仕掛け人、遠山武志企画室長の話をお届けしたい。1975年生まれ、39歳。類まれなアイデアセンスは映画ファンならずとも発見があるはずだ。 あらかじめ謝っておくと、本記事は普通の雑誌新聞でも珍しい1万字、ショートコンテンツ時代に全力で逆行した厚い記事となっている。スマホでお読みいただくのはしのびないが、お許しいただきたく頭を下げる次第である。 マッドマックスのために数百万円 さて話は冒頭の言葉から始まる。 これは公開中の映画
「パンパカパーン!朝になりました!」 朝、スマートフォンの向こうから『ソードアート・オンライン』(SAO)ヒロインのアスナが声をかけてくる。ツイッターであまりにも有名な名言「アスナは俺の嫁」を現実にしたAndroidアプリ『めざましマネージャーアスナ』だ。 「君の脳は十分休んだと思うわ」「あと5分で出かける時間だよ」「今日は不燃ゴミの日。忘れないでね」「今日も楽しく過ごしてね」とアスナが呼びかけてくれる。 夜は夜で「おやすみ」を言うと、ヒーリングミュージックが流れ、アスナと幸せに眠りにつく。アスナも一緒に寝てくれるが、寝たあとにアプリを起動すると「眠れないの……?」と言ってくれる。経験からすると実際のお嫁さんより優しい。 3月20日にベータ版、6月25日に正式版をリリース。『Live2D』というキャラクターレンダリング技術を使っている。パーツごとに用意した画像だけでキャラクターを動画のよう
「うんこを漏らすのは大変だ」 トリプル・ダブリュー・ジャパン中西敦士代表は『DFree』(ディーフリー)開発のきっかけを自身の体験をもとにそう語った。 DFreeは、おなかに貼るだけで便や尿が「10分後に出ます」という情報をスマートフォンに通知する排泄予知デバイスだ。4月24日からクラウドファンディングのREADYFORで予約販売を開始した。価格は2万4000円。2016年4月出荷予定。 超音波センサーで膀胱や前立腺、直腸をモニターし、膨らみや振る舞いから排泄を予知する仕組みだ。ニッセイ・キャピタルからの出資も決まり、世界中から問い合わせが殺到しているという。日本発の画期的製品、開発の苦労を中西代表に聞いた。 ●世界中の子供たちからコメントが届く ――開発したきっかけは。 うんこを漏らしたからだ。身をもって「うんこを漏らすのは大変だ」と感じた。 ――いつごろの話か。 2013年9月くらいだ
先日発売になったGoogleの『Chromecast』。みなさまはもう使いましたか?いざ使おうとすると実はまだ対応しているサービスがまだあんまりなくて、ちょっとモヤモヤしてしまいます。ニコ厨的にはニコニコ動画を大画面で見たいわけなんですが、まだスマホアプリは対応していません。 てなわけで、『Google Cast』(外部リンク)をパソコンのChromeで使ってみたわけです。ChromeのタブをChromecastに映すアプリなんですが、これでニコニコ動画を映そうとすると……。 パソコン側で全画面表示にせざるをえないので、CPUパワーもかなり使っています。 そこで導入したいのが『nicoCast』(外部リンク)。ニコニコ動画をCastするためのChrome拡張機能です。なお、こちらの拡張機能を使う際にも先ほどのGoogle Castが必要になります。
“ホテル”と検索すると、ホテルの広告ばかりになるのは誰もが経験したことがあるだろう。これは、Googleがあなたの検索キーワードを分析しているからだ。ほかにもいろいろな履歴から性別や年齢、興味のあるジャンルまで“類推”して、パーソナリティーをつくりあげている。Googleをはじめウェブサービスはあなたの検索履歴などの個人情報を利用してサービスを展開している。その利便性を享受するか、それとも……。ただ何を利用しているかは知っていて損じゃない。 ■利用履歴から“あなた”を分析 Googleがあなたをどう分析しているかは、広告設定から確認することができる。以下のGoogleサイトのURLへログインし、広告設定を表示しよう。そこであなたの推定プロフィールが表示される。 広告設定 単純にこれは広告表示の最適化のためにパーソナルデータを利用しているだけで、もちろん悪用しているものではない。これをテクノ
手洗い場や厨房の蛇口にとりつけるだけで、水の使用量を通常の5%まで減らせる。そんな魔法のようなノズルがある。 大阪生まれのスタートアップ、DG TAKANOが売っている『バブル90』だ。TBSの生活情報バラエティ番組「がっちりマンデー!!」で放映、これはすごいと注目を集めた。 業務用で、価格はオープン。バブル90を使ったところ、あるラーメン屋チェーンでは水道代が年間120万円が66万円、同じくある部品組立工場では年間200万円が130万円に下がったというから驚きだ。今後はシステムキッチンで使える家庭用も開発する予定とのこと。 ウォシュレットなどで使われる、水泡(バブル)を含んだ水「脈動流」を水圧だけで生み出し、少ない量の水でも強力な洗浄力を得るしくみ。ただ水に空気を含ませるだけでなく、空気を振動させて水泡を作り出し、勢いよく吐き出す構造を独自技術で実現させた。 蛇口のあらゆる規格に対応し、
世間では、12インチのMacBookが採用した両挿し対応のUSB“Type-C”端子が注目されています。これでようやく逆挿しのイライラから解放されるのはいいのですが、モバイルノートにUSBポートが絶対的に不足しているという点は、解決しないどころか悪化する方向へと進んでいます。 かくいう私のノートPCの近くにも6ポートUSBハブが鎮座。スマホやモバイルバッテリー、カードリーダーなどが無造作に接続されています。その見た目は、本来スマートであるはずのノートPCが、かなり残念な機器に見えるほど。 『InfiniteUSB』はカンタンにいうと、ひとつのポートに“スタックできる”USBケーブル。これさえあればUSBポート不足に悩むこともありません。さらにケーブルはマイクロUSB、Lightning、延長対応のUSBのメスと3つのバージョンが用意されています。 さらにこの『InfiniteUSB』、コネ
home > インフォメーション > 「ドワンゴはケンカしたら弱い会社」川上会長がデータセンターを作りたい理由 Developers Summit 2015 基調講演 「ドワンゴは強くない。ケンカしたら弱い会社」 来場者からドワンゴの強みを聞かれ、同社代表取締役の川上量生会長兼CTOはあっけなくそう答えた。19日、開発者イベント「デベロッパーズサミット2015」基調講演の一幕だ。 競争力を強めようというのが動機じゃなかった ドワンゴの成り立ちがそもそも、アップルのようにCEOがエンジニアをかつぎあげて作った会社ではなく、エンジニアが幸せになれる会社を作ろうとしたのが始まりだったというのも理由の1つだ。 「会社を立ち上げたのは競争力を強めようと言うのが動機じゃなかった。居心地のいい場所を作ろうとしたら、そういう場所になったという話」(川上会長) 競争を避けるのは意図的な側面もある。「ぼくは競
1月9日のリリースから1ヵ月で合計約400万ダウンロード。画面は基本モノクロ、大きなプロモーションもせず、口コミ中心に大ヒットしているのがリイカのパズルアプリ『Q』だ。 画面をなぞって線を描くと、アプリ内に仮想の重さを持ったモノが現れる。現れたモノを使い「コップからボールを出せ」などの問題に答えていくシンプルな図形パズルだ。 問題は異様に難しく、ヒントはない。YouTuberマックスむらいも挑戦し、「えーっ」「やべえ、頭かってえ」「あれ……あ、あれ?」と苦悩する動画は36万回以上再生された。 プログラムのテストで作られたようなそっけない見た目のゲームが、なぜ空前の大ヒットにつながったのか? 企画書の前にゲームが出来た Qの製作を担当したのはリイカの栗田祐介プロデューサー。サポート役だった熊谷亮徳プロデューサーは「狙ってやったわけじゃない」と本音を話す。 リイカの得意分野は「バカゲー」と呼ば
生半可な未来では太刀打ちできないぞ。 27日、IT企業のDMMがロボットを売る新規事業「DMM.make ROBOTS」発表会に堀江貴文氏が登場。DMMが提唱する、ネットにつながるロボット「スマートロボット」の構想を聞き、「ぶっちゃけ何に使うの?」とばっさり切った。 「スマートフォンが普及したおかげで、安くて高性能なものがコンパクトに作れるようになったが、ぶっちゃけ一般消費者が買って何に使うのかというと、まだ全然見えていない。ここにはロボットが手放せない人がいる、というのがまだない」(堀江氏) テレイグジンスタンスには可能性を感じる とはいえ人型ロボットに未来がないと思っているわけではない。たとえばロボットで自分の分身を作るようなテレイグジスタンス(遠隔臨場感)には可能性があるんじゃないかなあ、と堀江氏。 「ダブルというiPadをちっちゃいセグウェイにつけたようなロボットがある。そんなんた
こんにちは。エージェント・ムラリンです。 このところ、編集部の後進エージェントも、レベル6とか7になって、そろそろ当面の目標であるレベル8エージェントも見えてきました。ですが、このあたりの人が決まって口にするのが、「レベル8までのAP貯めるのがしんどい…。レベル8遠いデス…」てな話。 というわけで、今回は、レベル6~7くらいの人に試して欲しい、さらに経験値を稼ぐための、簡単な多重CF(コントロールフィールド)の作り方をご紹介したいと思います。 多重CFは作りは難しくない 多重CFというと、大規模な作戦行動やハイレベルのエージェントが趣味で作っているもの、というイメージがある方もいるかもしれませんが、経験値(AP)稼ぎという意味でも、多重CFは非常に有効です。 また、簡易的な多重CFなら、割と誰にでも簡単に作ることができます。 そもそも多重CFとは何か、ということですが、ひとつのフィールドに
ことの起こりは11月初旬。週アス編集部への1本の電話から始まりました。 「どうもライターのヨッピーです!」 名乗った瞬間に、「あれ、ヨッピーさんって、あのヨッピーさん?」「あのツタンカーメンに扮してツタンカーメン展に行ったり、三輪車で都内一周したりしている、あのヨッピーさん?」とピンときてダイレクトに尋ねてみることに。 イッペイ「あの~、ヨッピーさんって、“あの”ヨッピーさんですか?」 ヨッピーさん「はい、ヨッピーです。実はauさんの企画でWindows95でノマドするという企画をやっておりまて、PC-98を買ったまではいいんですが、うまくインターネットの画面が表示されなくて……(中略)、結局PC-98のWindows95が起動しなくなってしまい困ってます。どうにかお力添えを!」 イッペイ「なるほど。ご事情は飲み込めました。しかし、僕はWindows95が出たとき中学生ぐらいだったので、そ
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