夜遅くまで多くの若者でにぎわう東京・渋谷では、繁華街に出歩く少女を犯罪から守ろうと、NPOなどが定期的に見守り活動を行っています。 橘さんは21日夜も、およそ2時間、繁華街に出て、家出をしている少女が荷物を預けるために立ち寄りやすいというコインロッカーの周辺や、座る場所がある生け垣などの周辺を注意深く見て回っていました。 21日夜の見回りでは、1人で歩いていた中学2年生の女の子が気にかかり声をかけてみたところ、女の子は小学生のころから家出の経験が何度かあると言い、「家にいるのが嫌だったり、1人が好きだったりするので、夜でも出かけてしまいます。母親は不在がちで私が家に帰らなくても気にしていないと思う。大阪の事件は怖いし悲しいですが、自分は危ない目に遭うことはないと思います」と話していました。 この女の子から話を聞いた橘さんは、自分たちのNPOの連絡先を渡し、「何か困ったことがあればいつでも連