このたび、フェムトグロースキャピタルという総額約16億円のベンチャーファンドを立ち上げることになりました。 私(磯崎)個人と、新生銀行100%子会社である新生企業投資株式会社が50:50でLLP(有限責任事業組合)を組成して、ファンドの業務執行を行うGP(General Partner)を務めます。 投資対象はネットやIT領域の「アーリーステージ」(設立間もないシードの、その次のステージ)で、1社に数千万円から最大3億円(平均は1.5億円程度の予定)を投資して、私(磯崎)が社外取締役等としてベンチャーをサポートさせていただきます。 年間2、3社に対して投資を行う予定です。 ファンドのLP出資者は、独立行政法人中小企業基盤整備機構、新生銀行、クレアシオン・キャピタル株式会社および株式会社インターリンクです。 ファンドの契約は4月8日付けで行われましたが、先週ようやく登記が完了いたしましたので
日本テレビで今、「シェアハウスの恋人」 というドラマをやっているのですが、前回ほんの一瞬出て来た夕日のシーン(下図:画面の一部拡大) がきれいで、なぜか夫婦ともに妙に心にひっかかり、ビデオを巻き戻して一時停止して、「これはどこだろうねえ?」と話しておりました。 このドラマは、横浜がロケ地に選ばれていまして、オープニングは大さん橋入り口の開港広場前の交差点ですし、先日は奥さんがわんこの散歩で行った横浜港シンボルタワーの公園で大泉洋氏他のロケを目撃。シェアハウスがあるのは三ツ沢という設定らしいので、おそらくこの光景も三ツ沢あたりなんではないかと推測していました。 映像に鉄塔が写っているのですが、そういえば私には「送電線の鉄塔の形を見ただけでどこの何という鉄塔かをズバリ言い当てる」というすごい知り合いがいるということをハタと思い出してFacebookで聞いてみました。 すると、期待にたがわず下記
半年だけ在籍していた永井です。現場からの印象を投稿します。 経営陣のキャラが生き馬の目を抜くような外資系企業体質に合わなかったのはその通りかもしれませんが、地震で自分だけ逃げるというのが「そもそもこの国に根をはってビジネスをする気なんかない」というのをよく象徴してるように思います。 わたしは経営能力うんぬんというより、入社時から創業メンバーの「本気さ」をぜんぜん感じませんでした。 毎月何千万も赤字垂れ流してたんですから、本気でどうにかしたいと思ってたらデートだから緊急時の携帯に出ないとか、更新されないツイッターとか、(ほかにも山ほど言いたいことがありますが)創業者でそれってありえないんじゃないでしょーか。 https://twitter.com/#!/marcbeardsley 日本人から距離置いて身内だけでオフィスの隅に陣取ってましたけど、現場がどうなってるのか気にならないのかしら?とず
(楽天ブックスのリンクは→こちら。) 本日(30日)よりアマゾンで発売開始し、明日より書店店頭にも並ぶようになります。 (すでに一部書店では店頭に並んでいます。) 今までも起業に関連する本はたくさんあったと思うのですが、起業してから上場(またはバイアウト)するまでに、投資家とどういった交渉をしながら、どのように資金を調達するかといった全体像を「お金」の面からイメージがわくように解説した本というのは、あまりなかったんではないかと思います。 この本で最も述べたかったことは、(個別のベンチャー企業の方の役に立つことはもちろんですが)、日本のベンチャーの「生態系」をもっと発達させる必要がある、ということです。 日本は戦後、銀行の融資(間接金融)で急速に復興を遂げましたので、社会の体質やモノの考え方が全体的に「銀行っぽく」なっちゃってます。 つまり、銀行の資金は基本的には「まず絶対に潰れない」対象に
1月に「犯罪・冤罪を発生させないための鉄道会社の人道的責任(なぜカメラに投資しないのか?)」というエントリを書いたのですが、みなさんやはり同じ疑問をお持ちのようで、西武鉄道で痴漢冤罪防止のために社内にカメラを設置せよという株主提案が行われるようです。 http://www.asahi.com/national/update/0413/TKY200704130364.html 防げ痴漢も冤罪も 車内に防犯カメラ 西武株主が提案へ 2007年04月13日22時26分 電車内の痴漢や痴漢に間違えられる冤罪の被害をなくそうと、西武鉄道を経営する「西武ホールディングス」(本社・埼玉県所沢市)の株主が、車内に防犯カメラを設置するなどの対策を6月の株主総会で提案する。 提案するのは、株主で会社員の山口三尊さん(40)。きっかけは、痴漢に間違えられた男性を描いた周防正行監督の映画「それでもボクはやってない
いよいよ本日3月15日で確定申告も終わり。(消費税は4月2日まで。) 去年も取り上げましたが、今年もブログやネット界隈では、e-Tax の評判は極めて悪い。 さらに私、このe-Taxについては、一つ「疑惑」があるんじゃないかと思っております。 「私たちe-Taxを使っています!」という国税庁の以下のサイト、 で、「事例を紹介しましょう」とありますが、上記の「フラワーショップを経営するAさん(28歳)」と「サラリーマンBさん(35歳)」って方々はホントに実在するんでしょうか? 忙しくて税務署へも行けない個人事業者が、開始届の書類を提出したり、区役所に電子証明書取りに行ったり、ICカードリーダー買ってドライバをインストールしたりしますかね?(郵送なら24時間いつでも通りがかりにポストに入れればOKなのに対して、あまりにも手間が大きい。) もし金融機関等が実在しない人を「事例です」と紹介して商売
「株式会社ゆびとま」(http://www.yubitoma.or.jp/)から、「株式会社ゆびとま代表取締役の変更および一部報道について」というメールが今朝届きました。 ゆびとま(この指とまれ!)は、ご案内のとおり学校が登録されている同窓会サイトで、日本の元祖SNS的なサービスですが、ここ数日、元暴力団の人物が経営に関わっていたとの報道が流れており、 一部の報道や風評により、「この指とまれ!」に関する個人情報の漏洩や悪用の恐れ、暴力団との関わりなどが取り沙汰され、ご不安に思われていることと存じますが、そのような事実は一切ございませんことお知らせいたします。 とのご注意。 あらためてアクセスを見てみると、 ということで、ここ2年ほどは、弊ブログとたいして変わらないアクセスしかなかった模様。300万人以上の登録者数があるとのことですが、私ごときの一ブログとアクセス数が変わらないようでは、もは
今朝方、ふとんの中で考えていた話。 「ベンチャー企業は投資を受けた方がいいのかどうか」 −−− 最近は、インターネット黎明期と違ってAdwordsなど小銭が稼げるツールが増えてきていることもあり、(SNSやブログ関連などをはじめ)それほど資金を必要とせずに順調に売上や規模を拡大していけるビジネスモデルというのが結構でてきました。 一方、株式公開を目指すことは、(好きではじめた本業だけじゃなく)、内部統制とか監査とかIRとか、非常に辛くややこしい作業を伴います。 毎月の支出が収入の範囲に収まっているという状況では私の出る幕はあまりないので、ホントは、公開を目指したりファイナンスをしていっていただいたほうがいいわけですが、「内部統制や規程整備がやりたくてベンチャーをはじめました!」てな人はいるわけないので、あまり強くオススメするのも、ねえ。 というか、「公開を考えたいんだけど」とベンチャーの経
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