作曲家のすぎやまこういち氏が9月30日に敗血症性ショックのため亡くなっていたことが昨日7日、わかった。人気ゲーム「ドラゴンクエスト」シリーズの音楽をはじめ、「学生街の喫茶店」や「亜麻色の髪の乙女」「恋のフーガ」「花の首飾り」などのヒット曲も手掛け、ゲーム音楽や歌謡史に大きな功績を残した。 だが、すぎやま氏といえば、そうした輝かしい功績の一方で、歴史修正主義などの極右思想の持ち主としても活発に発言をおこなってきた人物でもある。すぎやま氏はのちに「LGBT に生産性がない」という差別論文で大きな批判を浴びる自民党の杉田水脈・衆院議員の同趣旨の性差別発言に「ありがたい」「正論ですよ」などと同調したり、「慰安婦は強制ではない」「南京虐殺はなかった」といった主張をおこなってきた(詳しくは過去記事参照→https://lite-ra.com/2021/07/post-5961.html)。 本サイトで